2009年08月25日

もっと良くなるために

先日も、あるコンサルタントの方と話す機会がありました。

凄い人というのは、一般的な人と比べて何かの違いを持っているから
凄いと言われるようになるだけの成果を出せるわけですが、
多くの偉人に共通するのは「継続」という要素ではないかと思います。

ここでいう「継続」は、なんでもいいから続けることに意味があるというのではなく、
成長していくための工夫を続けているというニュアンスです。

勉強し続けるというのも1つかもしれません。
ただ、それ以上に大切なのは、「どうしたらもっと良くなるか」というスタンス。
良くなるための努力をやめないのではないかと思います。

それは努力とさえ感じられないもののようにも思えますが、
「もっと良くなるために」という動機に支えられて、
自然と成長するための取り組みを継続しているのでしょう。


そのコンサルタントは独立して10年という話でしたが、
10年間に飽くなき工夫を続けてきた様子が見て取れます。

その方にも師匠となる人が数人いたそうですが、
今のやり方の中には師匠と違った部分が多々あるように見えます。

本人は「負けず嫌いだったから」と話してくれましたが、
そこには、上手くいかなかったケースや、分からなかったケースを
真正面から受け止めて、それを必死で乗り越えようとする努力を
繰り返し続けてこれただけの素直さや正直さがあったんじゃないでしょうか?

師匠に教わって、自分でやってみて、上手くいく実感があったから
独立したのではないかと察していますが、
独立当初は予想外のトラブルの連続だったそうです。

上手くいくはずのことが失敗してしまう。
そこで上手くいくための方法と正面から向き合った。
工夫をしたわけです。

その結果、上手くいかないパターンの中から、新たな知見を得ることができる。
知恵と経験が増えていきます。

クライアント企業から受けた依頼や質問に対して答えられないことがあれば
その後で必死に調べたと言っていました。

自分が今まで知らなかったことを調べ始めると、
必要な情報量は膨大になっていくものです。
それでも妥協せずに調査を続けたということです。

何が起きているのか分からないときには徹底的に調査したと聞きました。
図書館で資料を山積みにして調べ物をしていたこともザラだったそうです。
その中で他の人が成果を出しているパターンを見つけて応用する。

目にとまったこと、気になったことを調べ、
役にたてられそうなものを常に探し続けている。

…そんな工夫を繰り返しながら活動してくるうちに
オリジナルのノウハウが蓄積していったのでしょう。


これは分かったつもりになってしまったら、
決して成し遂げられなかった結果だと思います。

分かったつもりで見たものは、自分の理解に当てはめて解釈してしまいます。
それでは新しいことは理解できません。
分かるところしか情報を取り入れられません。

その人は、分からないことから逃げなかった。
自分の範囲だけで対処しようとしなかった。

そうやって理解の範囲を広げて、何にでも対応できるコンサルタントとして
活躍の範囲を広げていかれたのではないでしょうか。


分かったつもりにならない。
これは非常に難しいテーマだと思います。

分かった実感を得られなければ、いつまでも同じような内容を学び続けることになります。
ある程度分かってきたと感じた時には、情報を集める範囲を広げることも大切でしょう。
関連分野から、より抽象的な学問領域に進んでいくことも重要なはずです。

僕の中にも「分かってきた」実感があるのは事実です。
ですから、物事をその枠組みを使って眺める傾向はあります。

ただ、僕が心がけているのは、
その枠組みで当てはまらないような違和感が少しでもあれば、
すぐに自分の理解の枠組み全体を修正していこうとする部分です。

例外は許したくない。
全てに対応できる理解の仕方でありたいという思いがあります。

「本当にそうだろうか?」
そういう吟味を繰り返しながら、理解を広げていきたいと感じています。

分からないところ、答えられないところ、気になるところがあったとき、
そのときが新たな情報を手に入れるチャンスになりそうです。

cozyharada at 23:57│Comments(0)TrackBack(0)clip!全般 | NLP

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
おしらせ
 ◆ セミナー情報 

New!

《コミュニケーション講座》
 〜人を育てる指導力〜

【日時】 
  2019年6月16日(日)
   10:00〜16:30


【場所】 
  北とぴあ 601会議室

   JR王子駅より2分
   南北線王子駅直結

詳細はこちら>>


《瞑想講座》

【日時】 
  2019年6月22日(土)

  午後の部 13:30〜16:30
  夜間の部 18:00〜21:00

【場所】 
  北とぴあ 第2和室

   JR王子駅より2分
   南北線王子駅直結

詳細は後日


《怒りの取り扱いマニュアル》
 〜期待の手放し方と
  ゆるしの技法〜


【日時】 
  2019年7月6日(土)
     7月7日(日)
   10:00〜18:30


【場所】 
  滝野川会館

   JR上中里駅より7分
   JR駒込駅より10分
   南北線西ヶ原駅より7分

詳細はこちら>>
次回未定


 ◆ 過去の講座 

《新カウンセリング講座》
 〜まとめと実践〜


当時の内容はこちら>>


《勉強会》 

【テーマ】 変化の流れを考える

当時の内容はこちら>>
次回は未定



 ◆ お問い合わせ 
  技術向上、
  コンサルティング、
  スーパーバイズ、
  執筆・講演…

  諸々のお問い合わせはこちらへ>>



ホームページ
バナー1


プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
Archives
最近のコメント
QRコード
QRコード