2018年09月

2018年09月30日

余分に一泊

札幌に来ています。
というよりも、予定外に帰れずにいます。

台風の影響です。

これまで何度も札幌出張に来ていますが
帰れなかったのは、これで二回目。

一回目は空港に向かう電車の電線をトラックが切断して
空港に向かう手段がなくなってしまったときです。

それ以外は雪の時でも、帰宅が深夜になったとしても
なんとかその日のうちに帰ることができていました。

それと比べると今回は不思議な印象です。

札幌の天候はいたって平常。
薄曇りですが、雨も風もない。

ですが関東地方に台風が近づいているため
札幌発の飛行機が欠航になるという状態です。

そして入れ替わりで関東を台風が過ぎると
今度は北海道に台風がやってきて、
札幌発の飛行機が飛べるのか心配なところ。


ともあれ、こういうのがあると
実際に日本地図の配置というか、北海道と東京の距離を
体感的に納得しやすくなる気がします。

普段、飛行機で移動しているときには
1時間半の間に移動が終了していて
はたして本当にそんな遠くまで来ているのか
実体験として納得しにくいところがあるんです。

実は北海道じゃないところに降ろされていても
そこに「新千歳空港」という建物と、そこから続く街並みがあれば
あたかも札幌に来ているような認識が起きてしまうと思われます。

別に騙されていることを疑っているわけではありませんが
体感として「遠くまで移動した」という印象は薄いんです。

電車や車と比べると、空の移動は実感しにくいといいますか。

結局のところ「札幌に来ているはずだ」という知的な認識があるから
札幌にいるということを受け入れているだけなのかもしれません。


例えばSFとか、ドラえもんの「どこでもドア」みたいな感じに
瞬間的に離れたところに行けるとします。

扉の向こうに見える景色は、明らかに今いるところとは別世界。

しかしそれが実際のその場だという保証はありません。

どこでもドアが作れる技術があれば
仮想体験をリアルに実感できてしまう装置だって作れそうなもの。

ものすごく精密なVRの装置だったら
実は移動していなくて、仮想現実として
移動先の世界を体験しているだけなのかもしれません。

ドラえもんでいえば、タイムマシンだってそうです。

扉の向こうの世界が、今まで自分がいた世界の延長線上にあるのか
そういう厳密に言えば保証は何一つないのではないでしょうか。

歩いて移動すれば、記憶の連続性として「移動してきた」実感があります。
自転車でも車でもそうでしょう。
電車だと窓の外を見ていれば、そういう体験ができます。
連続性を感じるわけです。

その点、飛行機は密閉された空間と、窓の外の景色が非日常的なのとで
どこでもドアやタイムマシンに近い、非連続的な移動の印象があります。

そこが移動距離の実感を伴いにくいところのように感じます。


確かに台風情報もニュースの情報を信じるからこそ納得できるもので
本当に天候が連続的に変化しているかの保証はありません。

それでも、台風ぐらい非日常的な天候が徐々に移り変わっていく様子は
連続的な変化の様子を実感させてくれます。

東京を過ぎ去った悪天候が、遠く離れた場所にも起こる。

地図上に描かれた現状が、普段よりも
体感的に理解できる機会でもありそうです。

台風の影響で帰ることができない状況は不便ではありますが
いつもとは違った形で世の中を認識するキッカケになりました。

あとは実用面での不都合が少ないことを願うばかりです。

cozyharada at 23:53|Permalinkclip!心理学 | NLP

2018年09月25日

【セミナー】瞑想のモデリング

ご案内: 10月21日(日)

   コミュニケーション講座 〜瞑想のモデリング〜



前回の『ストレスの扱い方』と関連して
今度の講座は【瞑想】を徹底的にやります。

といってもベテランを対象にしているという話ではありません。

・「聞いたことはあるけど、瞑想とは何かよく知らない」
・「本を読んでやってみたことはあるけど、これで良いんだろうか」
・「勧められた方法を心がけると、むしろ苦しくなってしまう」
・「習った通りにやっているけれど、ピンとこない」
・「やる意義が実感できないから、積極的にヤル気にはならない」

こんなことを感じている方にお勧めする内容です。


午前中から夕方まで、ずっと瞑想をするのかと思われるかもしれませんが
やることは沢山あります。

ただ一日中、黙って目を閉じ続けるわけではありません。

理解を深めるための話し合いや、
体験をサポートするための説明、そして
今回のメインの趣旨となる『瞑想のやり方のモデリング』など、
講座中の時間の配分は様々です。

そもそも瞑想には多くの種類がありますから、
それぞれについて、ポイントやコツなどを紹介して
それから実際にやってみて、
終わったら感想や話し合いをして…
という流れで進むと、かなりバラエティに富んだ時間になるはずです。

とりわけ、ご自分が体験したことを記録しておくのは役立ちます。
自分に合ったやり方を覚えておきやすくなるだけでなく、
体験の深まりを振り返ることができるようになりますから。


紹介する瞑想のやり方については、具体的な「〇〇瞑想」のように
特定の流派を正式に踏襲しようというものではありません。

こちらでこれまでに体験してきたことをベースに、
教わったやり方、達人をモデリングして発見した方法、
自然と発見されてきたコツなどを紹介する形です。

一応、自分が教わってきたやり方のメインを振り返ってみると
基本的な型や、趣旨とするものは、禅の系統だとは思われます。

神秘体験を目指すような瞑想は予定していません。
(結果として起きることはあっても、それを目指しはしないスタンス)

