2009年10月29日

芸術の秋

先日、『藝大アーツ イン 東京丸の内』というのを見てきました。

僕は芸大に入ろうと思ったことはありませんでしたが、
芸術全般は好きなようで、興味深く見られました。

学生らしき人たちにも随分と興味が沸きます。
いかにも芸大生らしい振る舞いをします。

実際に芸術家として生活をしていけるようになる学生は少ないのでしょうが、
素養という点で見たとき、そこには何か「表現」という部分で個性が感じられます。

人は何かのメッセージを世の中に残して、語り継いでいってもらうために
得意な表現方法の分野というのを持っているのかもしれません。

芸術家は、言葉ではなく、多くの人に分かりやすい形で作品を残します。
それができるということは、逆にいえば、
言葉で何かを残すのには苦手意識があるケースも考えられるでしょう。

文章で表現するのが得意な人は、自分の考えを文字に残すのだろうし、
会話の言葉に表現するのが得意な人は、メッセージを自分の口で伝えることになる。

表情や声のトーンなど、非言語メッセージで気持ちを表現するのが得意な人は、
そういうコミュニケーションを通じて、関わった人たちに
自分の気持ちを伝える方法や、その大切さを、間接的に発信しているのだと思います。

芸術家として大成して、世の中に名を残していくレベルの人や、
文学者として作品を残していく人、学者として研究の結果を残していく人たちは、
その発信先が不特定多数の相手になります。

言い換えれば、顔の見えない、見ず知らずの人に自分のメッセージを伝えている。

世の中には、もっと身近な人との関わりを好む人もいます。
家族や、地域社会、会社での人間関係。
そういった直接的な触れ合いの中でも、人は自分のメッセージを
他人に対して発信しているような気がします。

伝える相手や、伝える内容に違いがあっても
人は何かを他人に伝えて、それを残して、
忘れないでいてもらうことを想いながら生きているのかもしれない。
そんなことを思いました。


ちなみに、これが芸大生の作っている『蓺大神輿』。
今年は『最強オカン神輿』とかいう作品でした。

大きさも相当ですが、作り方が非常にダイナミックで迫力があります。

きっと、製作者が自分の内側で「迫力」や「強さ」を象徴するような
サブモダリティの強調の仕方を鋭敏に感じ取って、
それを作品にそのまま反映させたんだろうと思います。

おかん神輿

























写真にすると迫力が落ちてしまうのは、見上げるような目線と
視野の大部分を占有される圧迫感が無くなってしまうからでしょう。

そして、僕はこういうものを楽しみながらも、
同時に色々と考察してみたくなる特性を持っているようです。

それは芸術家というよりも評論家に近いスタンスかもしれません。
芸大を目指さなくて正解だった気がします。

cozyharada at 23:41│Comments(0)TrackBack(0)clip!NLP | 全般

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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