2007年05月

2007年05月31日

介入のタイミング

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おしらせ
 セミナー情報!

 NLPの実践力を高めるワークショップを開催します。
 
   詳しい情報はこちら>>

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ある本にこんな話が載っていました。


 トムとジョンは友達どうしで、よく一緒に野球の試合を見に行った。

 ある日、トムがこう言った。
 「なんだっていつも野球の試合を見に行かなけりゃいけないんだ?
  もう野球場に行くのは飽きたよ」

 それを聞いてジョンはカッとなり、
 「好きにすればいい!
  お前以外にも一緒に野球を見に行ってくれるヤツはいるからな!」
 と怒鳴った。

 トムはジョンの剣幕に驚いてこう言った。
 「もちろん一緒に行ってくれるやつはいると思うよ。
  でも、試合を見ていると、ゆっくり話もできないって思ったんだ。
  最近、家でちょっとゴタゴタがあって君に相談したかったんだけど
  野球場だと周りに話が漏れるし、君の邪魔もしたくなかったしね」

 (トムはもう自分と一緒にいるのが嫌なんだ)
 それがジョンの考えたストーリーだった。

 でも、トムは話をする時間が欲しかっただけだった。
 それが分かった途端、ジョンの態度は和らいだ。


自分の思い込みで判断しないで、相手の話をしっかりと受け止めましょう、と。


やっぱり、これがコミュニケーションの第一歩なのかと思います。


NLPには問題に焦点化していくために、相手の話を掘り下げる質問のパターンがあります。
メタモデルというヤツです。
フリッツ・パールズとヴァージニア・サティアの言語パターンをモデル化したものと言われます。

これを覚えたばかりのとき、あるいはメタモデルの練習をしているとき、
陥りやすいことがあるようです。

相手の話に対して掘り下げる質問を繰り返す。
すると話はドンドンとあらぬ方向へ展開していってしまうことがあるんです。

相手が言っていることをしっかりと受け止める。

質問力が大事だとは言うけれど、それよりも受け止めることが先です。
ブリーフセラピーだろうが、まずは相手を受け止める。

じっくり相手を受け止める。
それから相手の問題がどういうことなのかを探る。
無理に質問をして相手の問題を探ろうとしなくても
相手に思う存分に話してもらえば、本当に重要なところが見えてくることもあります。

上手に聞けたら、それだけで関係は随分と良くなるかもしれません。


改めて、聴くことの大切さを思い知る今日この頃です。



追伸。

現在、勉強会を企画中です。
どなたでも気軽に参加していただけたらと思います。

6月30日ですので、興味のある方は予定を空けておいて下さい。

詳細は後日に。

2007年05月30日

引き出す質問

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セミナー中でも、懇親会の席でも、色々と質問を受けることがあります。

かなり多くの方が僕の受け答えに満足してくださって、僕としても嬉しい時間です。
嬉しいから、ついつい答えてしまいます。
ここまで伝えちゃってもいいのかなぁ、というぐらいに答えてしまうことも。


このときに不思議な感じを味わいます。

今まで一度も話したことのない回答をしている自分がいるんです。

なんとなく答え始めると、答えているうちに自然と話が繋がってきて
自分でも予想もしなかったようなことを話し始めていたりします。

僕の中に蓄えられている情報が引き出されているのでしょうね。

それぞれの情報がネットワークを形成していて
何かの情報に繋がった別の情報がまた引っ張り出されてくる。
だから話しているうちに色々なことが出てくるのだろうと思います。