一方で、お寺で体験させてもらえる座禅と比べると
作法としての側面ではなく、体験の中身のほうを重視して
内的世界の話としてポイントを解説することになると言えます。

ベテランの方にとっては、
個人的な体験談のシェアだとか、意識の扱い方のコツの説明あたりは
参考になるところがあるかと想像しています。

多くの場合には言葉で説明されない部分をモデリングで紹介するのも
今までにはない体験の仕方に辿り着くキッカケになるかもしれません。

これまでに瞑想に慣れ親しんだ方でも
・「瞑想の流派にはコダワリがない」
・「様々な角度から体験を深めてみたい」
・「今までやってきたやり方に疑問が沸いてきている」
といった場合には、
いくらか有意義な時間を過ごしてもらえるのではないでしょうか。


『瞑想』は行為です。

その定義からすると、非常に幅広いものが瞑想に含まれます。

そして行為である以上、そこには「行う趣旨」があります。

意図や目的と呼んでも大まかには構いません。

意図や目的がある場合、つまり何かのメリットを得るために行う瞑想、
特定の体験へ到達するための手段として行う瞑想などもあります。

例えばリラックスするのが目的のものもあれば
集中力を養うトレーニングとして行うものもあります。
心の癖を修正する手法として行う瞑想もありますし、
疲労回復や心の健康度を高める効果を期待する瞑想もあります。
悟りへ到達するステップとして設定された瞑想もあります。

意図や目的のある瞑想は多いですし、今回の講座でも
1つ1つの瞑想のやり方について、意図や目的がある場合には
それを説明したうえで実践していただく予定です。

一方、「ただ座る」ことそのものを趣旨としていて
何かを目指すことを目的としないものもあります。
目的をもってやらないのが趣旨だという場合です。

それでも、少なくとも趣旨はあります。
ですから趣旨を明確にして、瞑想をするのが重要だと考えます。

講座中に行う全ての瞑想のやり方に対して
趣旨を説明するつもりです。


そして、この趣旨の点で
瞑想にはバリエーションが多くなるんです。

特定の流派の瞑想には、その目的が
ハッキリと設定されている場合があります。
そして目指す到達点に向けて、やり方が決まっていることも。

こうした場合、その目的・目標への手段として
「正しい」瞑想の仕方が設定されていることがありえます。

ベテランの方で、1つの流派で正しいやり方を追求されていると
他の趣旨をもった瞑想が合わない可能性も考えられます。

むしろ違う目的の瞑想を混ぜてしまうと逆効果になる場合も。

この点は注意してください。

今回は、様々な趣旨のものを紹介します。
バリエーションを広げ、体験の幅や角度を広げる。

この世に生きる一人の人間として、
現実的に日常を過ごしていくために役立つ瞑想も、
心というものの本質にとって有意義な瞑想も、
両方の面から紹介する内容となっています。

カッコよく言えば、現実と真実の両面から、といった感じでしょうか。

なんとなく心に響くものがあればお越しください。

何かを得ようとは期待せずに。
ただ心の赴くままに。



◆録音に関しまして
ワークショップ中の内容は、ICレコーダーや
スマートフォンなどで記録いただいても構いませんが、
あくまで個人的なご利用の範囲でお願いいたします。

※ただし、プライベートな内容の扱いに関しましては
 十分にご配慮ください。



※内容の密度の関係で定員を設けています。
もしかすると逆に、最少決行人数へ届かない場合もあるかもしれません。
いずれの際も改めてお知らせいたしますので、なにとぞ御了承ください。





【講座の詳細】

≪コミュニケーション講座 〜瞑想のモデリング〜≫

【日時】  2018年 10月21日(日)
       10:00〜16:30


       ※終了時間は30分程度まで前後する場合があります。


【場所】 滝野川会館 304集会室
    (JR京浜東北線・上中里駅 東口より徒歩7分)
    (東京メトロ南北線・西ヶ原駅より徒歩7分)
    (JR山手線・駒込駅 北口より徒歩10分)


