2009年02月24日

3月の勉強会

3月の勉強会のお知らせ

以前から、人を見るときに基準として使っていたポイントがあります。
それは自分の中では根本的な性質ではないかと感じていた部分です。

詳しい内容は当日にお伝えしますが、
これは「性格」と呼ばれるものとは別です。

一般的に「性格」と呼ばれるのは、人の行動パターンの総称です。
その人が良く取る行動の傾向から「優しい」とか「積極的だ」とか言うわけです。

そのため、コミュニケーションという観点に立ったときには
相手の性格を把握できていても役に立たないことがあるんです。

「優しい人だと思っていたのに…。こんなヒドイ仕打ちをするなんて!」
「積極的なヤツだと評価していたのに!肝心なところで怖じ気つきやがって…」
そういうことが起きるのは、人を「性格」という全体像で理解したつもりになるからです。

相手は、その状況で本人にとって自然で当然な行動をしたに過ぎません。
人は状況ごとに決まったパターンを取るものです。
その状況での相手のパターンが、自分にとって気に入らないものだっただけ。

それを「あの人はこういう性格の人」と思い込んでしまっている。
そして、自分の中で「こういう性格の人は、こんな行動をするはず」と決めている。
だから相手の自然な行動が、自分の想像と違ってきてしまうのです。

「性格」という行動傾向に名称をつけたものを過大評価すると
相手そのものを見なくなってしまう側面が避けられないわけです。

よく耳にする「アイツとは性格が合わない」とか「性格の良い人が好き」とか、
そういった言葉は、相手の一部の行動パターンを見るところから生まれる気がします。

「性格が合わない」のではありません。
同じ状況で、自分と違った行動パターンを取る頻度が多いんです。
同じことに対して、自分と違った選択をすることが多い人なんです。

「性格が良い」というのは、
多くの人が期待する行動パターンを頻繁にとる人のことでしょう。
多くの人が嫌いな行動を滅多に取らない人なんでしょう。
一般論との照らし合わせなんです。

結果的に相手への印象を決定づけていくのは
自分と相手の間に感じる行動や選択のギャップだということです。


「性格」というのは、その人の行動パターンを見て、
その結果としての傾向に名称をつけたものです。
順番として、行動が先で、性格が後に決まるというのが重要です。

「優しい」から「お年寄りに席を譲る」のではありません。
「お年寄りに席を譲る」のを「優しい」行動だと呼ぶんです。

「積極的」だから「会議で自分の意見を一番に言う」のではありません。
「会議で自分の意見を一番に言う」人のことを「積極的」な人だと呼ぶんです。

であれば、その行動を生み出しやすくする元の特徴がないだろうか?
そういう発想が浮かんでくるんです。

これは相手を理解するための行為だと思います。

たまに「相手を理解するよりも、相手を大切にするほうが大事だ」なんて
一見すると良い話に思える言葉があったりしますが、現実は逆でしょう。
相手を大切にしようとした行為が裏目に出るからトラブルが起きるんです。
相手を理解していないから、大切にしたくても相手に伝わらないんです。

「その状況で相手が何をするか」という行動パターンを理解する。
もちろん、相手のために自分の行動を変えることが全てではありませんが、
相手を理解することで、人間関係において出来ることが増えるのは間違いないでしょう。

人の行動を生み出す元となっている受け取り方の特徴。
「状況に対して、このように反応する度合いが強いから、こんな行動をする」
という方向性で特徴づけをしたいわけです。


おそらく、その特徴は、普通に生きている限り滅多に変わらない部分でしょう。
意識的に行動パターンを変えるようにすることはあっても
根本的な反応の特徴には意識することさえないはずです。

自分自身の中で起きていることは、それが当たり前だと思うものです。
他人が自分と違う反応をしていることを想像することさえしないのが通常です。

それぐらい無意識的な反応の特徴を意識しようという試みなんです。


今回の勉強会では、そうしたタイプ分けのようなものを扱ってみます。
既存のタイプ分けとは違うつもりです。

結果として似てくるタイプもあるかもしれませんが、
根本の発想が違うということは理解して頂けると思っています。

分類の仕方にも名前がついていませんし、個別の特徴も呼び名が決まっていません。
ある部分では試行錯誤の途中とも言えるでしょう。

ご参加の方々のご意見を元に、議論が進む場面もあるかもしれません。
多くの方の感じ方を聞かせて頂きたいと考えています。

まずは、根本的な発想を説明します。
それから常日頃、自分が何を意識して人を見ているかというポイントと関連づけて
分類の仕方をこちらから解説します。

その後、皆さんで議論をしながら分類ごとの詳細な特徴を深める時間を取る予定です。
午前・午後いずれかのご参加も可能ですが、両方のご参加をお勧めします。

現時点では未完成の分類法を、ご参加の皆さんと共に発展させようという企画になります。
大げさな言い方をすれば、
 新しいものが生まれる場面に立ち会いませんか?
ということです。

