2009年10月27日

11月の勉強会

11月の勉強会のお知らせ

才能がない。
それなら才能を作ればいい。


大袈裟にいうと、それが今回のテーマです。


『才能』と呼ばれるものの一体どれがけの部分が遺伝的要因によるものなのでしょうか?

身体的特性が、そのまま才能と結びつくケースもあります。
筋肉の付きやすさや体格の大きさは、ある種のスポーツで有利になります。
相撲では体の大きさが求められますし、
バスケットボールやバレーボールでは身長の高さはメリットでしょう。

逆に、長距離走は筋肉ムキムキよりも、無駄のない体のほうが有利なようです。
競馬の騎手にいたっては、体の大きさがデメリットにもなります。

また、好奇心の強さなどは、遺伝子として知られ始めている部分もありますから、
人の能力を決める要因として、遺伝が関わるところは少なからずあると言えるはずです。

しかし、遺伝以外の要素で決められている『才能』もあると思うんです。

分かりやすい例では「歌の上手さ」というものがあります。
歌の上手い人と、苦手な人との決定的な違いは
「自分の声を聞いているか」という部分です。

歌うときに自分の声がどのように出ているかを聞いて確認をしていかないと、
音程を取っていくことは難しくなります。

そのため、歌が苦手な人のためのトレーニングとして
バケツを頭にかぶりながら歌う練習をすることがあります。
そうすると普段よりも音が反響して自分の声に意識が行きやすくなるわけです。

実際には、頭の中で流すガイドメロディと、自分が出した声が合っているかを
常に確認していかなくてはいけませんから、
「頭の中にガイドメロディを流す」という作業も必須のはずです。

歌は自分のノドや口の筋肉を使うという意味で、運動に近い能力を要求されます。
運動においても、自分の体の状態を確認しながら体を動かすという意識が
パフォーマンスに大きな影響を与えると考えられます。

このように、「自分の体の使い方を予測して、確認しながら体を動かす」
という頭の中の使い方は、誰かが教えてくれるものではありません。

自然と、そうやって頭と体を使っていた人は、スポーツや音楽の分野で
それなりの才能を持っている人として扱われたかもしれません。
少なくとも、苦手分野にはならなかったことでしょう。

もちろん、世界の一流として活躍するレベルになるには、
それ相応の才能が求められる可能性があります。
そこには遺伝の要因が関わる部分もあると思います。

ただ、世界の一流には、また彼ら特有の頭と体の使い方があるかもしれないのです。
一流と超一流を分ける「頭と体に対する意識の仕方」の違いがあるかもしれないのです。

今回の勉強会で、そうした超一流の頭の使い方を扱うことはできませんが、
自分にとって苦手意識のある分野や、才能がないと捉えていた分野に関して
得意な人がやっている頭と体の使い方を学ぶチャンスは期待できます。


スポーツや音楽に関していえば、苦手なものは「やらない」
という選択も十分に可能な範囲かもしれません。
自分の得意分野を磨くという選択は賢明です。

ところが、文章を読んで理解するとか、話を聞いて理解するとか、
計算問題を解くとか、物事を論理的に考えるとか、
そういった能力は、仕事や日常生活の幅広いところで求められるものです。
しかも、小学校に入る前から求められる場合すらある。

幼稚園や小学校低学年ぐらいであれば、発達段階から考えて
言語能力や思考力の成長度合いに差が出やすいことがあります。
単純に4月生まれよりも3月生まれのほうが不利になることもあるわけです。

その後、小学校の途中ぐらいからは、個人の頭の使い方の違いが
成績や授業の理解力の差に表れてくる可能性があると思います。

文章の読み方が効率的でなかったために
勉強に苦手意識が生まれてしまうケースも十分に考えられます。

そういう頭の使い方に違いがあることには、普通、誰も関心を向けません。
当然、教える人もいないでしょう。

それは問題の解き方よりも前の段階なんです。
結果を出すための手順を教えても上手くいかないときには、
その手順をする時に気をつけるポイントを学ぶ必要があるということです。

このレベルで効果的な方法を学ぶと、今まで「才能」の違いと考えられていたところが
トレーニングの仕方によって乗り越えられる可能性が出てくるかもしれません。

人それぞれの持ち味があることを考慮すると、
「才能」の中身を分析して、どのように頭を使えば良いかを教えてしまうことは
教育として良い方向なのかどうかは分かりません。

それでも、人間の可能性を知る上では、とても興味深いことだと思います。


ここまでの話は、NLPで言うと、「ストラテジー」に当たる部分です。
行動をするときに「どのように意識を向けていくか」という内容です。

今回のテーマは、ストラテジーの範囲にとどまりません。

「頭と体の意識の向け方」だけを真似しようとしても
上手くいかないことがあるのも事実なんです。

そこを改善する1つのキッカケになりえるのが「体の使い方」です。
姿勢や筋肉の使い方といっても良いかもしれません。

体そのものの使い方を変えて、姿勢や目線を変えることで
頭の中の状態も変わってきます。
意識が向くものや、意識の働く度合いが変わってくるのが実感できます。

文章を読む場合で説明すれば、読むときの姿勢が
集中力や理解の仕方に影響する、ということになります。

体の使い方が能力に影響を与えることもあるわけです。


まとめると、「才能」と呼ばれていたものには、遺伝的な要因の他にも、
 その行動をするときに意識を向ける部分(頭と体への意識の向け方) や
 その行動をするときの体の使い方(姿勢や目線の使い方)

なども含まれるのではないか
という話です。

今回の勉強会では、そのあたりのことをテーマにして掘り下げてみる予定です。

一般的に「頭が良い」と呼ばれる人たちの、頭の中の意識の向け方など、
こちらからお伝えするつもりの内容もありますが、
皆さんでディスカッションをさせて頂くこともあると思います。
その中から想定外の大発見などがあったら、これほど面白いことはない気がします。

何かのトレーニングをして、その場ですぐに才能が身につくとか
ワークをして感動的な体験を味わえるとか、
そういった類のセミナーではありません。

自分や他の人がやっている行動と、その結果を生み出している才能の中身を
細かく分析してみて、活かしていこうという内容です。

行動を細かく意識していく地味な作業だと思います。
人それぞれの違いを知る内容です。

才能のある人と、才能のない人では、
一体どこが違うのか?