特に話していて楽しいのは、
回答しているうちに情報が整理されてくる部分です。

頭の中に入っている情報が回答として引っ張り出されるときに
整理される感じがあるんです。
分かりやすく話そうと心がけるからでしょうか。


とにかく、質問に答えようとしたとき、無意識に蓄えられている情報が
自然と整理されて回答が作り上げられているような感じを味わうんです。

すると自分でも「あぁ、なるほど」なんて思うぐらいの時もあります。

「あっ、そういう説明もあるよね」
「そこからそんな話に展開していくんだ」
みたいに自分でも思いもよらない内容が出てくることが結構あるんです。

これが面白いんですね、とても。


質問を投げかけると答えは返ってくるものなのかもしれません。

自分一人では気づかなかったことに、他の人から気づかせて貰う。
それは、自分には疑問が浮かばなかったというためでもあるように思います。

自分には思いつかなかった質問を他の人からしてもらえる。
それだけで自分の中に新たな発見が生まれるようです。


心の中でもいいので、自分に対して質問を投げかける習慣をつけると
物事の理解が深まるように感じました。


2007年05月29日

ものの見方

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最近、何人かの人から言われました。

「原田さんってメチャメチャ見つめますよね」

って。


あまり意識していなかったんですが、どうも僕は何かを凝視する癖があるようです。
視線をそらさないとか、ずーっと見つめているとか。

でも僕の中では結構いろいろな場所を見ているつもりなんです。
決して1つのものを見続けている感じではありません。

もちろん、集中して一箇所を見ていたり、
考え事をしていたりして視線が動かないこともあります。

でも普段は様々なところを見ているつもりです。


で、振り返ってみて、分かったんです。

僕は視界の中心だけに意識が行ってないんですね、どうやら。
目を向けている方向だけじゃなく周辺視野を積極的に使っているみたいなんです。
目線は正面に向けながら、自分の意識として見ている部分は別の場所っていう具合に。

これは速読をやっていたからかもしれません。


と同時に、僕はコールドリーディングで、この習慣が磨かれたように思います。

電車に乗って、向かいの人の呼吸に自分の呼吸を合わせるトレーニングをするとき
相手の胸の辺りを直接的にじっと見ている訳にはいきません。
「何この人?」みたいになっちゃいますから。

だから視線の方向は窓の外を向けながら、視界の中に向かいの人の胸の動きを入れ、
その動きに注目していました。


またコールドリーディングでは相手の外見的特徴を元に様々な判断をします。
そのため普通に話をしながら観察をする癖が磨かれたようなんです。

そのときも当然、相手の目を見て話をしますから
視線を極端にずらさずに色々な場所を見るようになったんだと思います。


そんなわけで、僕はあまり目を動かさずに物事を見ているようなんです。
そうすることで観察をするモードに入れるような気もしています。

広い視野を持つ。
物事の捉え方という意味に限らず、実際に目で世界を見るときにも
視野を拡げられると色々なものが見えてくるのかもしれませんね。


2007年05月26日

ワークショップ開催のお知らせ

NLPプラクティショナーコースを修了された方へ
身につけたスキルを統合し、実用的に発展させる方法をお伝えします



頭と体で納得!

     いつの間にかNLPの実践力が身につく     

   【NLPアドバンスワークショップ】  



「NLPって何ですか?」
そのように誰かから聞かれたとき、あなたならどのように答えますか?


「Nは神経で…、Lは言語で…、Pは…」
というような説明をするかもしれません。

NLPを全く知らない人がその説明を聞いたとき、
いったいNLPをどの程度理解してくれるでしょうか?


もしくは、NLPをこのように説明する方もいるかもしれません。
「卓越した3人のセラピストのコミュニケーションのパターンを分析、
 体系化して誰にでも使えるようにした心理学」

なるほど、それも1つの説明です。
しかし、それはNLPの成り立ちを説明しているような気がしませんか?


何よりも、そのような説明は、あなたがNLPのコースを一通り学び、
体験し、身をもって感じたことと一致しているでしょうか?

そのような説明をしているとき、あなたの中に
幾分か不十分な、納得のいっていないような感覚が
どこかに感じられていなかったでしょうか?