興味のある方は是非、お越し下さい。


※最近は多くの方からお申し込みを頂いています。
 定員を設けていますので、ご注意ください。
 定員を超える場合には先着順での受付とさせて頂きますのでご了承下さい。




詳細は以下のとおりです。



※勉強会の趣旨に関しましては
勉強会070725 ( http://rikei.livedoor.biz/archives/50205495.html )をご覧下さい。


【勉強会の詳細】


【日時】 3月20日(金・祝)

     ◆午前の部 10:00〜13:00  ※普段と時間が違います。ご注意下さい。
     ◆午後の部 14:00〜16:30


     ★午前、午後いずれかのご参加も可能です。


【場所】 北とぴあ 802会議室
    (JR京浜東北線・王子駅 北口より徒歩2分)
    (東京メトロ南北線・王子駅 5番出口直結)


【参加費】当日、会場にてお支払いください。
     
     ◆午前の部 ・・・5,000円
     ◆午後の部 ・・・3,000円  ※意見交換の時間も予定しています

     ★午前・午後両方ご参加の場合 ・・・7,000円

    
    
テーマ: 『反応特性分類(仮称)』
      ★意見交換・質疑応答の時間が多いと予想されます。
       普段の勉強会とは違った形式になる可能性をご了承ください。


*多くの方にご興味を抱いて頂けるようになってきましたので、
 学びの密度を考えて、一定数で募集を打ち切らせていただくことがあります。
 ご了承ください。



世の中には沢山のタイプ分けの理論が存在しています。

古くはユングのタイプ分けから、現在のアメリカでは
100以上の項目で性格をプロファイリングする方法もあるようです。

手相やカードリーディングなどの対面式の占いの類には
タイプ分けとは違った意味があると個人的に考えていますが、
世間一般で人気のある「〜占い」というものの多くはタイプ分けの一種でしょう。

血液型や誕生日などと性格を結び付けるものもあります。

NLPでも「メタプログラム」という呼び方で人のタイプ分けをする場合がありますが、
今回の勉強会で扱うのは、そうしたタイプ分けとは違うつもりです。

むしろ、能力や素質に近い部分があります。

性格と呼ばれるものだと、自分の性格に合わない行動は「したくない」ものです。
「優しい」性格の人は、人に冷たく接することを心苦しく感じるわけです。
そうすることも頑張ればできるけど、したくないものなんです。

今回扱う分類が、能力や素質に近いと言ったのは
「そのように受け取ろう、反応しよう」としても難しいからです。
「やろうとしても、できない」という感じに近いんです。

自分と違う人は不思議にさえ感じられます。
それぐらい変えにくい特徴だということです。

この特徴も意識していくことで少しずつ変えていけるようです。
それこそがコミュニケーションのトレーニングで重要な部分に感じます。

とはいえ、具体的なことを聞かないままに全体像の説明だけしても
何を言いたいのかは分かりにくいものかもしれません。

今までとは違った人の見方に興味のある方とも議論が交わせれば幸いです。

けっこう面白い内容だと思いますよ。


参加をご希望される方はこちらのフォームに入力してください。
(*は必須項目です)


終了しました

トレーニングには色々あります。
無意識にアプローチする手法であれば、一度の取り組みで効果が出る場合も多々あります。
一方、話術や聞く技術のように、地道なトレーニングによって効果を発揮するものもあります。
この勉強会では地道なトレーニングが主体と考えていただいて良いかもしれません。


是非、お互いの頭を上手く利用し合いましょう。

今後、参加者のご様子を伺いながら、徐々にクローズドな会合にしていく方針です。
ご興味がおありの方は、お早めに一度ご参加下さいますことをお勧めいたします。

いずれの回からのご参加でも、初めて起こしになるときはお試し価格を適用いたします。
その旨をお伝えください。


また、お気軽にお友達やお知り合いをお誘いいただけると喜ばしいです。
学びの幅が広がるとともに、勉強会が新たな学びの機会となっていただけることを
心から願っているためです。


【その他のご連絡事項】
ご自分の学びのアウトプットとして、勉強会で発表したいことがある方は
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
お時間などの相談をさせていただきます。


勉強会の最中には、質問をお気軽にドンドンして下さい。
話題を遮っていただいて構いません。

その時によって、どんな情報が関連して出てくるかは分かりません。
質問に答える側としても、その時間は非常に有意義なものです。

また、テーマに関して事前にご関心の強い点がありましたら
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。

調査して勉強会にあたります。



それでは当日お会いできることを楽しみにしています

cozyharada at 16:15│Comments(0)TrackBack(0)clip!セミナー情報 | NLP

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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