2010年08月25日

9月の勉強会

9月の勉強会のお知らせ

今回の内容はNLPに関するものです。
NLPの概要を扱います。

一言でいうと、
 「NLPとは何か?」
です。

個人的には、「思いきって、やってしまうか」という気分の内容でもあります。


<注意!>
 この勉強会はNLPの入門的なセミナーではありません。

  NLPを知らない人に分かりやすく「NLPとは、どういうものか?」を説明するのは
  他にも色々なセミナーが開催されているようですので、そちらにご参加下さい。



NLPに対する説明の仕方は色々とあるようです。
しかし、色々と知るほどに「NLPとは何か?」を説明するのは
なかなか難しくなってくるものじゃないでしょうか。

◆NLPは心理学?
◆NLPはコミュニケーション?
◆NLPは卓越した人のやり方を学ぶもの?
◆NLPは態度(あり方)?
◆NLPは心理療法の良いところ取り?
◆NLPは多くのスキルを集めたもの?

様々な説明の仕方があります。

これらとは違う「NLPの定義」を説明します。

もちろん、個人的な見解であって、誰かから教わったことではありません。
誰よりもNLPを疑いながら実践してきたという自負のもと
「何がNLPであって、何がNLPでないか」を区別する予定です。

こういった内容は、NLPの資格取得セミナーの中では絶対に話せませんし、
その内容をどれくらいオープンにできるのかは自分でも想像ができません。

 ※ここで聞いた内容は、ご自身のためにご利用ください。
  オープンにしていくと問題が出てくる可能性もゼロではありません。


ただ今回はそのテーマにしました。

同時に、自分がNLPやセミナーを通して
何を一番大切にしているかという個人的な意見も触れようと思います。

まぁ、これは個人的な価値観でもあるので
興味のない人にとってはどうでもいいかもしれませんが、
セミナーでも文章でも、決して言葉にしないことです。

この機会に少数の方にだけでも聞いてもらおうという気分になったんです。


今回の勉強会では、NLPをNLPたらしめる要因を中心に扱うことになります。
理論的な説明も多くなりますが、トレーニングを交えながら
実感できるように進めるつもりです。

それはつまり、日常生活の中で、NLPの視点からの
気づきが得やすくなるようなトレーニングと言っても良いでしょう。

NLPを理解したい方にも、NLPを使いたい方にもお薦めします。

また、NLPの大きな目的は「変化」という部分にもあるはずですから
変化の技法としての使い方も整理しながらトレーニングを行います。

そこでは「どういう状況で、どの技法を使うと良いのか」という
選択の基準も解説をして、実際に使い分けられるようにします。

個人に合わせるための工夫の仕方です。

NLPの一般的なセミナーで扱われる内容は一般化されていて
誰でも同じようにやれば、最低限の効果が出るように設計されています。
テキスト通りに実習をすれば、そこそこの実感が得られるわけです。

NLPを「変化のための技術」として使っていく場合、
この特徴は非常に便利なところだと言えます。

その一方で、人によっては向き・不向きが出ることもあるのが事実。

それは一般化し過ぎている弊害でもあるんです。
もう少しだけ分解して、個人の特徴に合わせた使い分けができるようになると
それだけで効果の幅は大きく変わっていくものです。

言うまでもなく、コミュニケーションの質を向上させようとした場合、差を生むのは、
その瞬間、目の前の相手に対して、最適な関わり方の選択ができるかどうかです。

極端な喩えですが、お寿司を食べに行ったことを想定してみます。

 チョット高級な店なので、味付け用に、醤油も、塩も置かれています。
 そこで「アナゴの握り」が出てきたとします。甘いタレのかかっているもの。

 そのときに、初めてお寿司を食べにくる外国人がガイドブックから
 「お寿司を食べるときは醤油をつけて食べましょう」と学んでいたらどうでしょう?

 その情報は一般的な方法として間違っていません。
 ですが、甘いタレのかかった「アナゴの握り」には
 醤油をつけずに食べる人のほうが多いんじゃないでしょうか。
 
経験で学んでいると、一般論の情報とは違う例外にも対応できるものです。
しかし、一般論しか知らないと、例外には対応しにくい。
無条件に「アナゴの握り」を醤油につけてしまうようなものです。

そこで
「ただし、ドロッとしたタレがついて出されたお寿司は、醤油をつけずに食べます」
という追加の説明がなされていれば、初めてでも対応できます。

一般化された方法を、状況別に使い分けできるようになっていれば
より高い効果を、より確実に期待できるはずです。

状況別に最適化しながら使えるようになる。
そのためのコツをいくつかお伝えして、トレーニングを行うことになります。


カウンセリングをしていれば迷いがあるほうが普通でしょう。
常に迷いながら、何を言うか、どのように言うか、どんな振る舞いをするかを決める…
それが目の前の相手に最善を尽くすということだと思います。

コミュニケーションにおける関わり方のバリエーションを広げることが
多くの人に対して最善の関わり方ができるようになるための方法じゃないでしょうか。

今回の勉強会では、
「NLPの根底にある理論」

「NLPの実用化」

トレーニングを交えながら扱います。

NLPがクリアになる。
今までの経験が洗練される。
そういう機会にして頂けるものと考えています。

お時間の調整が可能な方は、是非お越しください。


<ご参加に際しての注意事項>

※NLPの専門用語の説明などは省略するつもりですので、
 NLPなどに対する知識と経験のある方、もしくは
 過去に勉強会でトレーニングを積まれた方
のご参加をお薦めします。


