2012年08月

2012年08月07日

8月の勉強会

8月の勉強会のお知らせ

今度の勉強会は、8月の月末、夜間開催です。
8月26日(日)の18:30から。

日曜日の夜ですが、ご都合が合えばお越し下さい。

形式としては『実践トレーニング』になります。


6月に『ゼミ形式』、『勉強会』、『実践トレーニング』と3部構成で行ってから
少し間が空いてしまいました。

毎月、全てがあるわけではないと思いますが、
スケジュールを工夫しながら、できるだけ開催していくつもりです。

8月は『実践トレーニング』として、コミュニケーションを細かくチェックします。

内容は原則的に自由です。
コミュニケーションに関することなら何でも範囲に入ります。

カウンセリング形式の”話を聞く”トレーニングでも、
人前で話すトレーニングでも、
営業や販売のトレーニングでも、
何でも構いません。

ポイントになるのは、客観的なフィードバックを利用して
自分の技術を吟味していく部分です。

アイデアは色々あります。
いくつか選択肢を用意しますので、やりたい練習をしましょう。

ビデオも持っていきますので、録画して、その場でフィードバックすることもできます。

他の方からのフィードバックが参考になるのはもちろんですが
自分で客観的に気づいたものは、とても大きな財産になります。

コミュニケーションは相互交流です。
自分が発している無自覚のメッセージが相手に影響を及ぼしています。

もし自分の気づいていない非言語のメッセージが相手に影響を与え
それがコミュニケーションを空回りさせる要因になっていたとしたら、
自分の思いつく工夫をしてみたところで無駄に終わる可能性も否定できません。

自分で自分に気づいておくのは、
 何が上手くいく方向に役立っていて
 何が上手くいかなくさせるリスクをもっているか
を把握するのに有効なわけです。

ということで今回の趣旨は、
 特定の技術の練習を何度も繰り返すところからは少し離れて
 自分の技術のクオリティを上げるために、チェックをしてみよう
といったことになります。

自分のビデオを見るのが好きではない人もいるのは知っているつもりです。
ですから、ビデオ以外の選択肢も用意しておきます。

面白い気づきがあると思います。

お待ちしています。



<ご参加に際しての注意事項>

※NLPの専門用語の説明などは省略するつもりですので、
 NLPなどに対する知識と経験のある方、もしくは
 過去に勉強会でトレーニングを積まれた方
のご参加をお薦めします。

 ☆気がかりがありましたら、お問い合わせください。

※内容が広範囲にわたりますので、資料での補足が難しい可能性があります。
 ご希望の内容がある場合には、お申込みの際に「ご意見など」の欄にご記入ください。




  定員を超える場合には先着順での受付とさせて頂きますのでご了承下さい。

  ※勉強会全般の趣旨に関しましては、こちら(勉強会070725)をご覧下さい。


詳細は以下のとおりです。




【勉強会の詳細】

≪実践トレーニング≫
【日時】 8月26日(日) 18:30〜21:30
         ★今回は夜間の開催となります。

【場所】  北とぴあ 808会議室
    (JR京浜東北線・王子駅 北口より徒歩2分)
    (東京メトロ南北線・王子駅5番出口直結)

【参加費】 ・・・5,000円
       当日、会場にてお支払いください。

【テーマ】 コミュニケーションを客観的にチェックする


 *多くの方にご興味を抱いて頂けるようになってきましたので、
  学びの密度を考えて、一定数で募集を打ち切らせていただくことがあります。
  ご了承ください。




僕は大学のときにゴルフ練習場でアルバイトをしていました。

そのゴルフ練習場はスクール形式になっていて、
時間帯ごとに生徒が入れ替わる仕組みだったんです。

すると、たまにクラスの無い時間帯や、全員が休みの時間帯があったりしました。
そういう誰もいない時間は、アルバイトの学生が練習をさせてもらえる。

それで、1つの打席にだけビデオが設置されていました。

当時は今と違って携帯やiPhoneで動画を録れたりはしませんでしたから
自分のビデオテープを持っていって、そこで録画をしていたわけです。


そしてビデオで自分のスイングをチェックすると
自分のイメージとは大きく違う部分が沢山見つかったものでした。

興味深いのは、イメージ通りにできているところと
できていないところの差が大きいということ。

イメージ通りにできている部分から、細かくチェックをして
精度を高めていこうとしてビデオを使っていたものですが、一方で
「え?ここ、こんな風になっていたの?」という部分も多かったんです。

