2013年09月

2013年09月06日

ビリーフを変える

ビリーフが制限を生み出しているとか
ビリーフを変えれば人生が変わるとか

そういった考えに基づいている人は、
その考え自体がビリーフだと
どれくらい自覚しているのでしょうか?

そのビリーフを変えたら、どんなに可能性が広がるか。

場合によっては、
「私には、このビリーフがあるからダメなんだ」と
新たな制限を作っているかもしれません。

ひょっとすると、
「疑うことは良くない」
とでもいったようなビリーフを持っているのでは?

ビリーフチェンジのステップには
「疑ってみる」というのが含まれているんですけどね。

cozyharada at 17:40|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!NLP | 心理学

2013年09月04日

因果と相関

イチロー選手が小学校の卒業文集に
将来の夢を具体的に書いていたことは有名な話。

それを題材に挙げて、
「目標を具体的に描くと(書くと)実現できる」
という主張に繋げるのを耳にしたことがあります。

夢や目標を具体的にするのは1つの方法としてあるとは思います。
それで実現したという人だっているでしょう。

でも実際には、夢がかなったり目標を達成したりするのに
そのやり方が合っていたのかもしれません。

合わない人には効果がないという場合だってあり得ます。

もっといえば、別に具体的にしなくたって実現できたかもしれない。
ただ具体的にしておかないと、「実現した」という実感がないだけの話。

具体的に描いておいたり、紙に書いたりした目標や夢だったから
後々まで印象に残っていて、それが実現したときに
「あぁ、そうだった。この夢を紙に書いて願っていたんだっけ…」
という感想が生まれる。
そんな側面もあるでしょう。

結局のところ、
「目標を具体的にする」ということと
「目標が達成できる」ということとの間には
”因果関係”は無いんです。

あるのは”相関”だけ。

バレーボールの選手やバスケットボールの選手の背が高いからといって
「バレーボールやバスケットボールをやると背が伸びる」とは
必ずしも言えません。

「背が高い人ほど活躍できる競技だから
 バレーボールやバスケットボールで選手として勝ち残っていく人は
 自然と背が高い人になる」
という説明だってできる。

「バレーボールやバスケットボールをやっている」ことと
「背が高い」こととは、相関があるのであって
因果かどうかは分からないんです。

もし調べたいなら、一卵性双生児を使って実験するしかないでしょう。
片方にはバスケをやってもらい、
もう一方には野球かサッカーでもやってもらう。

決して寮生活などにはせず、スポーツ以外の生活パターンは
全て同じになるように両親がコントロールする。
練習やトレーニングの時間も同じ。

それで明らかにバスケットボールをやったほうが背が高くなったのなら
「バスケをやると背が伸びる」という因果関係の可能性が示せます。


同様に、
「イチロー選手があんなに活躍できたのは
 夢を具体的に描いていたからだ」
という因果関係は、必ずしも導けないはずです。

「イチロー選手は小学校の頃から一生分を野球と関連づけて考えるぐらい
 野球に真剣であって、常に野球を中心に毎日を過ごしていた。
 だから、
 誰よりも質の高い練習を、誰よりも沢山して、上手くなり続けた。
 そして、常に野球中心だったから、作文の全ても野球の内容になった。」
そういう考え方だってできるわけです。

つまり、目標が達成できたのは
「目標を具体的に作文に書いたから」
ではなく、
「作文に書いた将来の目標が野球一色になってしまうぐらい
 野球に対して真剣に打ち込んでいたから」
ということかもしれないんです。

原因は「具体的にするかどうか」ではなく、
「自然と具体的になってしまうぐらいの一生懸命さ」のほうかもしれない、と。

良く言われる、”流れ星”の話と似たようなものです。

「流れ星を見ている間に3回願い事を言うと、願いがかなう」
という言い伝えは、
「偶然、流れ星を目撃したときでさえ、心の中で願い続けている人は
 流れ星が見えている間に3回ぐらい願い事を言っていることになって、
 それぐらい常に願っていることなら達成できるだろう」
っていう意味だ、と。

こっちの話だって、十分に”イイ話”だと思うんですが。

「一生懸命に打ち込んで頑張れば、いつかはきっと上手くいく」
という話と
「夢や目標は具体的にして紙に書けば達成できる」
という話と、
同じエピソードから2通りの説明に繋げられるわけです。

「具体的にすれば目標が達成できる」
のほうを選ぶのには何か理由があるんでしょうか?

cozyharada at 23:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!NLP | 心理学

2013年09月02日

歩きながらの会話

夜、駅からの帰り道のことでした。

少し離れたところを歩く30代ぐらいの女性が
一人で歩きながら、何やら怒鳴っていました。

最初に目撃した瞬間は、その人が横断歩道を渡っているところで
近くに酔っ払いの集団がいたんです。

そっちの集団の中にも、大きな声で良く分からないことを言っている人がいる。

女性は、その集団から離れるように横断歩道を渡りながら
激しい口調で何かを言っていた、という場面です。

その状況を見て、僕は瞬間的に
「揉め事でもあったのかな?」
と思いました。

内容が聞き取れていませんでしたから、
声の荒げ方と人の配置だけで判断したわけです。

ありがちな光景を参照して判断が起きた。
フレームに当てはめて状況を捉えたと言えます。


ところが、僕がその場面に近づくうちに聞きとれてきた声の内容によると
その酔っ払い集団が大声で話していることは、
集団内でハイテンションに怒鳴り合っている”内輪もめ”のようだったんです。

どうも、あの怒鳴りながら歩いている女性とは関係なさそうでした。

となると、その女性が酔っ払い集団の振る舞いにでも腹を立てて
一人でブツブツと怒りを発散させているのかもしれない、と想像しました。

ちょうど、その人が「ふざけんな!」って言っていましたから。
まぁ、”ブツブツ”というレベルの声の大きさではありませんでしたが。

ただ、僕の前を歩くその女性は、一向に怒鳴るのを止めません。

耳に入ってくる内容も、なんだか脈絡のない感じのようでした。

これはどうやら、あの集団に対する不満ではないらしい。
トゥレット・シンドロームの感じとも違う気がする。


よく内容に耳を澄ませてみると、誰かと会話をしているようにも聞こえます。
電話での会話で怒っていると考えるのが最も妥当な感じでした。

イヤホンマイクか何かを使って、手ぶらで話をしているんだろう、と。
で、電話先とケンカでもしているんじゃなかろうかと思えました。


それから僕は曲がり角で違う道に入ってしまったので
会話の詳しい内容まで聞くことはできませんでした。

そして、立ち寄ったコンビニ。
偶然にも、その女性も店に入ってきたんです。

まだ何かを言っている。
レジで支払いをしている間も、何か言っているようでした。

でも、イヤホンのコードが見えなかったんです。

コードレスだったんでしょうか?

コードレスのイヤホンマイクってのもあるんですかね?
映画とかで諜報部員が耳につけているようなヤツだったんでしょうか?

結局、実際のほどは分かりません。

仮に、コードレスのイヤホンマイクだったとして
それで電話越しにケンカをしながら道を歩く人というのも
なかなか見慣れない光景でした。

本人にとっては便利かもしれませんが、周りからすると
形だけでも「電話してますよ」っていう雰囲気を出してもらったほうが
状況を理解できて、驚かなくて済む気がします。

テクノロジーのおかげで、以前の経験を元にした状況判断だけでは
成り立たないケースが増えてきているのかもしれません。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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