2010年03月23日

パッと見で

脳科学関連の本を読んでいると、色々な実験結果が出てきます。
理論で有名な人物もいれば、実験内容で有名な人もいる。

有名人は、多数の本に引用されてくるわけです。

そんな中で目を引くのが「マイケル・ガザニガ」という人物。

この文字面が、どうしても
 「アメリカ・ザリガニ」
に見えてしまうんです。

もう、仕方ないレベルです。

何度も目にしているにも関わらず、パッと視野に入った瞬間に
頭の中で響く声は「ザリガニ」。

日本語の文章を読むときには、慣れた文字は正確に一文字ずつ追いかけずに、
見た目の印象から、最も近い形の単語を探し出して当てはめ、
その単語とセットになっている映像や読みの音を引きだす
というプロセスが進行していることが伺えます。

カタカナの文字、特に人名になると見慣れていないことが多いですから
その部分だけ識字スピードが落ちるのも実感できます。

サラッと読んでしまうと、単語の名前を勘違いして読み進めてしまったりします。
「スコトーマ」なのか「ストコーマ」なのか、みたいに。

見慣れていないと丁寧に読もうとしてスピードが遅くなるか、
あるいは適当に読んでしまって間違えやすくなるか、
そんなことが起きるようです。

一方で、見た事のない文字の配列のはずなのに、
字の形、文字数などの見た目の印象が近い場合には
知っている単語の中から似たものを探してしまう。

読むスピード上げるための工夫は、誤解も招きやすいところがあるのかもしれません。


こうしたことは改行のタイミングなどでも起きます。

あるセキュリティ会社の看板に、メニューの内容として
「 ミニコント
  ローラー  」
という表記があったんです。

横並びで「ミニコントローラー」まで、スペースに入らなかったんでしょう。

せいぜい「ミニ・コントローラー」と表記するようにしたら
改行が途中に入っても違和感は少なかったかもしれません。
もしかすると商品名として「ミニコントローラー」の表記になっていて
途中に「・」を入れるわけにはいかなかったのかもしれませんが。

単純に文字数のバランスを取るためにした改行。
 ミニコント
 ローラー
の書き方では、「ミニコント」の塊が先に認識されてしまいます。

後から「ローラー」が続いていることが分かったときには、もう遅いです。
一度、「ミニコント」の文字の塊で、意味が想起されてしまいます。

僕の頭の中には、コンビの芸人が出てきてしまいました。

 「ミニコント! 『ローラー』」

 「クソーッ。なかなかサーブが思うように決まらない。
  うーん、もう少し…」
 「よーし、じゃあ、今日の練習はここまで!
  お前ら、ちゃんとコートにローラーかけとけよー」
 「はーい、コーチ。
  もう練習終りの時間かぁ。
  さて、じゃあ、かけますか。
  『♪ローラ、君は、何故に…♪』」
 「うーん、秀樹、カンゲキ!
  って、言うてる場合か!!」

みたいなイメージです。

浮かんでくるものは止められませんね。

cozyharada at 23:40│Comments(0)TrackBack(0)clip!NLP | 全般

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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