そして、自分で把握できていなかったところほど
修正が大変なものでもありました。

変えたつもりが全然変わっていない。
癖が抜けなかったんです。

逆に、イメージ通りにできているところというのは
ビデオでチェックをしたときのズレも小さくて、
「おかしい」と思っているところが、そのままビデオでもズレとして見て取れる。

つまり、自分が意識できていたところは、
ほとんどビデオチェックの意味をなしていなかったんです。

あくまでこれは自分に見て取れた傾向ですから、
ビデオチェックで誤差を見つけるのが効果的な人もいるはずです。
僕の場合、自覚できているところは、客観的に見てもズレが少ない傾向がある、と。


当時は大学のゴルフサークルに所属していて、
そのサークルがゴルフ練習場とアルバイト契約をしている形だったんです。

ですから、新入生が入ってきたりするとバイトの作業内容を教えるのと同時に
ゴルフの技術についても教える機会が多々ありました。

そこでもやっぱり、自分が細かく指導できるところは
自分が自覚してできるところでした。

自分のスイングをビデオで見て、想像通りの動作になっている部分は
教えるときも楽に伝えることができていたということです。

教えるときに全く触れない部分のほうが、おそらく自分でできていなかった。
というよりも、着眼点として持っていなかったのでしょう。

だから自分のスイングを客観的に感じ取ってイメージすることもできず
ビデオで見ると愕然とするような事態になっていた。


当然、そういう部分はプロから教えてもらうときにもレッスンの対象になります。
パッと見で望ましくない動きをしていましたし、それが全体をバラバラにしてたので。

で、「ああしましょう、こうしましょう」と言われる。
ものすごく極端なことをしているつもりでも、あまり変わっていませんでしたし、
そもそも自覚できていない動作ですから、修正のしようもない状態だったんです。

まぁ、今にして振り返ってみれば、レッスンの仕方が上手くなかったとも感じますが。
自覚できていないところを指導するには、まず自覚できるようにするのが先決です。

その意味では、ビデオの動きと自分のイメージの動きが一致するように
自覚する練習が先になっていただろうと思います。


ちなみに、その望ましくない癖は、社会人になってすぐ
クラブの握り方を変えたことで大幅に改善されました。

それに伴う動きのバランスの悪さも合わせて変わりました。
小さな動きの問題が、全体に影響していたわけです。

その中核の動きを修正するのに、握り方を変えるのが一番効果的だったということです。

なぜ、たかが握り方がそんなに重要だったか?

それは握り方が一番最初に練習した部分だったからだろうと思います。
もっとも自然に、何も意識せずにフィーリングだけでやっていた部分。

癖が一番強く出ていて、そこのフィーリングの良し悪しだけを感じて
色々な作業をやっていたんです。

かなり手と指の感覚を頼りにゴルフをしていたということでしょう。

その感覚を頼りに作り上げてきた全体のバランス。
それを変えるには、思いっきり違和感のあることをしてしまえば良い、と。

握り方を変えるのは凄く気持ち悪くて、違和感だらけで
それによって全部がグチャグチャになりそうな感じがありました。

ただ、グチャグチャになって今までと違う動きをし始めたからこそ
”違和感”として「今まで自分が自覚していなかった部分」を感じられたんです。

自覚できればコントロールできるようになります。

コントロールしながら練習を続けていった結果
自覚できる動作が増えたようです。

それからビデオを録る機会は減っていますが
多分、愕然とするようなイメージとのギャップは激減していることでしょう。


ビデオを録ると、自分が最も無自覚でやっていることに気づける可能性があります。

そこを変えるには勇気がいりますし、リスクも伴いますが、
少なくとも、自覚できるようにする練習は役に立つはずです。

上手くいくときと、上手くいかないときの違いも自覚できるようになりますから。

技術が高まってきたとき、他人へのフィードバックが効果的にできるようになってきたとき、
自分のやっていることを客観的に知ると、大きな成果が期待できると思います。

自覚してコントロールできることが増えると
向上できる可能性も見えてきます。


問題を解決するだけだったら、気づく必要はないんです。
知らないうちに問題だけ解決することもできます。

しかし、技術を向上させたいという動機があるのだとしたら
いつか「気づく」ことが求められます。

トレーニング以外の場面で「気づく」可能性があるのは
繰り返し体験する失敗のケースを通じてでしょう。

何がその失敗を生み出しているのか
気づかないままに解決するように取り組む方法もありますが、
真剣に考えるうちに気づいてしまうこともあるようです。

そこで気づくのは、あまり良い気分がしないと思います。

直面する勇気をチョット出して、自分を見つめ直してみるほうが
後から苦しさを伴って気づかされるよりも、楽なんじゃないでしょうか。

終了しました

トレーニングには色々あります。
無意識にアプローチする手法であれば、一度の取り組みで効果が出る場合も多々あります。
一方、話術や聞く技術のように、地道なトレーニングによって効果を発揮するものもあります。
この勉強会では地道なトレーニングが主体と考えていただいて良いかもしれません。


