2009年12月26日

1月の勉強会

1月の勉強会のお知らせ

2010年最初の勉強会は、シンプルに核心に迫ります。

コミュニケーションの中で、どこまで相手に踏み込んでいくか、という部分。
『問題の焦点化』の方法です。

職業的なコミュニケーションにおいては欠かすことのできないポイントであって、
プライベートなコミュニケーションにおいても役に立つ内容です。

人は自分の目標や課題、問題や悩み、不満などについて話をするとき、
自分自身でさえ、その話の内容で求めていることが分かっていないものです。

カウンセリングや福祉の相談援助に来る方のように
そのテーマが複雑に絡み合ってくれば、
自分の本当の要望に気づくことは、さらに難しくなるでしょう。

絡み合った問題の中核を把握して、相手と話し合った上で取り組む方向を決める。
特に、今回は健康度が高く、力のある相手に対して、
短時間のうちに本質的な問題に絞り込んでいく方法を扱います。


例えば、「英語を話せるようになりたい」という目標があったとします。
この目標は、本人が自分の中にある漠然とした要求を感じ、
それを解消するための方法として本人なりに最適だろうと思って選んだ内容です。

仮に「不景気な時代だから、英語でも話せたほうが仕事上で有利だろう」
と考えて「英語を話せるようになる」という目標を立てたのだとしたら、
本質的な部分では「漠然とした将来への不安」を感じているかもしれません。
さらにその奥底には「自分の存在価値への不安」があるかもしれません。

別に英語である必要はないわけです。
同じ内面の状態を解消するために、資格を取ろうとする人もいるでしょう。
不安を感じないようにするために、日々の業務を一心不乱に取り組む人もいるはずです。

その内面の状態を感じ取りながら、何をしたら良いかが見つからない場合には
漠然とした不安として問題が語られるかもしれませんし、
目先の状況と結びつけて解釈がなされたら、
「不況で人員が削減されて、仕事の負荷が増えて耐えられない」
といった問題として意識されるかもしれません。


日程のご都合などで勉強会に参加いただけない方のためにポイントを説明してしまうと、
大きく分けて
 ー分の内面の奥底で求めているものが、本人にも自覚できていない
 △修陵弋瓩鯔たしていくための方法が分からない

という2つの段階に分けて考えると分かりやすくなるでしょう。

『焦点化』という作業は、)椰佑自分の内面の要求に気づき、
その要求を△匹里茲Δ癖法で満たしていくかを決めるプロセスと言えます。

ここを切り分けて考えるだけで、相当シンプルに取り組めるはずです。

なお、職業的にコミュニケーションをする場合、ここでの△良分で、
自分が提供できるサービスを通じて要求を満たす提案をすることになります。

心理療法やNLPでは、△陵弋瓩紡个靴撞史,筌錙璽、課題を行い、
それによって内面的な変化を引き起こして要求を満たしていきます。
ですから、その場合には3番目のポイントとして
 「その要求を生み出している本人の中の内面的課題」
も考えることになるわけです。

こののポイントとしての内面的課題が、一般に
「ビリーフ」とか「信条体系」とか言われる部分と繋がります。

これら3つのポイントを押さえておけば、いわゆる『問題の焦点化』、つまり
コミュニケーションを通じて相手の本質的な要求を把握するプロセスが
混乱することなく進んでいきやすくなるでしょう。

今回の勉強会では、この3つのポイントを把握しやすくするための着眼点として
発達段階に関しても解説をする予定です。
一般論として知識を持っていることが役立つケースは多々あります。


ハッキリ言ってしまえば、今回の勉強会におけるメインの内容を
すでに公開してしまっているようなものですが、
こうした言語的な説明にトレーニングを通じて体験的学習を加えていくことが
実感を伴った理解につながるものですから、ここで先に説明してしまえるんです。

地味な作業ながら、やるべきことを明確に把握してしまえば
自信をもって取り組めるようになると思います。
厄介なのは、「やりたいことは知っているつもりなのに、
できているかどうかも分からず、何をしたらいいかも分からない」
という状態でしょうから。



そして、プライベートなコミュニケーションの場合には
相手自身が、実際には問題解決を望んでいないままで話を始めることもあります。
すると、聞く側の対処の仕方は、もっと複雑になっていきます。

コーチングやNLP、カウンセリングの質問は、
「変わろう」という意志がある相手に対しては効果的ですが、
日常的なコミュニケーションの場面ではダイレクト過ぎて、
聞いてしまっては野暮な内容のものもあります。
どんな言葉をかけるのが適切かを良く考える必要があるでしょう。

何より、本人が漠然とした要求にしか気づけていない状況で焦点化を急ぐことは
過度な負担をかけることになりかねません。
相手が期待していることに合わせていくのが大切です。

この点に関しては、焦点化の段階で「どこまで深く入っていいのか」
感じ取りながらコミュニケーションをするトレーニングを積むことで
ある程度の対処法が掴めてくると考えられます。