【参加費】 ・・・15,000円

       当日、会場にてお支払いください。

    ★定員に達した場合、キャンセル待ちとして受付させていただくことになります。
     ご了承ください。







NLPや心理学、カウンセリングや心理療法などを通じて
「心」というものについて向き合い続けてくるうちに、
だんだんと「心」についての認識が変わってきました。

科学では説明されていないことが沢山ありますし
学び始めの頃には拒否していた説も
実体験として受け入れざるを得なくなってきたようです。

そこには「集合的無意識」という呼び方で代表される
個人の枠に収まりきらない心の現象も含まれます。

この世は科学が区別するやり方とは違う形で
もっと繋がって働いているように思えます。

むしろ身体1つ分で、物事を切り分けて
別の存在として捉えようとする観点のほうが
起こっている現象を説明しにくいところさえあります。

相互作用という表現よりももっと積極的な「繋がり」が
心の現象の様々な面で見てとれるように感じる。

このことを踏まえると、瞑想1つとっても
個人だけで瞑想するということはあり得ないのかもしれません。

自宅で一人座って瞑想しているようでも
全てが同時に瞑想している。

そしてその繋がりの影響は、距離と関係するようです。
近くにいるほど身体として作用を受けやすい。

だからこそ空間的に同じ場所で瞑想する効果があります。
促進するだけのことですから必須ではありませんが。

一緒にやると現実的なメリットが多い。

それが講座の形にしている理由です。

同時に瞑想の中には、社会貢献的な趣旨も含まれます。
実際には「貢献」という他の存在への関わりではなく、
喩えるなら肩コリを自分でマッサージするようなものですが。

ともあれ、主観的な捉え方は置いておくとして
個人が心の癖を修正したり、心の癖を離れた時間を送るのは
世の中の歪みにバランスを取る形となります。

こちらの側面に関しては講座に付随した部分で
その方向に招待するだけのことです。

まずは現実社会での負荷を軽減する。
そういったメリットを体験していただきたいと願っています。

苦しんでいるということは、世の中の歪みが
そこに表れているということでしょうから。

cozyharada at 23:27|Permalinkclip!セミナー情報 | 心理学

2018年09月21日

10月21日の講座

詳細なご案内は、もう少ししたら載せますが
ひとまず内容の予告だけ。

今回は『瞑想』をテーマにします。

とりわけ僕が個人的に体験してきたものをベースにして。


瞑想の中には様々な要素がありますが、
それをモデリングして紹介する形を予定しています。

なので【瞑想のモデリング】がテーマとなります。

瞑想は内面の深いところを意識に上げるものとなりますから、
普段は気づきにくいレベルで起きている心の交流、
とりわけ同調による影響が大きな意味を持ちます。

つまり同じ場所を共有することが1つのポイントになる、と。

その上に、意識の仕方そのものも
身体の使い方と注意の配分の仕方の観点から
紹介するつもりです。

興味がありましたらご検討ください。

cozyharada at 23:22|Permalinkclip!セミナー情報 | NLP

2018年09月19日

ギフト

10月に入ると一気に慌ただしくなる予定なので
今のうちに、ということでDVDを借りてみました。

人気のものをいくつかと、前述のロシア映画がメイン。

3本借りるより4本借りるほうがお得なシステムのおかげで
やはり追加の一本を検討することになります。

こういうときは、
「気になるけれど積極的に見たいわけでもない」
ぐらいのヤツを試してみるのが僕の傾向。

そして結構な確率で、こういう風にして借りてみたものが
予想外のお気に入りになってりします。


で、案の定、今回もそういうのに当たりました。

ギフテッド(Gifted)というタイトル。



リンクはAmazonなのでプライムビデオになっていますが
僕はDVDレンタルで見ました。

ストーリーとしては数学者の家系の人間関係を描いたもの。

数学者は若い頃から圧倒的な才能を発揮していないと厳しいそうですが
そんな話に漏れず、この物語でも幼少期から数学が得意で
しかも英才教育を受けている家族が登場します。

タイトルの「Gifted」は「才能ある」という意味ですが、
「天から贈り物として授けられた」ようなニュアンスがありそうです。

数学者だった女性が結婚して子供を二人もうけ、自分は引退。
二人の子供がともに数学の才能を発揮し、
それが分かる母親は英才教育をします。

弟は半ば挫折して哲学に進む一方、
姉は世界的な数学者として活躍する。

が、姉は一人娘を残して自殺してしまいます。

その夫は早くに離婚していて娘とは疎遠だったため、
姉は弟の元を訪れて娘を託すことに。

娘を普通に育てることが姉の意志だと信じて、
その弟(主人公)が子育てや人間関係に奮闘する様子が
なんとも暖かく、かつスマートに表現されていると感じました。

主人公の男性は、自分の姪を娘のように育てるわけですが、
そのコミュニケーションの仕方、
気持ちの表現の仕方が独特かつ効果的です。

数学の才能がありながら、挫折と母親への反発から
最終的にまったく数学と関係のない船の修理の仕事を選ぶ。

そんな人だからこそ思いつける
「気づきを促し、かつ他者をコントロールしようとしない
正直なコミュニケーション方法」かもしれません。

そして何より、主人公の姪(亡くなった天才数学者の娘)が
またギフテッドで、しかも魅力的なんです。

小学校一年生にして大学の数学科のレベルが扱える。
当然、同級生とは話が合わないのに、
だからといって冷めているほどではない。

むしろ時には、その年齢らしい子供っぽさも見せます。

その知性と素直さがあるから、
主人公の独特のコミュニケーションの仕方が伝わる。

その辺も掛け合いとして心暖まるものがありました。

そして「ギフテッド」と呼ばれる「天賦の才能」についても
しみじみと考えさせられる内容だと感じます。

幸せとは何か?ということも含めて。


ちなみに、主人公を演じているクリス・エヴァンスは
アベンジャーズシリーズで『キャプテンアメリカ』をやっている人。

キャプテンアメリカは真面目な正義の味方の感じですが、
その前には『ファンタスティック・フォー』で演じた
『ヒューマントーチ』(火を出せる超能力者)は
チャラチャラした役でした。