是非、お互いの頭を上手く利用し合いましょう。

今後、参加者のご様子を伺いながら、徐々にクローズドな会合にしていく方針です。
ご興味がおありの方は、お早めに一度ご参加下さいますことをお勧めいたします。


また、お気軽にお友達やお知り合いをお誘いいただけると喜ばしいです。
学びの幅が広がるとともに、勉強会が新たな学びの機会となっていただけることを
心から願っているためです。


【その他のご連絡事項】
ご自分の学びのアウトプットとして、勉強会で発表したいことがある方は
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
お時間などの相談をさせていただきます。


勉強会の最中には、質問をお気軽にドンドンして下さい。
話題を遮っていただいて構いません。

その時によって、どんな情報が関連して出てくるかは分かりません。
質問に答える側としても、その時間は非常に有意義なものです。

また、テーマに関して事前にご関心の強い点がありましたら
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。

調査して勉強会にあたります。



それでは当日お会いできることを楽しみにしています。

2012年08月05日

NLPスタイルのプレゼン

プレゼンのやり方の1日講座に出てきました。
「英語で自信を持って話す」がテーマ。

会話だと相手のリソースを活用できますが
プレゼントなると完全に自分発信になります。
そのときのほうがスムーズに言葉が出にくい。

注意も自分の内側に向きやすくなって、
「ただ言葉を口から出す」ということが難しくなると感じています。
それで、まぁ、場数が必要だろう、と。

内容は気にせずに、練習目的で参加することにしました。


行ってみたらビックリ。
講師がNLPトレーナーでした。

バンドラー系のトレーナーで、至る所にバンドラーの影響が見て取れて
なんだか懐かしい気分。

内容もかなりNLP的で、トレーナーコースを思いだします。
チェイニング・アンカーでステートを変えたり、
内部対話のサブモダリティを変えたりする感じ。

英語でNLPをやりたい願望もあったので
予定とは違いましたが僕としては楽しい時間になりました。

訳の分からないことをさせられて戸惑う人も多かったようですが。

技術をどうこうするというよりも、内面にアプローチする感じで、
「自信が無い」という思い込みを外すように意図しているようでした。

気づきを重視する構成になっていること。
トレーナー自身のステートで場を巻き込んでいること。
奇抜だけれども、やらないといけない課題が多いこと。
…そのあたりで、全員が集中して取り組んでいる雰囲気が生まれていました。

この辺りの場づくりは、NLPトレーナーらしい印象を感じます。

まぁ、参加者が全員日本人で、英語学習者だということもありますから、
一生懸命に内容を理解しようとするスタンスが出ていたのもあるでしょう。

それで
「何のために、こんなことするの?」とか
「これをやって自信に繋がるの?」とか
そういった疑問が生まれる状態にはなりにくかったのかもしれない、と。

それは差し引いても、楽しみながら過ごせる雰囲気があるだけで
充実感が得られるでしょうから、それが何よりだった気がします。


予想外に楽しい体験でしたが、こういうのを味わうと
今までやってきたトレーニングを英語でやってみたい気持ちが高まります。

何か見つかると良いんですが。

2012年08月03日

捉え方を変える技術

ブログの片隅に書いてありますが、26日(日)夜に勉強会を開催します。
詳細は数日以内に載せる予定です。



さて、最近この本を買いました。

リフレーム ~一瞬で劇的な変化を生みだすカウンセリングの技術~
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3パターンぐらいのリフレーミングの方法を沢山の事例で説明してあります。

著者はカリフォルニア在住のカウンセラーだそうです。

ときどきリフレーミングの事例の中に、日本人が使わない表現が出てきたりしますが
おそらく本人は普通だと思っているんでしょうね。

例えば
 「そのエネルギーをもって目標にタックルしていけば」
とかいった言い回しが出てきていました。

「 tackle 」は「取り組む」とか「立ち向かう」と辞書では訳されています。
「対処する」よりも、もっと積極的なイメージがあります。

その意味では、「立ち向かう」のほうが近い気もしますが
僕のイメージでは「立ち向かう」だと問題が大きい感じがします。

「 tackle 」だと問題の大きさよりも、問題との距離に関心が向いていそうです。
「対処する」とか「取り組む」だと、既に問題が目の前にありそうなのに対して
「 tackle 」だと自分から問題のほうに出向いていくイメージが浮かびます。

ネイティブが、どう感じるかは分かりませんが。

ただ、あまり「問題にタックルする」って日本語では言わないような気がするんです。
いかがでしょうか?