実はNLPを説明するのは非常に難しいのです。
そこにNLPの本質があると私は思います。

NLPの本質とは何かという部分に目を向けたとき
NLPの可能性は大きく拡がります。
コースで習ったスキルに限らない、
あなただけの本当のスキルが手に入るのです。

そして、あなたが手に入れた、あなただけのNLPのスキルこそが
きわめて実践的で実用的なリソースになってくれるのです。



このことに気づけたとき、
「NLPの究極のスキルがモデリングだ」
と言われる理由が腑に落ちることでしょう。

ですが、今回のワークショップでは特別にモデリングは扱いません。


ワークショップでは、NLPを本質的に習得する方向と、
具体的かつ実践的に使いこなす方向の両面から、同時に取り組みます。


もしかすると、相反するような両面を同時に扱うことができるのか、
と疑問を持たれた方もいるかもしれません。

それが出来るのです。
むしろ、それこそがNLPを本当に身につける方法だと言えるのです。

それを体験を通じた感覚的理解と理論的学習の両方で納得することが
このワークショップの最大の目的だと考えています。


もう少し具体的に説明します。

このワークショップではNLPを具体的に使うことに主眼を置いています。

NLPのコースでは、様々なスキルを個別に学んでいきます。
「ここではアンカリングをやります。
 アンカリングは〜の場面で利用できます」
というように。


コースを一通り学んだ今、
あなたは逆の視点に立ち始めているかもしれません。

「こういう場面では、NLPのどのスキルを使えばいいのだろう?」

一連のスキルをどのように活用していくか、という位置です。


状況に応じてNLPのスキルを自由自在に使いこなせることを目指します。

もちろん、このセミナー1回だけで完全に使いこなせるようにはならないでしょう。
あなたもご存知のように地道なトレーニングも重要です。

しかし、それと同じくらいか、もしかするとそれ以上に、
トレーニングの方向性を知っておくことが重要だと思うのです。


それでは内容を少しだけお伝えしておきます。

・NLPをより深く学んでいくための方法論

・実際の人間関係でスキルを臨機応変に使いこなすために

・課題を最も効果的に取り扱うためのワークの組み立て

・NLP実践者として人と関わる上での在り方

・個人の人間的成長に向けた課題への取り組み


申し訳ありませんが、これ以上具体的なことはお伝えできません。
このワークショップは少人数限定で行っていきます。

そのことが何を意味するのかをご判断いただいた上で
何かを感じ取られた方は参加をお申し込みください。

カウンセラーやセラピスト、コーチ、
NLPを使って対人援助を考えている方にも
是非、ご参加いただきたいと思います。



これは言うまでもなく体験型のワークショップです。
ワークショップ中には個人的な課題を扱うケースが出てきます。
そのため守秘義務を負っていただくことをご承知ください。

そしてもう一点、参加条件を設定させていただきます。
団体は問いませんが、NLPプラクティショナー以上の方のみが対象となります。

以上に同意くださるようでしたら、
ご一緒にNLPの本質に向けてトレーニングを行いましょう。

価格は今回のみ初回限定特別価格として大幅割引きをさせていただきます。

開催要項は以下の通りです。




【日時】 6月17日(日) 9:30〜16:30

     (体験型ワークショップのため、終了時間は多少前後することがあります)

【場所】 東京都内

     お申し込みの方に後日、詳細をお知らせします。

【料金】
通常価格 30,000円 → 初回限定特別価格 15,000円

【お支払い】 お申し込み後に連絡いたします。


※好評のうちに終了いたしました。



最近、NLPを学ばれた方からよく耳にするのは
「自分でワークをやろうとしても、あまり上手くいかない」
「やっぱりガイドがいたほうがやりやすい」
というような声です。

あらためてワークに取り組んでみたいという方のご参加もお待ちしております。
強要は一切いたしませんので、お気軽にご参加ください。


                 米国NLP(TM)協会認定NLP(TM)トレーナー

                                 原田 幸治



追伸。
定員がありますので、お早めにお申し込みください。
お申し込みいただいたとしても
参加をご遠慮いただかなくてはならない場合もあります。
ご了承ください。



           お申し込みフォーム           


頭と体で納得!

     いつの間にかNLPの実践力が身につく     

   【NLPアドバンスワークショップ】  

*は必須項目ですので、必ずご記入ください。

お申し込みを頂いてからご連絡を差し上げるまでに
1日前後のお時間を要する場合がございます。ご了承ください。



※好評のうちに終了いたしました。

cozyharada at 23:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!NLP | セミナー情報

