2008年10月25日

11月の勉強会

11月の勉強会のお知らせ

10月の勉強会は、まさに「勉強」という感じが強かったと思います。
理論的な学習を中心に進めたのも1つの理由かもしれません。

そのテーマでもあった学習というプロセスを踏まえながら
今回の勉強会では体験的な学びを優先していくつもりです。

学習をして「分かった」と実感するためには、抽象的な理論を
学習する個人の中で自分自身の体験と結びつける必要があります。

「なるほど」と思える説明の中には、抽象的な理論や主張を
何か1つの具体的事例と結びつけてなされるものが多くありますが、
その事例自体を同じような体験として知っていないと
実用的なレベルにはなりにくいわけです。

だからこそ体験学習には大きな意味があります。

その場で体験した内容が、そのまま理論的学習と結びつけられると
1つの確実な具体的事例が蓄積されるからです。

その際には、体験した内容を意識的に理論と結びつけることが有効だと考えられます。
そうすることが、学習した内容を定着させるのに役立つんです。

体験から得られる情報は膨大で整理されていない状態で記憶されます。
それを言語と抽象的なモデルを使って整理することで、
意味のある情報として再構成することができるわけです。

体験学習を振り返ってみるとか、感想を述べてみるということには
そういう効果があるということです。


11月の勉強会では、そのような体験学習のプロセスを意識しながら
実践的なコミュニケーション技術を学びます。

もちろん、これまでも様々な場面で応用可能な技術に取り組んできたわけですが、
今回のテーマは幅広い内容になってくるはずです。
幅広いということは応用範囲も広く、実践的だということです。

そのテーマは『ラポール』です。

過去にもラポールだけで何度か勉強会を行ったことがありますが、
何度も行えるということは、それだけ幅広い内容を含んでいるということです。

ラポールを目的にしたアプローチは色々と考えられるんです。

ラポールというのは状態です。
コミュニケーションにおける状態。

ラポールそのものがコミュニケーションのゴールになることもあるでしょうが、
コミュニケーションに興味を持つ方々にとってラポールは出発点でもあるはずです。
基盤と言っても良いでしょう。

基盤がしっかりしているほど、上に積み上げていくものも確実になっていく。
その意味でもラポールについて学ぶことは大変意味のあることです。

にも関わらず、ラポールに時間をかけて学ぶところは決して多くないようです。

様々なことを学習する中で基本練習の重要性を知っていても、時間的な制約もあって
ラポールだけを深めるのは難しくもあるのが実情なのかもしれません。

ラポールというのは不思議な状態です。
ラポールそのものへの理解を深めることが、実用に結びつくはずです。
人間関係において深いラポールが成立しているときに何が起きているのか。
それを体験的に理解しておくとコントロールがしやすくなっていきます。

ラポールの深みに迫る。
それが表向きのテーマです。


そのラポール形成のための技術は多岐にわたります。
ラポールという状態に辿り着くまでにルートが色々あるわけです。

様々な技術を組み合わせるという言い方もありますが、
より正確には、ラポールという状態を作り出すために
同時に様々な取り組みをする必要がある
、と表現したほうがいいでしょう。

地道なトレーニングを繰り返してきたり、人並み以上にセンスがあったりする場合には、
「ラポールを心がけよう」とか「相手に合わせよう」とか、
抽象的な大枠の意識をするだけで、様々なプロセスを無意識的にできるようにもなります。

それは、学習におけるパートの機能と結びつけて解釈すると、
「ラポールのパート」を持っているということです。

しかしながら、その状態になるのも一筋縄ではいきません。
だからトレーニングをするわけです。
言ってみれば、今回の勉強会で「ラポールのパート」を作り上げるためのプロセスを
体験学習を通じて理解していただくことが裏のテーマだということです。

なお、ここでのポイントは、コミュニケーションにおける学習という部分です。

ラポール形成のための技術を身につけようとしたとき、
普段の自分がしているコミュニケーションの方法が関わってきます。
自分のいつものやり方が癖になっている状態です。

その癖を修正したり、今までにしたことのない方法を実施することになります。
ここでパートの学習を意識できると効果的なわけです。

効果的なトレーニングには、パートという部分的要素から全体に統合していくような
デザインがなされていることが重要だと考えます。


具体的な内容に関して説明すると、今回の勉強会では
技術的なトレーニングを高度に意識化して行うことになります。

前回の勉強会の形式を料理に例え、とっておきのレシピを公開するようなものと表現すれば、
今回の形式は実際に調理実習をした上で、僕の料理も試食してもらう形と例えられます。