まぁ、そういうチョット違和感のある表現なども見てとれて、
文化や言語の差を感じて面白くもあります。


それから、よくある”物事の捉え方を変える話術”を紹介したものの場合、
(「スライト・オブ・マウス」とか「フレーム・チェンジ」とか)
介入のための言葉がけの部分しか登場しませんが、
この本では、前置きも登場します。

リフレーミングする前に、相手の発言に対して共感的なメッセージをつける。
それからリフレーミングする。
そういう会話的な流れがあるので、いかにもカウンセラーらしい仕上がりです。

アメリカでカウンセリングをやっていることが読みとれるのは、
”アクティブ・リスニング”と”リフレクティブ・リスニング”を分けているところ。

僕の印象ですが、日本で”アクティブ・リスニング”(積極的傾聴)というと
「相手に注意を向けて、うなずきながら、オウム返しと要約をする」こととして
技術の解説をなされることが多い気がします。

ところが、アメリカのカウンセリング業界一般では、
そのようなオウム返しは”リフレクティブ・リスニング”と呼んでいます。

”アクティブ・リスニング”は、もっと推測します。
「多分、こういう気持ちだろう」、「こんなことを思っているんじゃないか」
…NLPの人には『読心術』と呼ばれるやり方でしょうが、
共感的なメッセージを”相手の気持ちをくんで”発信する方法です。

で、この本では、リフレクティブ・リスニングとアクティブ・リスニングをしてから
その後で、”リフレーム”(と著者が呼ぶ)メッセージに移ります。


ちなみに、僕の定義からすると、リフレーミングは”『フレーム』が変わること”ですから
当然、『フレーム』とは何かという定義に基づいてリフレーミングを考えています。

相手の考えや気持ちが変わったり、視点が変わったりするもの全てが
リフレーミングだとは、僕は考えていないんです。

単純に、人の認知プロセスとしての『フレーム』を明確に意識したいのと
介入の効果と精度を高めるのが目的なだけですが。

一方、世間一般では「その人の頭の中で起きていそうな内容」であれば全て、
その内容が変わったときに”リフレーム”とか”フレーム・チェンジ”などと呼ぶようです。

曖昧でも使えれば良いというなら、そのスタンスでも構いませんが
僕の考えでは、曖昧なままだと使うパターンに片寄りが出るのは避けられません。

その意味でいうと、この本の著者にも明らかなパターンの偏りがあります。
意図的な部分もあるでしょうが、おそらく無自覚で使っているパターンもあるはずです。
著者の、カウンセラーとしてではなく、一個人としての価値観が色濃く表れていますから。

これを読んで本を買う人もいるかもしれないので念のため伝えておきますが、
この著者は”パワー”とか”エネルギー”を中心に、
”積極的に”クライアント自ら”取り組んでいく”、”向上させる”
という方向性を強く持っているように見受けられます。

自覚せずに読むと、影響を受ける可能性が高いでしょう。

リフレーミングで力づけをすることもできますが、
力づけにも色々なやり方があるわけです。

背中を押してくれるものや、暖かく包み込んでくれるもの、
許されたような気持ちになるもの、自信を高めてくれるもの…。
色々な形の『力づけ』があるのに対して
著者がこの本の中でやっている”エンパワメント”には
僕からすると「引っ張り上げる」ような雰囲気さえ感じるところがあります。
(あくまで僕の印象です)

社会で自立するとか、より良い自分になるとか、
全般的に”プラス”の状態になるような方向づけが感じられるんです。

想像ですが、著者自身が奥底ではアクティブで、エネルギッシュな可能性もあります。
アメリカ文化として、”もっと、もっと”という感じがベースにあるのかもしれません。

そういう価値観も大事だと思いますし、それを大切にする人がいるのも当然です。
でも日本では、そうでない人も沢山いる気がします。

相手に合わせたリフレーミングの方向性を提示できるためにも
自分がどの方向に考えを進めやすいのかを自覚しておくことが大切だと思います。


ということで、そういった文化の差を踏まえながら
実際に自分で事例に対して言葉がけを考えてみると
良い練習になるんじゃないでしょうか。

リフレーミングに限らず、言葉がけを上達させるには
ある程度の数稽古が役立ちます。

一度使ったフレーズは出てきやすいですから。

もちろん、著者自身も本に書いていますが、正解があるものではありません。

例題が出してもらえている。
1つの解答例がついている。

それに対して、自分の答えを考えて、著者との違いを比較すると学びが大きいでしょう。
そして、自分の言葉がけの狙いや意図、理由などを説明すると
さらに精度を上げることができます。