そしてこの『ギフテッド』では、少し捻くれているけれど
純粋で知的で暖かな人柄を表現しています。

今あげた3作品は、何気なくストーリー重視で見ていると
同じ人物が演じているのを忘れてしまうぐらい
全く違った印象に見えます。

「ああ、キャプテンアメリカの人か!」と少し驚くぐらい。

こういう演じ分けができる役者は
日本には少ないんじゃないでしょうか。

そこも含めて、見応えのあるものだと思います。

cozyharada at 23:23|Permalinkclip!心理学 | NLP

2018年09月16日

招き子羊

今回の名古屋出張の際、
会場近くのレストラン街へ昼食に行きました。

なかなかバリエーションが豊富なところなんですが
その中に一軒、ラム料理の店があるんです。

ラムハンバーグとかローストラムとか、そんな品ぞろえ。
ジンギスカンではありません。

系列が同じなのか、純豆腐(スンドゥブ:韓国の豆腐料理)も
同じ店舗内で販売されていて、客観的に眺めていると
ラムの人気は今一つのように見えます。

僕はラム肉も苦手ではありませんから
何度か入ったことのある店ですし、
ちゃんと美味しい食事ができます。

でも同じレストラン街の中では空いているほうの店なんです。

ランチタイムにダントツで空いている居酒屋が一軒あって
それはまぁ、一度利用してみれば、いろいろな意味で
その理由が納得できるところ。

それと比べるとラムの人気薄は、もはや
「ラムそのものを苦手な人が多いのでは?」
という理由を考えてしまうほど。

立地的にいえば、メイン通路の突き当り真正面にありますから
すごく目につきやすいところなんです。

でも、それより奥まったところにある蕎麦屋のほうが混んでいる。

観光客向けの名古屋めし食堂は確かに人気がありますが、
地元の人も大勢くる場所なので、例えば中華とかスペインバルとか
そういう店だって昼時はかなり混雑するわけです。

そういうのも加味すると、ラムが不人気の理由が思いつきにくい。

やっぱりラム肉が苦手、匂いが苦手、という可能性はありそうです。

実際、昼に食べると一日中、体にラムの匂いが残っている感じはします。


そんなラム料理の店なんですが、ときどきメニューを変えながら
なんとか店が入れ替わることなく営業を続けています。

純豆腐のために来店する女性客は多いようなので
その売上もあるのかもしれませんが。

確かに店頭の看板を見ても、あまり目を引くデザインではないですし
店名もアルファベットで書かれていて、
何が食べられるか分かりにくいところもあるようには思います。

無難に食べられそうな印象はあるけれど、他の店も色々ありそうだから
と、もっと別のレストランを探しに通り過ぎられてしまいそうです。

店側も「何か工夫を」と策を練っていると思われます。


そして最近の工夫の1つが、ラムをアピールするために
ヒツジのぬいぐるみを置き始めたこと。

ラム肉という特徴を分かりやすく示そうという作戦なんでしょう。

ですが、その店先の床に置かれている大きめのヤツが
かわいらしい姿ではあるものの、ちょっと微妙だったんです。

ラム


























ややリアルな作りをしていて、ちょうど子羊っぽいサイズ感もある。

そして何故か、うなだれています。
足の感じも元気がなさそう。

人間が感情移入して見てしまうと、悲しそうな雰囲気を感じます。

余計なことが頭に浮かんできてしまうというか…。

「ラムの店」ということを分かりやすくする目的には適っているし
通りがかりの人の注目を集めやすいところはあるとは思います。

ただ、売り上げに貢献するかというと、どうなんでしょう。

逆効果になる人もいるんじゃないかと気になります。

cozyharada at 23:41|Permalinkclip!NLP | 心理学

2018年09月13日

ロシア語の映画

ロシア語の勉強を兼ねて、ロシア映画を見てみました。

たまたまTSUTAYAで取り上げられていたヒーローものです。



内容的には、ロシア版のX-MENとか、
ファンタスティック・フォーとかいった感じ。

だいぶシンプルです。

一応「全露ナンバーワン売上」、
多額の予算をかけた「超大作」らしいです。
(ハリウッドよりはずっと低予算)

ストーリー展開はあっという間、
特にヒネリもなく、話がポンポン進みます。

1時間半ぐらいしかないのもあって
退屈するところは全くない。
…盛り上がりもイマイチかもしれませんが。


内容はさておき、僕としてはロシア文化や
ロシア語の後に触れるのが目的だったので、
その点では満足でした。

街や人の雰囲気は、アメリカと随分違って見えます。
むしろハリウッド映画に出てくるロシアのシーンに近い。

以外とアメリカ人もポイントを押さえているのかもしれません。

いや、もしかしたら、本当に知っている人は
ロシア映画に登場する街並みや人の行動パターンと
ハリウッド映画に登場するものとでは
違いを感じとる可能性もあるでしよう。

実際、ハリウッド映画に登場する日本人は
中国人や日系アメリカ人で「日本人らしさ」がないですし
日本とされる街並みもゴチャ混ぜというか
新宿や渋谷もチャイナタウンをミックスしたイメージです。

