2007年05月23日

すり合わせ

人それぞれ、色々な癖がありますね。

手の動き、足の置き方、姿勢、首の動かし方、表情筋の使い方、・・・。
見ていると面白いものです。

そして、間違いなく、それらの癖は潜在意識的には重要な意味を持っています。


で、今日、僕は自分の癖について考える機会があったんです。
指摘されたわけですね。
まぁ、自分でも知っていた癖でしたが。
やっぱり他人からは目に付く特徴的な動きなんだな、と思いました。

それが何かと言うと、手をスリスリと擦り合わせる動きです。
ちょうど拝むような形で両手を合わせ、その手同士をスリスリやる、と。
時々、手のひらを合わせたまま指先を動かしたりもしています。

これをどんな時にやってるんだろうなぁ?と考えたんです。

すると。

どうやら、この手の動きはボンヤリと考えているような、
同時に意識的には何も考えないでボーっとしているような、
そんな状態が多いんです。

あとは、何かを話し始める前です。

どうも準備段階という印象が強いですね。「さてさて」みたいに。


じゃあ、準備段階あるいはボンヤリと考えているような状況というのは何でしょうか?

それが何となく、無意識的に考えをまとめ上げている時のように思えるんです。

「さてさて何を話しましょうかね」なんて意識では思いながら手をスリスリやって
適当に話し始めると自然と話が沸いてくるわけですから、
無意識が勝手に話の筋をまとめていてくれたんだろうか、
そんな風なことを思います。

もっと日常的な場面で言うと、なんとなくボンヤリと気になっていたことが
勝手に無意識で折り合いをつけようとしている状況なんだろう、と。


心理療法やNLPでは葛藤を統合するときに、両手のひらを合わせる動きを使います。
手を合わせるという動きが2つの異なったものを合わせるというメタファーなんでしょう。

そういう意味でいうと、両手をスリスリやる動きというのは
何かの事柄をまとめ上げ、統合しているというメッセージなのかもしれません。

文字通り「すり合わせ」が起こっているんでしょうね。


とすると、何かの考え事をしたり、悩むことがあったりした場合には、
両手のひらを合わせて、すり合わせる動きを入れながら考えてみると
無意識的な統合のプロセスを促進するようなメッセージとなって
良い考えが浮かびやすくなるかもしれません。

試してみる価値はあるんじゃないかと思います。


そして僕が面白いなぁと思ったのは日本語としての「すり合わせ」です。
日本語の言葉は意外なほど無意識的なニュアンスを表現していると感じます。

体の部位や動作を含む言葉は要チェックですね。

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 魔術師   2007年05月24日 08:03
フィクションですが、シャーロック・ホームズは考え事をするときに両手の指先をあわせる癖があります。
ホームズにはベル教授という実在の人物のモデルがいますが、その人の癖だったのかもしれませんね。ちなみにベル教授もコールド・リーディングの達人だったらしいです。
2. Posted by 原田幸治   2007年05月24日 19:03
魔術師さん

シャーロック・ホームズはそうでしたね。
そういえば僕も考え事のときに同じような姿勢になります。
そんなときは頭の中でも目の後ろあたりに意識が向いています。

モデルの人物にも同じような癖があったとしたら面白いですね。
そういえば、僕が会社にいたときの上司にも
同じような姿勢をとる癖がありました。

姿勢やポーズでも脳の使われ方が変わっているのかもしれませんね。


この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
おしらせ
 ◆ セミナー情報 

New!

《コミュニケーション講座》
 〜人を育てる指導力〜

【日時】 
  2019年6月16日(日)
   10:00〜16:30


【場所】 
  北とぴあ 601会議室

   JR王子駅より2分
   南北線王子駅直結

詳細はこちら>>


《瞑想講座》

【日時】 
  2019年6月22日(土)

  午後の部 13:30〜16:30
  夜間の部 18:00〜21:00

【場所】 
  北とぴあ 第2和室

   JR王子駅より2分
   南北線王子駅直結

詳細は後日


《怒りの取り扱いマニュアル》
 〜期待の手放し方と
  ゆるしの技法〜


【日時】 
  2019年7月6日(土)
     7月7日(日)
   10:00〜18:30


【場所】 
  滝野川会館

   JR上中里駅より7分
   JR駒込駅より10分
   南北線西ヶ原駅より7分

詳細はこちら>>
次回未定


 ◆ 過去の講座 

《新カウンセリング講座》
 〜まとめと実践〜


当時の内容はこちら>>


《勉強会》 

【テーマ】 変化の流れを考える

当時の内容はこちら>>
次回は未定



 ◆ お問い合わせ 
  技術向上、
  コンサルティング、
  スーパーバイズ、
  執筆・講演…

  諸々のお問い合わせはこちらへ>>



ホームページ
バナー1


プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
Archives
最近のコメント
QRコード
QRコード