ご参加の方々同士でトレーニングをするだけでなく、
こちらからも積極的に介入する形になるということです。

ですから、自分のやり方に自信があって、変えるつもりは全くないという方には
今回の勉強会へのご参加はご遠慮いただきます。


もちろんそこには、他者からの介入を学習に取り入れることが、
パートを関係づけた学習プロセスに有効な方法だという前提があるわけです。

ご要望に応じてビデオを用いたトレーニングも実施します。
ご自分の技術を磨きたい方は積極的に取り組んで頂けると、得るものも大きいはずです。


10月の勉強会にご参加下さった方であれば、「パートと学習プロセス」に関して
より実感的な理解に繋げていただくための機会にもなるでしょうが、
「ラポール」について深める機会としても有意義な時間になると思います。

10月の勉強会にご参加されていない方でも、
「ラポール」というテーマに関して深める機会として
役にたてていただけるものと信じています。

繰り返しになりますが、ラポールというのは本当に不思議な現象です。
「人間にはこういう機能があるのか」と驚きを感じるほどの現象です。
それを実感できるだけでも価値がある。
そう考えたからこそのテーマです。

積極的なご参加をお待ちしています。


※最近は多くの方からお申し込みを頂いています。
 定員を設けていますので、ご注意ください。
 定員を超える場合には先着順での受付とさせて頂きますのでご了承下さい。




詳細は以下のとおりです。



※勉強会の趣旨に関しましては
勉強会070725 ( http://rikei.livedoor.biz/archives/50205495.html )をご覧下さい。


【勉強会の詳細】


【日時】 11月24日(月・祝)
    午前・午後 10:00〜16:30
  ※午前と午後両方でご参加下さい。


【場所】 滝野川会館 304集会室
    (JR京浜東北線・上中里駅東口より徒歩7分)
    (JR山手線・駒込駅北口より徒歩10分)
    (東京メトロ南北線・西ヶ原駅より徒歩7分)


【参加費】当日、会場にてお支払いください。
     
     ◆午前〜午後 ・・・7,000円 
    
    
テーマ: 『ラポールの技術』

   ※徹底したスキルトレーニングです。
    スーパーバイズを希望される方は「ご意見など」の欄に、その旨をご記入下さい。
    当日のご希望も可能ですが、時間配分に関してはご了承下さい。


*多くの方にご興味を抱いて頂けるようになってきましたので、
 学びの密度を考えて、一定数で募集を打ち切らせていただくことがあります。
 ご了承ください。



世の中には誰しもが納得できる精神論があふれています。
「相手を大切にしましょう」
「人を幸せにしましょう」
「相手の立場になって考えましょう」

しかし、自分の関わり方が相手に対してどのような影響を及ぼすかは分かりません。
大切にしたつもりが不愉快に受け取られることもあるのが現実です。

他人を100%理解するというのは不可能なことだと思います。
分かることはできない。
でも、それで良いのではないでしょうか。

その現実を受け止めた上だからこそ、自分に出来ることに意識が向くはずです。

相手を分かることは不可能ですが、
相手に「分かってくれた」と思ってもらうことは可能です。

それが現実にできる精一杯だということです。

確かに、人を大切にする思いがあれば、それは伝わるのかもしれません。
技術よりも想いのほうが大切だという意見もあるでしょう。

ただ、「人を大切にするための技術」を徹底的に磨こうとする姿勢にこそ
その想いが反映されていると考えることもできないでしょうか?

技術を磨き続ける仲間がいるのは、本当に素晴らしいことだと思います。


参加をご希望される方はこちらのフォームに入力してください。
(*は必須項目です)


終了しました

トレーニングには色々あります。
無意識にアプローチする手法であれば、一度の取り組みで効果が出る場合も多々あります。
一方、話術や聞く技術のように、地道なトレーニングによって効果を発揮するものもあります。
この勉強会では地道なトレーニングが主体と考えていただいて良いかもしれません。


是非、お互いの頭を上手く利用し合いましょう。

今後、参加者のご様子を伺いながら、徐々にクローズドな会合にしていく方針です。
ご興味がおありの方は、お早めに一度ご参加下さいますことをお勧めいたします。

いずれの回からのご参加でも、初めて起こしになるときはお試し価格を適用いたします。
その旨をお伝えください。


また、お気軽にお友達やお知り合いをお誘いいただけると喜ばしいです。
学びの幅が広がるとともに、勉強会が新たな学びの機会となっていただけることを
心から願っているためです。


【その他のご連絡事項】
ご自分の学びのアウトプットとして、勉強会で発表したいことがある方は
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
お時間などの相談をさせていただきます。


勉強会の最中には、質問をお気軽にドンドンして下さい。
話題を遮っていただいて構いません。

その時によって、どんな情報が関連して出てくるかは分かりません。
質問に答える側としても、その時間は非常に有意義なものです。

また、テーマに関して事前にご関心の強い点がありましたら
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。

調査して勉強会にあたります。



それでは当日お会いできることを楽しみにしています

cozyharada at 23:58│Comments(0)TrackBack(0)clip!セミナー情報 | NLP

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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