プライベートなコミュニケーションで悩み事を聞くのは、本当に難しいものです。
だからこそ、原則を押さえておくことが外せません。


以上のように、今回の勉強会の内容を予告してきました。
内容は『問題の焦点化』に関して。

タイトルは『潜在的な問題とニーズを把握する』とでもしましょうか。

前向きに「変わろう」という意志を持っている相手に
対応していくには欠かせない技術でしょう。

そして、自分の本当の要求を満たしてくれる人が
その他一般の対応と、大きな差を持っていることは言うまでもありません。

身につけるためには地道なトレーニングが必要な技術ではあると思いますが、
だからこそ機会を見つけて取り組んでいただきたい内容でもあります。

2010年は、新春の特別ワークショップという形を取らずに
普段通りの勉強会の体裁で行います。

地味な取り組みは、気楽にやったほうが負担も少ないでしょうし、
形式のシッカリしたセミナーだと「学びとろう」という
期待が強くなり過ぎるケースもあるような気がするためです。

新年の初めに、本格的なコミュニケーション・トレーニングの第一歩として
ウォーミング・アップ程度のつもりで気軽にお越し頂けましたら幸いです。

勉強会の日程が近い段階での告知ですが、
ご都合がつきましたら、是非ご参加ください。


  ※最近は多くの方からお申し込みを頂いています。
   定員を設けていますので、ご注意ください。
   定員を超える場合には先着順での受付とさせて頂きますのでご了承下さい。


  ※勉強会の趣旨に関しましては、こちら(勉強会070725)をご覧下さい。


詳細は以下のとおりです。


【勉強会の詳細】


【日時】 1月11日(月・祝)

     ◆午前の部 10:00〜12:30  
     ◆午後の部 13:30〜16:30


     ★午前の部のみのご参加も可能です。
      「午前」もしくは「両方」でお申し込み下さい。



【場所】 滝野川会館 303集会室
    (JR京浜東北線・上中里駅 東口より徒歩7分)
    (JR山手線・駒込駅 北口より徒歩10分)
    (東京メトロ南北線・西ヶ原駅より徒歩7分)


【参加費】当日、会場にてお支払いください。
     
     ◆午前の部 ・・・4,000円  
     ◆午前・午後の両方 ・・・7,000円

    
    
テーマ: 『潜在的な問題とニーズを把握する』
     〜テーマを焦点化する技術〜


 *多くの方にご興味を抱いて頂けるようになってきましたので、
  学びの密度を考えて、一定数で募集を打ち切らせていただくことがあります。
  ご了承ください。




カウンセリングの流派によっては、親身になって相手の話を聞くことを大事にします。
相手の気持ちを共感しようとするものです。

相手が困ってきたこと、その中で抱えてきた気持ち、様々に入り乱れた内情を
丁寧に聞いていくわけです。
そして本人が自分で気持ちを整理し、気づきを得て、解決に進んでいく。

また、心理療法の中にも、コツコツと時間をかけながら努力する方法があります。

問題の本質が何であるかよりも、目前に困っていることを少しずつ解消していく。
それを繰り返すことで、「自分で問題が解決できる」という自信が生まれます。

着実に前に進めるように力づけの手助けをするスタンスと言えそうです。

本質的な問題を焦点化するという発想は、それらの方法とは随分と違います。
相手に負荷をかけるやり方でもある。
本人の力を必要とする方法でもあるでしょう。

だからといって、それが共感や力づけのような優しさを伴わないものかと言えば
そうではないように思えます。

本人は自分の力で何とかしようと頑張ってきた。
その中でも困っているところがある。
そんな状況で、一分でも早く問題解決ができるような手伝いをするわけです。

これ以上、苦しまなくて良いように。

時間をかけて大切に取り組むという優しさもあるでしょう。
それは量の取り組みです。

一方で、一刻も早く前に進めるように努力する優しさもあると思います。
時間をかけない代わりに、質を重視した取り組みをするということです。

時には親身になって寄り添ってくれるだけで十分な場合もあります。
時には解決の手伝いをしてもらうことが役立つ場合もあります。

であれば、両方できるに越したことはないと思いませんか?

参加をご希望される方はこちらのフォームに入力してください。
(*は必須項目です)


終了しました

トレーニングには色々あります。
無意識にアプローチする手法であれば、一度の取り組みで効果が出る場合も多々あります。
一方、話術や聞く技術のように、地道なトレーニングによって効果を発揮するものもあります。
この勉強会では地道なトレーニングが主体と考えていただいて良いかもしれません。


是非、お互いの頭を上手く利用し合いましょう。

今後、参加者のご様子を伺いながら、徐々にクローズドな会合にしていく方針です。
ご興味がおありの方は、お早めに一度ご参加下さいますことをお勧めいたします。


また、お気軽にお友達やお知り合いをお誘いいただけると喜ばしいです。
学びの幅が広がるとともに、勉強会が新たな学びの機会となっていただけることを
心から願っているためです。


【その他のご連絡事項】
ご自分の学びのアウトプットとして、勉強会で発表したいことがある方は
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
お時間などの相談をさせていただきます。


勉強会の最中には、質問をお気軽にドンドンして下さい。
話題を遮っていただいて構いません。

その時によって、どんな情報が関連して出てくるかは分かりません。
質問に答える側としても、その時間は非常に有意義なものです。

また、テーマに関して事前にご関心の強い点がありましたら
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。

調査して勉強会にあたります。



それでは当日お会いできることを楽しみにしています

cozyharada at 23:07│Comments(0)TrackBack(0)clip!セミナー情報 | NLP

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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