僕は日本の経験が多いから、その違いが分かる。
アメリカ人は経験が少ないから気にならない。

その意味では、僕の中のロシアについての経験不足を
実感させてくれる機会になりました。

やはり現地に行ってみるのは大事なんでしょう。
せめてロシア人と接する機会ぐらいは増やしていきたいものです。


一方、ロシア語の音に触れるという点では
映画でも役立ちそうに思いました。

ロシア語は文法が複雑なので、最初はどうしても
日本人の先生から習うことになりがちです。

そして僕の出会った日本人のロシア語教師は
のきなみ発音がいい加減。

単語を覚えるときに支障が出ます。

発音や聞き取りの効果を考えると
まったく聞き取れない時期であっても
ネイティブの言葉を経験の中に蓄積しておくのが必要そうです。

他にどんな映画があるか知りませんが、
ロシア映画もチェックしてみようと思います。

2018年09月10日

予想外の発見

先日、楽天のセールでまとめ買いをしたら
なんだかメールの受信箱が広告だらけになりました。

自動的に登録されるメルマガでしょうね。


このまとめ買いのタイミングで買ったものの中に
思いのほか好印象だったのがありました。

枕です。


以前に結構探して、迷って、店頭で試して
それで購入した枕がありました。

そいつを使ってきていたんですが、少しだけ高さが高かったんです。

首を支える部分が高くなっていて、
その先に頭を乗せる低めの場所があるタイプの枕。

寝返りで横向きになったときに合わせて、
左右はさらに高く設計されているものでした。

だから仰向けに寝ると、ちょうど凹んだところに
首から頭がスッポリ収まる状態だったんです。

それが良さでもある反面、スッポリとハマる形だからこそ
形が僕の体形に合わない部分は、逆に際立って違和感を生んでいました。

その前に使っていた枕よりはずっと良かったので
古い枕に戻すことはなかったんですが、
寝起きに首が痛いこともあったんです。

結局、上下を逆さまにして、頭を載せる低くなった側だけを使って
首を支える高さのある部分は無視する羽目に。

せっかくの機能を活かしていない状態だったんです。


で今回、安売りの期間に1つ試してみようと思った次第。

これまでの出張でのホテル宿泊で、僕の枕への好みは
固さよりも、高さのほうが重要だというのを痛感してきていました。

今まで使っていたのも少し高すぎる気がしましたし。

なので、とりあえず高さの低いものを買ってみよう、と。

気の利いた変形をさせてくれているヤツは
体型が合わなかったときに気になるポイントが増えてしまう
というのも学びました。

まっ平のヤツは頭の高さと固さぐらいしか関係しませんが
凸凹した形の枕は、頭を置く部分の高さだけでなく
首の部分の高さ、肩の部分に張り出した面積、
中央と左右の高さの違い、首から頭にかけての傾斜の度合い…
などと、こだわりポイントの数だけ
自分に合わないリスクも増えてしまうようです。

だったらシンプルに平な形でいいだろうと考えました。

あとは売り文句を調べてみて、柔らかさや反発力を考慮。

柔らかいけれど反発力もある、みたいなものを選んでみました。

枕 ブルーブラッド3D体感ピロー BlueBloodマクラ 全てのまくら難民に!まるで無重力 プレゼント※別途送料エリア 北海道540円/沖縄3,000円【Blueblood正規品】
枕 ブルーブラッド3D体感ピロー BlueBloodマクラ 全てのまくら難民に!まるで無重力 プレゼント※別途送料エリア 北海道540円/沖縄3,000円【Blueblood正規品】

とにかく僕は低い枕が必須なようだったので
8cmのものを注文してみました。

荷物が届いてから使うまでに、数日間
放置しておくぐらいに、あまり期待していなかったんですが
実際に使ってみたところ、これが予想外に良い。

なんといっても高さの負担がないのは大きいです。

フニャフニャにソフトなわけではないですが
グーっと押し込めば柔らかく変形して、
でも復元のスピードが速いような反発力があります。

なので低い高さでちゃんと支えてくれる印象です。

ホテルで使ってみたエアウィーブの高級な枕より
僕の好みには合いそうな感触です。

エアウィーブは弾力が強いので少しだけビヨンビヨンします。
寝てしまえばあまり気にならなくなるんですが。

その点、この枕は柔らかくて、弾むような印象はありません。

変形が大きいせいか、平らな形の枕でも
体型に合わせて勝手に形が整ってくれるみたいで、
特殊な形をした枕のときにあったような
「ここは良いんだけど、ここが気になる」
といったようなこともない。

実は、かなり寝心地も良いみたいです。

値段もリーズナブルで、期待していなかっただけに
なんだか得をしたような気分まであります。


枕に関しては好みの差が大きいでしょうから
万人にオススメするものではありませんが、
選び方としては「嫌じゃない」というのも大事そうな気がします。

つまり「良さそう」なものを検討するのではなく
「嫌じゃなさそう」なものを検討する、と。

自分にとっての必要最低条件をカバーしていることを重視して、
プラスアルファの「良さそう」な機能には引っ張られない。

良さそうな機能のおかげで、
最低条件がクリアされなくなるリスクがあるぐらいなら
そこはちゃんと妥協してしまうのも1つの選び方かもしれません。

僕の場合は、とにかく高さや頭の傾斜角度が大事でした。
「首を支えてくれる」とか「肩が安定する」とかはプラスアルファの範囲。

むしろ「首を支えてくれる」機能が
「高さを上げ過る」、「頭が下がるような傾斜角度を作ってしまう」
などのネガティブ要素になってしまったり、
「肩が安定する」機能が、「肩を内向きに巻かせてしまう」ことで
肩コリの原因になってしまったりしていました。

