2010年09月29日

10月の勉強会

10月の勉強会のお知らせ

開催まで期間が短いですが、10月も勉強会を開催します。

9月は全体的なコンセプトが中心でしたが、
10月の内容は実践的なトレーニングと技術が中心になります。

基本的なコンセプトは、
 世の中で使われているコミュニケーションやカウンセリングの技術を
 NLPの発想を利用して、より個人に合わせて効果を高めるものにする

というものです。

これまでのNLPに対する世間的な評価は、実際にNLPをやっている人も含めて
「NLPが他の分野の良いところ取りをしてきた」というものが多かった印象があります。

「達人のモデリングをする」そんなコンセプトも重要な位置づけです。
広い意味でいえば、今月の勉強会でやろうとしている発想も
歴史上の達人的な心理療法家たちは重要視していた発想だと思われますから、
その意味では「達人のモデリング」の一部かもしれません。

ここで強調したいのは、
 達人のやり方 → 分析 → 一般化 → NLPのスキル(ワーク)
という流れが一般的だっただろうという話です。

心がけや大事にする部分を学ぶというよりも
思考法や専門技術などを「誰にでも使える技の型」にする流れが中心だっただろう、と。


その一方で、世の中には「NLPを○○と融合した」というものも沢山あります。

多く受ける印象は、
・NLPの中の一部のスキルを取り入れている
・NLPで大事だと言われる発想が利用されている
・NLPのスキルと他のスキルを組み合わせている
というようなイメージでしょうか。

これは
 NLPのスキル + 他の手法のスキル → 新しい効果/柔軟性
という流れでしょうか。

例えば、NLPとゲシュタルト療法を融合して
ゲシュタルト療法の流れで進めながら肯定的意図を探ってみたり。
NLPのワークをしている最中に表れた無自覚な動作に対して
ゲシュタルト療法でなされるように、その動作が何を言っているか聞いてみたり。

あるいは、家族療法の技法で家族の状況を整理している間に
NLPのアンカリングを利用してみたり、
家族関係で生まれるストレス反応からパートを扱ってみたり。

こういうやり方は汎用性が高いですし、持っている技術や視点を総動員して
相手に関わることができるので、型通りにやるよりも高い効果が期待できます。

何より、その場で起きている状況に応じて対応を変えながら進められるので
予想外の展開にも柔軟に対応していくこともしやすいものです。

実際、僕がカウンセリングやセラピーで、またコーチングの場合でさえ使うのは
こういう複合的な流れで生み出される型の無いものです。

これは有効ですが、型が無い分、セミナーとして全体的に伝えていくには
構成を工夫していく必要が出ますし、短期間で扱えるものでもないと思います。


今回、扱いたいのは、
「NLPの中の基本的なコンセプトで、他の技法を分析して
 その技法の意図はそのままに、効果を上げるように洗練させる」
という方向性です。

融合して別の形に展開していくのでもなければ、
上手くいっているやり方を型に整理していくのでもありません。

既にある型をブラッシュアップする。

車に喩えると、
新しい車や、新しいエンジンを開発するのでもなく、
今ある車にパーツを追加したり、エンジンやタイヤを交換したりして改造するのでもなく、
今の車のエンジンを調整したり、バランスを調整したりすることで
ドライバーが車の最大の力を発揮できるようにする、
そんなイメージです。

流れとしては
 NLPの概念 → 既存スキルの分析 → 最適化 → 効果アップ
という形でしょう。


これを、10月は「ブリーフセラピー」に関して行います。

ブリーフセラピーの技法をNLPの基本概念で分析する。
そこに見えてくる意図と流れ、結果として起きる変化もNLPで解析する。
すると、変化の中身が分かってきます。

それは他人が見て「お、変わったな」というものでも
本人が「なんとなく変わった気がします」というのでもありません。
もっと積極的にNLP用語で説明できるレベルに落とし込みます。

そこが分かると、その変化をもたらすのに有効な手段も
同様にNLPの発想から見えてくるわけです。

表面上はアンカリングやサブモダリティを使っているように見えるかもしれませんが、
基本的な流れはブリーフセラピーの発想を活かします。

会話の中で自然に扱えて、かつ効果の高いアプローチを目指します。

以前にも勉強会で扱ったことがありますが、
実際、ブリーフセラピーで行われる流れは
コーチングと通じる部分があり、相性の良さが想像されます。

ブリーフセラピーのほうが、いわゆるモチベーションが低い状態の相手に対して
働きかけるケースが多いですから、その辺りの工夫が今回のテーマになるかもしれません。

個人的な意見として、組織の中では
目標を立てて、ヤル気に満ちて取り組む人ばかりではないものですから、
その意味でブリーフセラピーの技法が役立つ部分は大きいと考えています。

