2008年05月26日

懐かしい気持ち

「過去を振り返る」という言葉がありますね。

日本語にも英語にも、慣用句として使われる表現の中に
身体感覚を伴ったものが多く見受けられます。

「肩の荷がおりた」とか、「はらわたが煮えくり返る」とか。

「過去を振り返る」のも、多くの人に共通する時間感覚なんでしょう。
身体感覚的に、未来は前方にあって、過去が後ろにある印象を受けるということです。

NLPではタイムラインと言って、人の持つ時間感覚を利用したスキルを扱いますが、
未来を前方の設定するケースが多いです。


で、今この瞬間に充実感を感じてるのが好きだったり、
未来への目標に向かって進んでいくのが好きだったりすると、
「過去を振り返る」ことは少ないものかもしれません。

僕は意図的に過去を振り返ることもしますし、
何か気になることから記憶を遡っていくこともしますが、
ふとしたキッカケで当時の記憶が鮮明に蘇ってくることもあります。

NLP的に言えば、アンカリングされていたものが出てきたとも解釈できますね。


最近、久しぶりの人に出会う機会が多いんです。
立て続けという感じです。

それも何年ぶりとか何十年ぶりとかではなく、
1年ぶりとか1年半ぶりとか、ちょっとご無沙汰ぐらいの人達。

なのに意外と懐かしさも感じます。
そして、最近は意識していなかった当時の出来事を思い出します。

懐かしさというのは、「あの頃はこうだったよなぁ」という
変化に対する思いなのかもしれません。

久しぶりの出会いによって、自分自身の変化に気づけるんです。
1年とか1年半とか、短い期間のようであるけれど、随分変わったものだと実感します。

周りで見ているぶんには分からないかもしれませんが、
自分の中には色々と変わってきたことが沢山あるんです。

相手の方を通じて、あの頃の自分というのを振り返ることができるのでしょう。

自分を振り返る時間そのものは一瞬で、もちろん
久しぶりのコミュニケーションを楽しむわけですが、
1人に戻ったときに色々な記憶があふれて来ることもあるんです。


1年前にブログを始めた当時の記事を自分で読み返してみたり、
本屋で以前に好きだった著者の新作が目に留まったり、
最近は少し前のことを思い返すキッカケが続いている気がします。

今の僕に至るまでに、重要な影響を与えた本が中村文昭さんのものです。
最近その新作を読み、数年前を思い返したわけです。

本を読み、感動して涙を浮かべた最初の経験をしたのが中村文昭さんの著書でした。
初めて足を運んだ講演会が中村文昭さんのものでした。
初めて人の話に感動したのも、中村文昭さんでした。

それからセミナーや講演会に抵抗無く足を運ぶようになり、
石井裕之さんやNLPと出会うことができたんです。

講演の楽しさを知らなかったら、その本で影響を受けた考え方がなかったら、
僕はセミナーに参加することすらしなかったかもしれません。
そうしたら当然、今の自分はあり得ないわけです。

そして、中村文昭さんの本を読むことになったのは、速読をしていた時です。
速読を習っていた頃、多くの本を買っては読んでいました。

速読は、研究者として英語の論文を速く読みたかったから始めたものです。
それも何かに関わっていた気がします。

「あのとき、こうしていなければ…」という仮定をしたいわけではなく、
運命的な話をしたいわけでもなく、少し過去を振り返ると
様々なターニングポイントがあったことに気づけたということです。

…まぁ、実感として、導かれたような、不思議な感じというのもあるんですけど。

意識的に振り返らなくても、あるキッカケで振り返りたくなる時があるように思いますが、
そんな時は自分の人生を見つめなおす良いタイミングなのかもしれませんね。


ちなみに、ブログの初めの頃を見直したら、少し恥ずかしいところもありました。
今、読み返しても、実感を伴っている部分も沢山ありますが、
「今はそんな風には思わないなぁ」というようなところもあるものですね。

そんな多少の気恥ずかしさもまた、変化を感じるポイントなんでしょう。

cozyharada at 23:19 │Comments(0)TrackBack(0)clip!NLP  | 全般

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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