プラスアルファを期待した部分が、結局裏目に出てしまっていたんです。

僕にとって最優先される必要最低限の条件は
「高すぎないこと」と「頭が下がる傾斜がつかないこと」
のようでしたから、そのリスクを避けるほうが
プラスアルファの機能よりも大事だったということです。

その意味で「首を支えてくれる」とか
「体のラインにピッタリフィット」みたいな『良さそう』な要素は
今回は我慢して、妥協した選択をしたわけです。

徹底的に『嫌じゃない』ほうを優先した。

そうしたら予想外のところにプラスアルファのメリットがあって
期待以上に快適な寝心地を味わえている、という話です。

魅力的な情報のほうを妥協して
自分の求める最低限の基準を徹底的に求める。

そうすることで「嫌じゃない」ものを選ぶ。

毎日使うものだからこそ「嫌じゃない」ものを探すのは
1つのコツなのかもしれません。

cozyharada at 23:07|Permalinkclip!NLP | 心理学

2018年09月07日

ネットでまとめ買い

個人的にあまりネットショッピングをするほうではないんですが
先日、ちょっとまとめて買い物をしました。

以前から父親の運動不足を心配していて
色々と運動絡みの話なんかもしていたところ、どうやら
僕がジムでエアロバイクをやっているという話が印象的だったようで
「自宅に1つ買おうかと思っている」ような話題が出たんです。

しかも具体的な商品の広告を見せながら話してくれましたから
かなり本気のように見えました。

ただチョットだけ迷っているフシもあって…。

で、とりあえず僕がネットで調べてみたら、
もっと安いところがあったんです。

かなり値段が違う。

どうやら楽天のセールが絡んでいたようでした。

「これぐらい安いといいなぁ」みたいな話をしがならも
「楽天のアカウントを持っていない」としぶる父。

なので僕がプレゼントすることにしました。


その絡みで楽天のセールを色々と見てみることになったわけです。
複数の店で買うとポイントが増えるという仕組みでしたし。

ちょうど、書道の作品制作の関係で
一本、新しいのを買う必要もありました。

書く作品のサイズが大きいものに決まったので
大きい筆を買わないといけなかったんです。

筆は本当にピンからキリまで様々ですが
ネットだとたまに予想外の質のものが、予想外の値段で買えたりします。

一本だけお買い得なヤツを見つけていました。
これも偶然に楽天に登録されたショップで。

せっかくエアロバイクと筆を買うのであれば
ついでに日用品も楽天で買ってみようか、と考えました。

まぁ、エアロバイクも筆も、1〜2万円のものですから
物凄く高額な買い物をしているわけではありません。

それでもポイントが1%と10%だと
結構変わってきそうに思いました。

僕は出張のときのホテルを楽天トラベルで予約していて
予算を少しはみ出たホテル代をポイントで調整することがあるんです。

なので楽天ポイントは便利。

楽天の戦略にまんまと乗っかって、セールの期間に
こまごまとした買い物をしてみたわけです。

きっとこういう仕組みづくりを考える人たちが
楽天という企業で働いているんですね。


実際に買ったのは、結局、必要性の高いものばかり。
買った方がいいなと思いながら放置していたものを揃えた感じです。

パソコンのケーブルとか、電池とか、布団カバーとか
Amazonの欲しいものリストに入れてあった本とか
あとは父がエアロバイクのときに使えそうな心拍数計とか、
そういうのをチョコチョコと。

実をいうと、僕は宅配便の受け取りが嫌いなんです。

時間を拘束される感じと、
予定の時間の範囲の間中ずっとソワソワしている感じと、
若干のプライバシーが保てなくなる感じと…。

なんだか落ち着きません。

それでネットショッピングを積極的に利用していなかったんです。
Amazonの本とかも、コンビニ受け取りばかりです。

ところが、まとめた時期に購入すると
複数の荷物を同じタイミングで宅配業者が届けてくれるんですね。

これは受け取り回数が減る感じで気楽でした。

それからケーブルや電池のような小物は
メール便でポストに入れてくれるので、これも便利。
受け取りの心理的負荷がなくなります。

思ったより心の負担は小さかった気がします。

それでも、複数のものを同じタイミングで買うと
何を買ったか、何がいつ届くのか、など情報を把握しきれませんね。

本当に全部届いているんだろうか?なんて
若干心配になってしまうぐらいです。

僕の場合、もっと工夫が必要なようですが
賢く利用したらネットショッピングは便利なのかもしれません。


ちなみに、これを機に痛んでいたスマートフォンのカバーを変えました。
2年ぐらい使った後だと思います。

なんだか生まれ変わったような、機種変更したような
ちょっと新鮮な気持ちです。

2018年09月03日

「Can you celebrate?」

近頃、テレビをつけているとCMで流れてきたり
コンビニの店頭に広告が置かれていたり、
SNSで買った人の報告を読んだりして、
安室奈美恵のDVDについてを目にすることが多い印象です。