そのことを知るのは興味深いことではないでしょうか。
日程と関心が合いましたら、是非ご参加ください。


  ※最近は多くの方からお申し込みを頂いています。
   定員を設けていますので、ご注意ください。
   定員を超える場合には先着順での受付とさせて頂きますのでご了承下さい。


  ※勉強会の趣旨に関しましては、こちら(勉強会070725)をご覧下さい。


詳細は以下のとおりです。


【勉強会の詳細】


【日時】 11月23日(月・祝)

     ◆午前の部 10:00〜12:30  
     ◆午後の部 13:30〜16:30


     ★午前、午後いずれかのご参加も可能です。


【場所】 北とぴあ 806会議室
    (JR京浜東北線・王子駅北口より徒歩2分)
    (東京メトロ南北線・王子駅、5番出口直結)


【参加費】当日、会場にてお支払いください。
     
     ◆午前の部 ・・・4,000円
     ◆午後の部 ・・・5,000円  
     ◆午前・午後両方ご参加の場合 ・・・7,000円

    
    
テーマ: 『才能を身につける』
     〜頭と体と意識の使い方〜


 *多くの方にご興味を抱いて頂けるようになってきましたので、
  学びの密度を考えて、一定数で募集を打ち切らせていただくことがあります。
  ご了承ください。




誰かに料理を教わるとします。

素材と調味料は用意されている。
レシピを渡され、大体のやり方を聞きながら、順番通りに進めていく。

レシピがあるので、出来上がる料理の味付けは同じようなものになるでしょう。
火の通し方などで腕の差は出るはずですが、大失敗はないかもしれません。

ところが、冷蔵庫の中に入っている材料とレシピを頼りに料理をするとなると、
素材選びの部分が関わってきます。

そこに教えてくれる人がいたとしても、素材の選び方を教えてくれなければ、
レシピ通りに料理を進めることさえ難しいかもしれません。

正しい素材が何かが分からないままでは、料理を進めるのは難しいでしょう。


個人の遺伝の要素は、冷蔵庫の中身のようなものかもしれません。
冷蔵庫の中に、超高級食材が入っている人もいる。
魚は新鮮なものが取り揃えられていても、肉は良いものではないこともあるでしょう。

良い材料がなければ、専門店で出すような料理にはならないかもしれませんが、
安くても普通の素材があれば、料理の仕方次第で美味しいものは作れるはずです。

ただ、初めて人が何かを学ぶときというのは、
レシピを教えてもらったり、見本を見せてもらったりすることはあっても、
自分の冷蔵庫の中から正しい素材を選ぶ作業は教えてもらえないことが多いようです。

教える人も、自分の冷蔵庫の中から正しい食材を選ぶことはできても、
相手の冷蔵庫の中の様子が分からないことは普通にあります。

初めて何かを学ぶとき、素材の選び方を教えてもらえれば、
そのあとの手順はレシピどおりに進みやすいように思います。

才能の中には、良い食材を持っているかだけではなく、
レシピに相応しい食材を選び出せるかという要素もあるわけです。


料理であったら当たり前のことが、人の行動や才能に関しては
多くの人の関心を集めていないのが現状のような気がします。

それは勿体ないことだと思います。

「才能」という便利な言葉で言い終えてしまわずに
努力で対応できる部分が増えていくと
可能性が広がると考えますが、いかがでしょうか?

人に興味のある方のご参加をお待ちしております。

参加をご希望される方はこちらのフォームに入力してください。
(*は必須項目です)


終了しました

トレーニングには色々あります。
無意識にアプローチする手法であれば、一度の取り組みで効果が出る場合も多々あります。
一方、話術や聞く技術のように、地道なトレーニングによって効果を発揮するものもあります。
この勉強会では地道なトレーニングが主体と考えていただいて良いかもしれません。


是非、お互いの頭を上手く利用し合いましょう。

今後、参加者のご様子を伺いながら、徐々にクローズドな会合にしていく方針です。
ご興味がおありの方は、お早めに一度ご参加下さいますことをお勧めいたします。


また、お気軽にお友達やお知り合いをお誘いいただけると喜ばしいです。
学びの幅が広がるとともに、勉強会が新たな学びの機会となっていただけることを
心から願っているためです。


【その他のご連絡事項】
ご自分の学びのアウトプットとして、勉強会で発表したいことがある方は
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
お時間などの相談をさせていただきます。


勉強会の最中には、質問をお気軽にドンドンして下さい。
話題を遮っていただいて構いません。

その時によって、どんな情報が関連して出てくるかは分かりません。
質問に答える側としても、その時間は非常に有意義なものです。

また、テーマに関して事前にご関心の強い点がありましたら
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。

調査して勉強会にあたります。



それでは当日お会いできることを楽しみにしています

cozyharada at 23:13│Comments(0)TrackBack(0)clip!セミナー情報 | NLP

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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