2007年05月19日

苦しめる喜び

NLPのスキルに『リフレーミング』というのがあります。

ものの見方、つまり物事を捉える枠組みを変えるということです。
物事の見方を変える、なんていう風に説明されます。

僕は別の説明の仕方の方がしっくりきますが、
一般的には『見方を変える』という表現が多いように感じます。

特に、何かの物事の良くない一面を
見方を変えて、良いこととして解釈するような捉え方がされやすいようです。
ポジティブシンキング的に理解すると言えばよいでしょうか。


苦しいことがあったとき、その反対の意味を考える。
そんな説明。


例えば、仕事で誰かの悪意によって、お金を騙し取られたとします。
そんな時・・・、

 騙し取られるだけのお金があったんだから素晴らしいじゃないか。

 お金を失って、それ以上に勉強というものを手に入れたじゃないか。
 
 騙されてしまうぐらい、他人のことを信じられる誠実さがあるということじゃないか。

そんなリフレーミングの例を良く目にします。


一方で、こういうリフレーミングもあると思うんです。

 仕事でお金を騙し取られたのは凄く悔しい。許せない。腹立たしい。
 でも、自分はこの仕事が好きだ。
 騙し取られた悔しさを味わえたのも、この仕事をしていたからだ。
 この悔しさも仕事の醍醐味の1つだ。



きっと誰もが死ぬのは怖いと思います。
死ぬのが怖いのは、今、生きているからだと思います。

逆に言えば、生きているから、死の恐怖が感じられるわけです。
死の恐怖が感じられなかったら、生きている実感も感じられないのかもしれません。


 苦しいのは生きているからだ。
 だから苦しみもまた素晴らしい。

そう思えるかどうかは、生きていることをどれだけ喜べるかによるのかもしれない。
そんな風に思います。

仏教の十二縁起を思い出しました。


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この記事へのコメント

1. Posted by ぐっち   2007年05月20日 10:45
初投稿です。

昨日、末期がん患者のカウンセリングをやっていらっしゃる方の講演を聴いてきました。
聴いていて思ったこと。
死を考えることは生を考えることなんだなと。たとえ明日死ぬとわかっていても「今」は生きているんだなと。

なんとなく自然にリフレーミングの考え方ができていた自分に拍手。。

ちょっと関係ないですが、なんかこんな言葉ありましたね。
「たとえ明日世界が滅亡しようとも私は今日りんごの木を植える」



2. Posted by 原田幸治   2007年05月24日 18:39
ぐっちさん

生死に関わる感情というのは人間にとって最も深い課題だそうです。

決して無くなりはしない思い。
それを背負って生きていく覚悟を持てるかどうかが
その人の生き方を大きく左右するように思います。

自分が生かされていると、心の底から思えたとき
今を大切に生きられそうな気がしますね。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
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