特にCMだと楽曲も一緒に流れますから、余計に印象が強いんでしょう。

なかにはCDが一番売れていた時代の曲も含まれていて
懐かしい気持ちも出てきます。


そんな中の一曲、大ヒットした歌ですが
「Can you celebrate?」という曲の歌詞がずっと気になっています。

どういう内容の歌なのか、どういう設定の歌なのかが分からないんです。

ここに歌詞を全部載せることはしませんが、
(とりあえずリンクだけ貼っておきます https://www.uta-net.com/song/9574/
改めて読み直してみても解釈が難しいと感じます。

いくらポップスの歌詞が、誰でも感情移入しやすいように
様々な解釈の可能性が出る形で書かれているとしても、
その中でも特に、僕には話が見えないんです。

その理由は英語が混ざっているから。

英語部分を完全に無視して、日本語の部分だけを読んでいったら
曲調もプロモーション動画も、後半に入るコーラスの感じとかも含めて
なんとなく「結婚式」っぽい雰囲気なんでしょう。

実際、結婚式でよく使われる曲らしいですし。

その観点でいうと、新婦から新郎に向けたメッセージにも読めそうです。


が、英語を踏まえると、内容が一変します。

「Can you celebrate?」っていう疑問文が
文脈なしでは解釈しにくいんです。


そもそも「celebrate」の意味ですが、オンライン辞書「英辞郎」によると
 【自動】
 1. 式典を挙行する
 2. 祝杯を挙げる、浮かれ騒ぐ
 【他動】
 1. 〔誕生日・特別な出来事などを〕祝う、祝賀する、記念する
 2. 〔祭典・結婚式・パーティーなどを〕挙行する、執り行う
 3. 称賛する、褒めたたえる
となっています。

念のため「Cambridge Dictionary」を見ると
 1. [ I or T ] to take part in special enjoyable activities
  in order to show that a particular occasion is important:
 2. [ T ] to express admiration and approval for something or someone: 《formal》
 3. [ T ] to lead a religious ceremony:
とあります。

念のため、[ I ] は自動詞、[ T ]は他動詞です。

日本語と英語を見比べると、主な意味は
「(祝杯を)挙げる、(祝典を)行う、〜をパーティで祝う」
といったところでしょう。

いずれにしても、「お祝いのイベントをする」意味合いだといえます。

念のため、英語のほうの二番目の意味として
「何かや誰かに対して敬意や承認を表現する」とありますが、
例文を色々と見ていくと、基本的には
 ・誰かの性格や行動を称賛する
 ・誰かの業績や、「〇周年」などの記念を称える
 ・人間を超えた大いなる何かに敬意を示す
といったことのようです。

しかもフォーマルな場面での英語だとありますから
書き言葉が中心で、会話で問いかけるようなものではないでしょう。

英語のほうの3番目は「宗教的な儀式を執り行う」となって、
日本語のほうの自動詞の一番目「式典を挙行する」に少し近そうです。
(※その式典が宗教色を帯びていれば、ですが)


それを踏まえて「Can you celebrate?」を考えると
文章の形式としては目的語がないですから
自動詞として使われているのが分かります。

自動詞の場合の選択肢は
 1. 式典を挙行する
 2. 祝杯を挙げる、浮かれ騒ぐ
のいずれか。

1.のほうは、式典のリーダーのような立ち位置、
2.のほうは、パーティの参加者の一人の立ち位置でしょうか。

随分と差があります。

また、日常会話では他動詞の目的語を省略してしまうことも
ないとは言い切れません。

文脈的に「何を」という目的語がハッキリわかる場合、
他動詞でありながら目的語を言わずに
「Can you celebrate (it)?」と発話するのも可能なようです。

ただしこれは日常会話限定なので、フォーマルな意味合いの
「何かや誰かに対して敬意や承認を表現する」はあり得ません。

すると他動詞として解釈可能な意味は
 1. 〔誕生日・特別な出来事などを〕祝う、祝賀する、記念する
 2. 〔祭典・結婚式・パーティーなどを〕挙行する、執り行う
です。

1つ目のほうは英語辞書の
「to take part in special enjoyable activities
 in order to show that a particular occasion is important:」
にあたります。
「ある機会が重要だということを示すために特別な楽しい活動に参加する」
が直訳ですから。

例えば、
「仕事が上手くいったから、お祝いのパーティをしよう」
「念願の優勝だ、祝賀会をしよう」
「ついにアイツが夢をかなえたからパーッと祝ってやろう」
みたいな感じでしょう。

何か特別なイベントを開催して、そこに参加して
楽しい雰囲気の中で浮かれた気分で「イエーイ!」ってやる、と。

2つ目のほうは、英語だと
「to lead a religious ceremony:」
にあたるはずです。

やはり自動詞で捉えた場合と同じように
一方は、式典のリーダーのような立ち位置、
もう一方は、パーティの参加者の一人の立ち位置になります。


以上を踏まえて、「Can you celebrate?」を考えると…。

まず、英語としてあり得ない解釈は、
「Can you celebrate (me)?」のように
「me」か「us」が省略されていて
「私のことを祝ってくれる?」といった意味になることです。