2007年05月24日

待つということ

人と関わる上で重要なスキルの1つ。

待つ。


コーチングでもカウンセリングでも会社の面談でも
相手が考えている間に「待つ」ということが重要だと思います。

頭のいい人、経験豊富な人、自分の考えをハッキリと持っている人、
そんな人こそ「待つ」スキルが役に立つと思います。


答えがなかなか返ってこないからと言って、
分かっていないわけではないかもしれません。

問いかけた側が予想もしないようなところまで
深く広く考えて答えを探しているのかもしれません。


待つには勇気が必要です。
きっと不安も沸いてくると思います。
会話がなくなったことが心配になるかもしれません。
気まずい雰囲気を感じるかもしれません。

でも、そのプレッシャーが大事でもあるんです。
問題に直面する必要もある場合には、あえてストレスをかけることも重要です。

同時にそれは優しさでもあると思うんです。
「今はあなたのための時間ですよ」
そんなメッセージが待つ姿勢に現れていると思うんです。


相手がどういう答えを出そうが、答えに辿り着かなかろうが、
それは相手の自由です。

自分の意思で自由にならないことは仕方のないことです。
相手がどういう選択をしても、それは相手の自由です。

相手の自由を尊重することは、相手を信じることだと思うんです。
相手は必ずベストな選択をすると信じる。
だから「待つ」ことができるんだと思います。

もしかすると、一時的に苦しい思いをするかもしれません。
でも、必ずそれは人生においてベストな選択だと考えたいんです。

「色々あったけど、全て必要なことだったなぁ」と相手が思えるように
まずは自分自身がそのように信じていたい。

相手がそう思えるまで、待っていられるかどうか。
それが人と関わる上での覚悟じゃないかと思います。

2007年05月23日

すり合わせ

人それぞれ、色々な癖がありますね。

手の動き、足の置き方、姿勢、首の動かし方、表情筋の使い方、・・・。
見ていると面白いものです。

そして、間違いなく、それらの癖は潜在意識的には重要な意味を持っています。


で、今日、僕は自分の癖について考える機会があったんです。
指摘されたわけですね。
まぁ、自分でも知っていた癖でしたが。
やっぱり他人からは目に付く特徴的な動きなんだな、と思いました。

それが何かと言うと、手をスリスリと擦り合わせる動きです。
ちょうど拝むような形で両手を合わせ、その手同士をスリスリやる、と。
時々、手のひらを合わせたまま指先を動かしたりもしています。

これをどんな時にやってるんだろうなぁ?と考えたんです。

すると。

どうやら、この手の動きはボンヤリと考えているような、
同時に意識的には何も考えないでボーっとしているような、
そんな状態が多いんです。

あとは、何かを話し始める前です。

どうも準備段階という印象が強いですね。「さてさて」みたいに。


じゃあ、準備段階あるいはボンヤリと考えているような状況というのは何でしょうか?

それが何となく、無意識的に考えをまとめ上げている時のように思えるんです。

「さてさて何を話しましょうかね」なんて意識では思いながら手をスリスリやって
適当に話し始めると自然と話が沸いてくるわけですから、
無意識が勝手に話の筋をまとめていてくれたんだろうか、
そんな風なことを思います。

もっと日常的な場面で言うと、なんとなくボンヤリと気になっていたことが
勝手に無意識で折り合いをつけようとしている状況なんだろう、と。


心理療法やNLPでは葛藤を統合するときに、両手のひらを合わせる動きを使います。
手を合わせるという動きが2つの異なったものを合わせるというメタファーなんでしょう。

そういう意味でいうと、両手をスリスリやる動きというのは
何かの事柄をまとめ上げ、統合しているというメッセージなのかもしれません。

文字通り「すり合わせ」が起こっているんでしょうね。


とすると、何かの考え事をしたり、悩むことがあったりした場合には、
両手のひらを合わせて、すり合わせる動きを入れながら考えてみると
無意識的な統合のプロセスを促進するようなメッセージとなって
良い考えが浮かびやすくなるかもしれません。

試してみる価値はあるんじゃないかと思います。


そして僕が面白いなぁと思ったのは日本語としての「すり合わせ」です。
日本語の言葉は意外なほど無意識的なニュアンスを表現していると感じます。

体の部位や動作を含む言葉は要チェックですね。

2007年05月22日

効果的な質問

日常のコミュニケーションにおいては状況によってきますが
ビジネスや面談の場面では質問の力が非常に重要になってきます。

相手の話している内容でポイントとなる部分に焦点化するためにも
質問力がモノを言うわけです。

通常、話をするときには全ての情報を事実として伝えるのは困難です。
情報は必ず省略され、話し手の主観が入って歪曲・一般化されます。

それを掘り下げて、話の本質を掴むための質問の方法を
NLPではメタモデルと呼んでいます。
メタモデルはフリッツ・パールズとヴァージニア・サティアの
セラピー中の言語パターンを分析して作られたモデルとして知られています。


で、コーチングやカウンセリングに限らず、営業や接客の場面などでも
相手をその気にさせることが求められるわけですが、
そんなときにもNLPで言うメタモデルが効果を発揮するんです。

何かの行動をできずにいる時に、特にパワフルな質問は
「何がそれを止めているのですか?」または「何が制限となっているのですか?」
というものです。

NLPやコーチングで考えれば、質問によって
まだ行動できていない理由を聞き出すことが重要だということです。


ところが、それがコールドリーディングになると事情が違うわけです。

この質問は先日のセミナーで、一流の本職の占い師の方と一緒にワークをして気づいたものです。
どんな質問か?