ワークブックとして利用するのに効果的な本だと感じました。

2012年08月01日

言葉を学ぶ

久しぶりに本屋に行きました。

最近はバタバタしていて読みたい本を読むよりも
読む必要のある本を読む印象だったので、
本屋の中で探し回るだけでも楽しいものでした。


1つの目的は、日本語教育の本を調べること。

実際に外国語として日本語を見ると、かなり複雑だと感じました。

日本語で書かれた英語教育の本と比べた場合、かなり異質でもあります。
どうやら日本語は、細かな変化やルールが多いみたいです。

例えば、「全然」に対しては、「〜ない」と使うのが正しい、とか。
(今の口語では、かなり曖昧になっているものもあるようですが…)

思い返してみると、古典の授業のときには色々な活用のルールを学んだものです。
日本人が古典をやるときに感じるメンドクサイ感じを、
日本語学習者はもっと強く感じるんじゃないかと思います。


それから面白かったのが、擬態語辞典というもの。
これは完全に日本語特有でしょう。

「ベタベタ」とか「ソロソロ」とか「フワフワ」とか「しずしず」とか…。
さすがにこれは訳せないようなので、イラストで説明されています。

ただ、そのイラストが例えば、「ソロソロ歩く」のような絵になっていて、
「ソロソロ」そのもののイメージになっていないのは残念なところ。

そのような具体例をベースに学んでいくと、
コロケーションを学ぶのが避けられません。

コロケーションとは、
 「この単語の後には、普通、この単語は来ない」
といった傾向のことです。

おそらくコロケーションを違和感として察知できるかどうかは
単語特有の一般化されたイメージと関係しているはずです。

「ベタベタ」なんていうのは、平べったいものが何かに接した後、
糸を引くように粘りながらゆっくり離れていく感じでしょう。
また、体感覚としても、ベタベタの特徴があるはずです。

それを例えば、「ベタベタ触る」とか「ベタベタまとわりつく」とか「ベタベタくっつく」
そのような具体例を挙げることで傾向を教えようとしたり、
辞書のように「くっつく様」のように単純な特徴だけで表現して教えようとすると、
「吸盤がベタベタ張りつく」のように、あまり使わない言葉を作ってしまうかもしれません。

擬態語を習うのは難しいのかもしれませんが、
イメージを視覚・聴覚・体感覚の特徴として理解できれば、
少ないボキャブラリーでコミュニケーションを可能にするツールにもなり得ます。

難しい単語を使わなくても、擬態語を駆使すれば伝えられるものが多いということです。

NLP的に言うなら、サブモダリティに直結した言葉が擬態語なわけです。


また、日本語教育の指導書には、授業の進め方なども載っていました。
この辺りは特に興味深いところではありますが、
むしろ日本語を習得した人が、どんな過程を経たのかを直接聞くほうが
ずっと参考になるものかもしれません。

それによって、客観的に日本語と他の外国語との違いを知る。
そうすると日本人が外国語を学ぶときに気をつけるべきポイントも
比較の結果として見えてくるんじゃないでしょうか。

多分、僕の日本語は適当です。

それなりに気をつけてはいるつもりですが、偏りが大きいはずです。

自分の日本語を客観的に調べてみたら、何かの発見があるかもしれません。

日本語の言語学者が何を考えているのか。
その辺もチョット勉強してみたくなりました。

おしらせ
 ◆ セミナー情報 

New!

《コミュニケーション講座》
 〜人を育てる指導力〜

【日時】 
  2019年6月16日(日)
   10:00〜16:30


【場所】 
  北とぴあ 601会議室

   JR王子駅より2分
   南北線王子駅直結

詳細はこちら>>


《瞑想講座》

【日時】 
  2019年6月22日(土)

  午後の部 13:30〜16:30
  夜間の部 18:00〜21:00

【場所】 
  北とぴあ 第2和室

   JR王子駅より2分
   南北線王子駅直結

詳細は後日


《怒りの取り扱いマニュアル》
 〜期待の手放し方と
  ゆるしの技法〜


【日時】 
  2019年7月6日(土)
     7月7日(日)
   10:00〜18:30


【場所】 
  滝野川会館

   JR上中里駅より7分
   JR駒込駅より10分
   南北線西ヶ原駅より7分

詳細はこちら>>
次回未定


 ◆ 過去の講座 

《新カウンセリング講座》
 〜まとめと実践〜


当時の内容はこちら>>


《勉強会》 

【テーマ】 変化の流れを考える

当時の内容はこちら>>
次回は未定



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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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