日本語で「祝う」というと、七五三のお祝いとか出産祝いなどのように
静かに「おめでとう」の気持ちを示すニュアンスを感じそうです。

もし「celebrate」を「祝う」という文字情報だけで理解していたら
日本文化的な「おめでとう」の気持ちの表し方を想像しそうですが、
それは「celebrate」ではないんです。

むしろ「congratulate」か「bless」のほうが近い。

辞書としては「congratulate」は「祝う」、
「bless」は「祝福する」となります。

どちらも目的語に人物を取れますから、形として
「I congratulate you」や「I bless you」が可能です。

congratulate の「祝う」は、日本語の一般的な「祝う」のニュアンスに近く
「結婚祝い」「出産祝い」「合格祝い」など、個人的な気持ちとして
「良かったね。おめでとう。」といった表現です。

「あなたに対して、”おめでとう”という気持ちです」だと。

bless の「祝福する」は、「おめでとう」の気持ちに加えて
その相手の幸せを願う気持ちが加わるニュアンスです。
日本語でも「祝福する」にはそんな意味が入るかもしれません。

英語で調べると、
「〜のために、神や神聖な存在へ助け・保護を頼む」
と出てきます。

つまり、bless の「祝福」は
「神のご加護がありますように」
といった気持ちの表現になっている、と。

ですから内面的には、相手の幸せや健康への祈りが含まれるわけです。

そして、celebrate に話を戻すと、これは
congratulate や bless のような祝い、祝福の話ではないということです。

もっと明るく楽しく、騒ぎながら、祝賀パーティをやる感じです。

あるいは宗教色のある式典を司るか。


ということは「Can you celebrate?」という歌の場合…。

一応、曲調やコーラスの感じ、プロモーションビデオの映像から
結婚にまつわるストーリーだと仮定しましょう。

「Can you celebrate?」は文脈からして結婚祝いの話となって
「結婚パーティーで大騒ぎしてくれる?」
といった質問になります。

「〜してくれる?」という語尾にしたのは
「Can you〜?」の疑問文が親しい関係での言い回しだから。
敬語のニュアンスが含まれません。

また「Will you〜?」だと「そのつもりがあるか?」という
「やりたいかどうか」の意志を尋ねる質問になりますが、
「Can you〜?」はもうちょっと気軽というか
「大変じゃなければ」「無理じゃなければ」のような
気配りを感じさせる表現です。

意欲ではなく、「不可能でないか」を尋ねているわけです。

そういう意味での
「結婚パーティーで大騒ぎしてくれる?」
ですから
大騒ぎするのが無理じゃないかを気にして尋ねている感じでしょう。

もしくは、もう一方の意味「celebrate = 式典を執り行う」だとしたら
結婚式の話ですから、「教会での式を神父として進める」話かもしれない。

神父・牧師に向かって
「教会で結婚式を挙げさせてくれない?」
と尋ねている。


いずれにしても気軽に「〜くれない?」と聞ける関係性です。

親しい間柄でしょう。

友人に対して尋ねていると想像できます。
神父のケースだとしても、神父をやっている友達がいるんでしょうね。

ですがどちらの場合だとしても、
新婦が新郎に対して尋ねる内容ではないと思われます。

そこにあの神妙な雰囲気が加わります。
気軽な言葉で話せるプライベートな関係だけれど
非言語的には特別感があるような曲調です。

親しい間柄なんだけど、かしこまって、
相手にとって特別な意味を持つ結婚について
少し聞きにくい質問を投げかけているように聞こえます。

そこで想像力を働かせると…。

新婦が元カレに質問しているんじゃないか、と思えてきます。

それもかなり絆の深い間柄。
政略結婚とか、何らかの事情で、新婦となる女性は
別の男性と結婚することを決めた。

その結婚式が直前に迫っているような場面かもしれません。

もしかしたら
 婚約までしていたのに直前で破棄になった…、でも
 まだ気持ちは続いている
とか、
 腐れ縁のようにずっと続いていてきた深い関係で
 結婚が決まった今でも、まだお互いに気持ちが残っている
とか。

そんな深い間柄の相手男性に対して、
「Can you celebrate?」って質問しているんじゃないでしょうか。

その男性が、たまたま神父か牧師をしていて、
新婦としては別に全く無関係の教会で式を挙げても構わないけれど
やっぱり特別な想いがあるから、この男性に執り行ってもらいたい。

抵抗はあるかもしれないし、素直にやれないかもしれない…でも
「教会で結婚式を挙げさせてくれない?」と。

無理じゃないか、嫌じゃないかを尋ねている
そういう「Can you celebrate?」の可能性が考えられます。

あるいは、別に神父や牧師ではないけれど、
その深い間柄の男性に、結婚式の二次会に来てもらいたい。

さすがに建て前上、教会や披露宴に呼ぶわけにはいかないけれど
二次会だったら来ていても不自然じゃないし、
誰も関係性についてなんか詮索しないだろうし。

素直に喜べないかもしれない。
それでも特別なことだから来てもらいたい。
はしゃいだり、騒いだりする気分じゃないかもしれない。
そんな余裕はないかもしれない。

それでも
「結婚パーティーで大騒ぎしてくれる?」
っていう
「Can you celebrate?」
なんじゃないでしょうか。


英語を踏まえると、解釈が複雑になってきます。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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