2009年08月13日

声の主

テレビを見ていると、画面に本人が登場せずに
ナレーターとか天の声とか、何らかのキャラクターの設定とかで、
声だけが聞こえてくることがあります。

テレビのほうを向かずに番組を耳だけで聞いているときにも同じような状況でしょうが、
いずれにせよ、僕は比較的その声の主を当てるのが得意なようです。


そのことを最初に思ったのは、大学生のときでした。

友人5人ぐらいと一人の家に集まって、試験勉強を徹夜でやっていた日。
皆で雑魚寝をしているような状態で、テレビがつけっ放しだったんです。
で、早朝の番組が始まり、なんらかのナレーションが聞こえてきた。

その声が蟹江敬三氏のものだと分かったのは僕だけだったようです。
まぁ、「蟹江敬三」という人物がすぐに浮かぶためにも
その人の名前と特徴を一致させていなければいけないわけで、
友人の中には知らない人もいたかもしれません。

ただ、それ以上に僕が意外に感じたのは、多くの人が声の主に対して
興味すら抱いていないということ。

テレビから顔を出すことなく声だけが聞こえてくる。
その声の主が誰であるかを探そうともしない人がいることに驚いたものでした。

僕の中では少なくとも、人物名までは分からないながら
その人の声を以前にどこかで聞いていないかという探索は自然にやっています。
そこに興味を持っているのかもしれません。


最近、何かの朝の情報番組を見ていたとき、天の声として
聞き覚えのある声が聞こえてきました。

番組内でも、その声の主を明確にしないまま進めていたので
僕としてはチョットだけ気になったわけです。
思い出せそうで思い出せない感じ。

最初に頭に浮かんだのは「柳沢慎吾」氏。
でも良く聞いていると少し違う。
ちょっと声が低くて、鼻にかかる印象がある。
好き勝手に話す印象もなく、どちらかといえば遠慮がある感じでした。

これは違いそうだ、と考えて、もう一度探索。
次に浮かんだのは「スピードワゴン」の「小沢一敬」氏(ボケのほう)でした。
これは近い。
正解かと思ったぐらい。
ただ、それよりも少しだけ声が太い感じがありました。
オドオドした印象もある。

三回目の探索の結果、自信のある答えが。
「南海キャンディーズ」の「山里亮太」氏(やまちゃん)だろう、となったんです。
確認はしていませんが、合っていると思います。
僕の中で完全に一致していますから。

とすると、
「柳沢慎吾」
「スピードワゴン・小沢一敬」
「南海キャンディーズ・山里亮太」
の三人の声が僕の中で同じようなカテゴリーに分類されていると考えられます。

一言でいえば声質なわけですが、僕の中では
「かすれ具合い」「鼻への抜け方」「ノドの詰まり方」「声が響く位置」
「音の高さ」「息を吐き出す強さ」「発話のスピード」「声の安定感」などが
チェックされているようです。

上の3人の場合には、声が響く位置や、かすれ具合、息を吐き出す強さ、ノドの詰まり、
などが似ていたんだと思います。

そういう声の要素が、「もし自分が発声したらどんな感じか?」という体感覚と、
声質から浮かんでくる映像的なイメージでも僕の中で関連付けがある気もします。

どうやら、いろいろな情報を組み合わせて整理していて、
それに対して人物名を当てはめて記憶しているみたいです。

記憶の中を探索するときには、引っかけられる入口の情報が多いほど
思い出しやすいものなのかもしれません。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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