※諸事情により資料作成にかけられる時間が限られていますので
 ご用意できる資料が不十分になってしまう可能性があります。

 その点をご理解いただいた上で、ご参加ください。



  ※最近は多くの方からお申し込みを頂いています。
   定員を設けていますので、ご注意ください。
   定員を超える場合には先着順での受付とさせて頂きますのでご了承下さい。


  ※勉強会の趣旨に関しましては、こちら(勉強会070725)をご覧下さい。


詳細は以下のとおりです。




【勉強会の詳細】


【日時】 9月23日(木・祝)

     ◆午前の部 10:00〜12:30  
     ◆午後の部 13:30〜16:30


     ★午前のみのご参加も可能です。(理論の全体像は午前に扱います)
      「午前」あるいは「両方」でお申し込み下さい。



【場所】 滝野川会館 303集会室
    (JR京浜東北線・上中里駅 東口より徒歩7分)
    (JR山手線・駒込駅 北口より徒歩10分)
    (東京メトロ南北線・西ヶ原駅より徒歩7分)


【参加費】当日、会場にてお支払いください。
     
     ◆午前の部 ・・・4,000円
     ◆午前・午後の両方 ・・・7,000円

    
    
テーマ: 『NLPってナンダ!?』


 *多くの方にご興味を抱いて頂けるようになってきましたので、
  学びの密度を考えて、一定数で募集を打ち切らせていただくことがあります。
  ご了承ください。




NLPの現状というのは、なんだかラーメン業界に似ている気がします。

ラーメンの生い立ちは分かりませんが、中華料理の麺類と関係がありそうです。
そこから醤油ラーメンが作られ、トンコツや味噌、塩といった
バリエーションが広がったようです。

奇しくも、現状のNLPには数種類の流派があります。
そして、それぞれの流派の中でも、数多くの団体や個人が
NLPの講座を開催している。

沢山のラーメン屋がある状態です。
それぞれの店が工夫を凝らしています。

人によってはNLPを他の心理療法やコミュニケーションスキルなどと融合して
独自の技術を作っている人もいます。
それはラーメンと違う食べ物を融合しようとしたケースに似ていると思います。

きっと、カレーラーメンのように上手くいったケースから
とにかくラーメンの上に具材だけ乗っけたような
「ハンバーグラーメン」みたいなものもあるんじゃないでしょうか。

ラーメン業界ほどNLPが進んでいないように見えるのは、
どうも具材やトッピングや味付けを意識したものが多いと感じられるからです。

ここで提案したいのは原点とも言える「醤油ラーメン」です。

ラーメンは、もはや中華料理ではなく、日本料理といっても良いでしょう。
ですが、うどんや蕎麦とは違う。
ラーメンをラーメンとして区別させる要因があるわけです。

厳選素材で作った洗練された味わいのラーメン。
どことなく懐かしい醤油ラーメンのような雰囲気ではあっても
初めてラーメンが作られた頃とは別物の味わいになっている。

そういう方向性のNLPを提案したいんです。

それは必ずしも源流そのままというわけではないでしょう。
最初に作られたラーメンが徐々に形を変えて行ったように。
使う必要のなくなった素材だってあったはずです。

「NLP」と「NLPではないもの」を区別するための基準が分かれば、
原点のようでいて無駄のない、本質的なものが見えてくるような気がします。

洗練されていて本質的。
そこに価値を感じるのは個人的な好みがあるかもしれません。

しかし日本には伝統的に、そうした美意識があったのも事実じゃないでしょうか。

シンプルながら洗練されたNLP。
そんなイメージのものを味わって頂ければ何よりです。

お越しをお待ちしております。

参加をご希望される方はこちらのフォームに入力してください。
(*は必須項目です)


終了しました

トレーニングには色々あります。
無意識にアプローチする手法であれば、一度の取り組みで効果が出る場合も多々あります。
一方、話術や聞く技術のように、地道なトレーニングによって効果を発揮するものもあります。
この勉強会では地道なトレーニングが主体と考えていただいて良いかもしれません。


是非、お互いの頭を上手く利用し合いましょう。

今後、参加者のご様子を伺いながら、徐々にクローズドな会合にしていく方針です。
ご興味がおありの方は、お早めに一度ご参加下さいますことをお勧めいたします。


また、お気軽にお友達やお知り合いをお誘いいただけると喜ばしいです。
学びの幅が広がるとともに、勉強会が新たな学びの機会となっていただけることを
心から願っているためです。


【その他のご連絡事項】
ご自分の学びのアウトプットとして、勉強会で発表したいことがある方は
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
お時間などの相談をさせていただきます。


勉強会の最中には、質問をお気軽にドンドンして下さい。
話題を遮っていただいて構いません。

その時によって、どんな情報が関連して出てくるかは分かりません。
質問に答える側としても、その時間は非常に有意義なものです。

また、テーマに関して事前にご関心の強い点がありましたら
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。

調査して勉強会にあたります。



それでは当日お会いできることを楽しみにしています

cozyharada at 23:59│Comments(0)TrackBack(0)clip!セミナー情報 | NLP

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《コミュニケーション講座》
 〜人を育てる指導力〜

【日時】 
  2019年6月16日(日)
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【場所】 
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   JR王子駅より2分
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《瞑想講座》

【日時】 
  2019年6月22日(土)

  午後の部 13:30〜16:30
  夜間の部 18:00〜21:00

【場所】 
  北とぴあ 第2和室

   JR王子駅より2分
   南北線王子駅直結

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《怒りの取り扱いマニュアル》
 〜期待の手放し方と
  ゆるしの技法〜


【日時】 
  2019年7月6日(土)
     7月7日(日)
   10:00〜18:30


【場所】 
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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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