それはNLPのメタモデルとは逆、と説明できるかもしれません。
こんな感じです。

「それをしていないのは、ひょっとして〜〜が制限となっているせいじゃないですか?」

推測したことを聞いてしまうわけです。


コールドリーディング的に言えば、サトルクエスチョンということでしょうか。
具体的、限定的に質問をすることで情報を引き出すわけです。

もし推測が当たっていれば、
「いや、実はそうなんです!」
と分かってもらえた感じを味わうでしょう。

もし推測が間違っていたら
「いや、別にそれは制限ではないです」
「ああ!〜〜は制限じゃないんですね!?」
という、やりとりが成立するでしょう。


そして「制限になっていない」ということに気づけたとき
「そんなに制限はないんだよな。じゃあ、やってみるか・・・。」
という気持ちが沸いてくるんです。

ホントかなぁと思うかもしれませんが、
僕は実際にクライアント役としてそういった感覚を感じたんです。


質問の仕方は色々あるんだと思います。
何が、いつ、どこで、・・・という質問は万能で効果も非常に高いでしょう。
一方で、一見Yes/Noで答えられそうな限定的な質問が
相手に大きな気づきを与えるケースもあるんですね。

カマをかけてみる。
そんな質問の技術もとても効果的なんだと感じました。

2007年05月20日

タイプ分け

分類するとスッキリしますね。
本棚や書類も整理すると使いやすくなると思います。

最近のPCは使用者が整理せずに、検索して探させるのが流行になりつつあるようですが。
大きな本屋に行ったら本は探してもらったほうが楽ですもんね。


それと同じようなものかどうかは分かりませんが、
心理学などでは人を色々と分類してタイプ分けすることが多いようです。

一番メジャーなのは血液型で性格を分けるやつでしょうか?

コーチングでは、コントローラー・プロモーター・アナライザー・サポーターと
4種類に分類しますし、NLPでは視覚派・聴覚派・体感覚派と3種類に分類します。
エニアグラムは9タイプですね。

やっぱりタイプに分類するのは楽なんだろうと思います。
相手のタイプを元に傾向をつかんでおけば、対応の仕方を決めやすいんだろうと。

でも、当然ですが、それにはリスクもあります。
この人はA型だから・・・って当てはめていたら、実際には違う場合だってよくあるわけですから。

何より、分かったつもりになってしまうのが怖いと思うんです。
ステレオタイプに当てはめて、決めつけて判断する。

あの人は○○タイプで、自分は△△タイプだから絶対に合わない、とか。


もちろん、タイプに当てはめるからと言って
全員がそうじゃないのは誰もが分かっているでしょう。

人がそんな少ないタイプに分類されるわけがない、とか
色々なタイプ分けがあって、どれが本当だか分からない、とか、
人によって様々な見方もあると思います。

でも所詮、分類なんです。
目の前の人を見るほうが遥かに大事です。
目の前の人こそが最も見るべきポイントです。


その意味で、コールドリーディングが素晴らしいと思うんです。

コールドリーディングではWeタイプとMeタイプという2つのタイプに分類します。

たった2つに分けるなんて、というような声も耳にします。

でもそれは分かっていません。
2つに分けるんじゃないんです。

2つの両極を知っておくということです。

目の前の何かを「大きい」「小さい」と表現するとき、
たった2つに分けられない、と考えますか?

Weタイプ、Meタイプは厳密な分類ではありません。
形容詞の対義語のようなものだと思うんです。

AさんとBさんでは、どちらが背が高いですか?って言うのと同じように
AさんとBさんでは、どちらがWeタイプっぽいですか?っていうことです。

判断基準として両極を知っておくということだと思うんです。


そして、このタイプ分けの最も重要な点。
それは外見と結びついている、ということです。

コールドリーディングでは外見的特徴を元に、Weタイプ、Meタイプを判断します。
体に現れる左右の偏りの傾向を判断基準にするんです。

これが実に素晴らしい。
石井裕之先生による世紀の大発見だと思うんです。

客観的に目に見えることを基準にタイプを判断できる。
それによって思い込みを排除しやすいんだと思います。

そしてステレオタイプとしてWeタイプ、Meタイプを使うのではなく
判断基準の両極として参考にする。

この見方でさらに思い込みが排除できます。


そのうえ。

相手のタイプを判断しようとしたとき、外見的特徴を見ることになります。
これが素晴らしいんです。

外見的特徴は、目の前の相手にあるものです。

○○タイプだから、という考え方は目の前の相手とは関係ありません。
単なる情報を見ているだけです。

Weタイプ、Meタイプというのは、目の前の相手を見ようとすることにこそ
大いなる意義があると思うんです。


目の前の相手に意識を集中させること。
それさえできれば、タイプ分けなんて本当は必要ないのかもしれません。
目の前の相手は、世界に一人しかいない珍しいタイプなんですから。