9月にご参加の方は、そのときに扱った発想を
実践レベルで活かすトレーニングとして有効でしょう。

もちろん、1つの技術として扱える範囲ですから
多くの方に活かして頂けるものと思います。

ご興味とご都合に合わせて、是非、お越しください。



<ご参加に際しての注意事項>

※NLPの専門用語の説明などは省略するつもりですので、
 NLPなどに対する知識と経験のある方、もしくは
 過去に勉強会でトレーニングを積まれた方
のご参加をお薦めします。


※諸事情により資料作成にかけられる時間が限られていますので
 ご用意できる資料が不十分になってしまう可能性があります。

 その点をご理解いただいた上で、ご参加ください。



  ※最近は多くの方からお申し込みを頂いています。
   定員を設けていますので、ご注意ください。
   定員を超える場合には先着順での受付とさせて頂きますのでご了承下さい。


  ※勉強会の趣旨に関しましては、こちら(勉強会070725)をご覧下さい。


詳細は以下のとおりです。




【勉強会の詳細】


【日時】 10月11日(月・祝)

     ◆午前の部 10:00〜12:30  
     ◆午後の部 13:30〜16:30


     ★午前のみのご参加も可能です。(理論の全体像は午前に扱います)
      「午前」あるいは「両方」でお申し込み下さい。



【場所】 北とぴあ 802会議室
    (JR京浜東北線・王子駅 北口より徒歩2分)
    (東京メトロ南北線・王子駅 5番出口直結)


【参加費】当日、会場にてお支払いください。
     
     ◆午前の部 ・・・4,000円
     ◆午前・午後の両方 ・・・7,000円

    
    
テーマ: 『ブリーフセラピーを洗練する』


 *多くの方にご興味を抱いて頂けるようになってきましたので、
  学びの密度を考えて、一定数で募集を打ち切らせていただくことがあります。
  ご了承ください。




最近、「ベストキッド」という映画がリニューアルされました。

新しいほうは見ていませんが、20年以上前に上映されたほうは
なかなか印象的なストーリーだった記憶があります。

なんといっても、あの独特のトレーニングが映画を有名にさせました。
ワックスをかける、ワックスをふき取る。
床磨きに、垣根のペンキ塗り。

そんな意味の分からない作業が練習になっていたんです。
そして知らず知らずのうちに防御の動きを身につけている。

確かに面白い。
型を学ぶことの重要性を感じます。

同時に、あの映画では、最初の対決のシーンで
主人公に対して師匠が指示も出していたと記憶しています。

攻撃されたときに指示が飛ぶんです。
「ワックスかける!」
そして自然に体が動く。

確かに型は身についています。
しかし、いつ、どのように型を選ぶかは身についていないわけです。

コミュニケーションでもカウンセリングでもコーチングでも、
型を学ぶだけでは不十分なところが残ってしまうのは仕方ありません。

多くの人は、それに対して実践を積むことで
型を活かせるようにトレーニングしていく。

1つのやり方ではあります。

ただ、その学び方では結局、我流に頼るところが大きい。
我流がいけないのではなく、我流のままでは
問題があるかどうかにすら気付けないのが重要なんです。

だからこそ、型を学ぶだけでなく
型を使う人がやっている中身を学ぶのが効果的だと思うんです。

型という大枠の流れに加えて、状況別の対処を身につける。
それには地道なトレーニングが必要な気がします。

今後も勉強会が、そういう場になればと考えています。
機会を見つけて是非お越しください。

広い意味で言えば、人生の大半は
学びと、その利用の繰り返しでしょうから。

参加をご希望される方はこちらのフォームに入力してください。
(*は必須項目です)


終了しました

トレーニングには色々あります。
無意識にアプローチする手法であれば、一度の取り組みで効果が出る場合も多々あります。
一方、話術や聞く技術のように、地道なトレーニングによって効果を発揮するものもあります。
この勉強会では地道なトレーニングが主体と考えていただいて良いかもしれません。


是非、お互いの頭を上手く利用し合いましょう。

今後、参加者のご様子を伺いながら、徐々にクローズドな会合にしていく方針です。
ご興味がおありの方は、お早めに一度ご参加下さいますことをお勧めいたします。


また、お気軽にお友達やお知り合いをお誘いいただけると喜ばしいです。
学びの幅が広がるとともに、勉強会が新たな学びの機会となっていただけることを
心から願っているためです。


【その他のご連絡事項】
ご自分の学びのアウトプットとして、勉強会で発表したいことがある方は
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
お時間などの相談をさせていただきます。


勉強会の最中には、質問をお気軽にドンドンして下さい。
話題を遮っていただいて構いません。

その時によって、どんな情報が関連して出てくるかは分かりません。
質問に答える側としても、その時間は非常に有意義なものです。

また、テーマに関して事前にご関心の強い点がありましたら
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。

調査して勉強会にあたります。



それでは当日お会いできることを楽しみにしています

cozyharada at 00:23│Comments(0)TrackBack(0)clip!セミナー情報 | NLP

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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