2007年05月19日

苦しめる喜び

NLPのスキルに『リフレーミング』というのがあります。

ものの見方、つまり物事を捉える枠組みを変えるということです。
物事の見方を変える、なんていう風に説明されます。

僕は別の説明の仕方の方がしっくりきますが、
一般的には『見方を変える』という表現が多いように感じます。

特に、何かの物事の良くない一面を
見方を変えて、良いこととして解釈するような捉え方がされやすいようです。
ポジティブシンキング的に理解すると言えばよいでしょうか。


苦しいことがあったとき、その反対の意味を考える。
そんな説明。


例えば、仕事で誰かの悪意によって、お金を騙し取られたとします。
そんな時・・・、

 騙し取られるだけのお金があったんだから素晴らしいじゃないか。

 お金を失って、それ以上に勉強というものを手に入れたじゃないか。
 
 騙されてしまうぐらい、他人のことを信じられる誠実さがあるということじゃないか。

そんなリフレーミングの例を良く目にします。


一方で、こういうリフレーミングもあると思うんです。

 仕事でお金を騙し取られたのは凄く悔しい。許せない。腹立たしい。
 でも、自分はこの仕事が好きだ。
 騙し取られた悔しさを味わえたのも、この仕事をしていたからだ。
 この悔しさも仕事の醍醐味の1つだ。



きっと誰もが死ぬのは怖いと思います。
死ぬのが怖いのは、今、生きているからだと思います。

逆に言えば、生きているから、死の恐怖が感じられるわけです。
死の恐怖が感じられなかったら、生きている実感も感じられないのかもしれません。


 苦しいのは生きているからだ。
 だから苦しみもまた素晴らしい。

そう思えるかどうかは、生きていることをどれだけ喜べるかによるのかもしれない。
そんな風に思います。

仏教の十二縁起を思い出しました。


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ご協力のほど、よろしくお願いします。


2007年05月16日

実戦&実践ディベーター

フォレスト出版主催の太田龍樹氏のセミナーに行ってきました。
面白かったです。オススメです。

ご自分で話している内容を自ら最大限に実践している方でした。

フォレスト出版マニアかと思うほど、フォレスト出版で有名な著者の名前が出てきましたが、
どうやらフォレスト出版に限らず、大量の本を読んでおられる方のようです。
コールドリーディングの石井裕之先生のダイナマイト・モチベーションも持ち歩いていました。

ディベートの達人が教える説得する技術 ~なぜか主張が通る人の技術と習慣~


情熱的な語り口も(ディベートで言うと「パトス」だそうです)、
信頼感のある聴衆とのコミュニケーションも印象的ですが(エトス)、
論理(ロゴス)の部分で聞いた内容が大変面白かったです。

自分の中では別のモデルで説明しているものが
弁証法の説明モデルで語られていた印象です。

詳しくは言うわけにはいきませんが、
「ぶつかり合って成長する」ような内容とだけお伝えします。

相反するものの葛藤が統合されたときに視点が上がるわけです。
統合は心理療法全般のテーマでもあると思います。

相反するものを両方大切にする。
それは決してネガティブなものを無理やり肯定的に言い換える
ポジティブシンキングとは全く異なるものです。

ポジティブなものとネガティブなものが両方あって素晴らしい。
そうやって心から思える状態が望ましいと思うんです。

弁証法ってそんなイメージとして僕は捉えました。


人は一人では生きられないんでしょうね。
人は人と関わるからこそ成長できる。
ぶつかり合って、統合されて成長する。

それはディベートでも同じことのようでした。

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おしらせ
 ◆ セミナー情報 

近日公表

《コミュニケーション講座》
〜セルフイメージの整え方〜


【日時】 2017年6月25日(日)
     10:00〜16:30


【場所】 滝野川会館
    304集会室

    JR上中里駅より7分
    JR駒込駅より10分
    南北線西ヶ原駅より7分


概要はこちら>>
次回開催は8月の予定


 ◆ 過去の講座 

《新カウンセリング講座》
 〜まとめと実践〜


当時の内容はこちら>>


《勉強会》 

【テーマ】 変化の流れを考える

当時の内容はこちら>>
次回は未定



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  技術向上、
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  執筆・講演…

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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