2010年11月26日
発音トレーニング
このブログはライブドアのものですが、記事を投稿しようとする画面の一部に
google の広告がいつも表れています。
その広告内容は、google のメールサービスのところに表れるものと違っていて
どうやらブログの内容を反映しているように思えます。
なので、コーチングとかNLPとか、なぜかスピリチュアル系のとか、
話し方教室とか、ロジカルシンキングとか、最近だと英語関係のなどが多いようです。
そんな中で見つけて、興味深かったのが「ザ・ジングルズ」という方法。
一言でいえば「英語の発音を矯正しましょう」というコンセプトなんですが、
その根底にあるアイデアと、地味ながら役立ちそうなトレーニングが面白いんです。
アイデアとしては、言語特有の筋肉の使い方をベースに置いているようです。
いわゆる英語の発音の仕方のトレーニングというと
口の絵が描いてあって、「ここに舌を当てて、音を出しましょう」
というようなイメージがありますが、それとは少し違います。
筋肉の使い方を中心に解説がなされているんです。
どこに力を入れましょう、ということが分かる。
これは大きいと思います。
例えば、僕が良く見てきたケースで言うと
「L」の音を出そうとして、舌を上の歯の裏側に押し付ける努力をしても、
その押し付ける動きに伴って舌の奥の部分が下がってしまって
口の中全体の形としては「R」の音の形に近くなってしまうことがあります。
舌をどうすればいいかという説明だけだと、力の入れ方が分かりにくいわけです。
僕の場合は、音と口の関係から音の出し方を意識してきてはいたので
勘違いして音を出してしまうケースは少なかったと思いますが
単純なトレーニング不足のところはありそうです。
筋肉だと考えれば、使っていなければ鍛えられませんから。
で、ポイントになる筋肉の使い方に関していうと
各言語で特有の使い方があるという説明なんです。
もちろん、世界中にはアフリカなどのように少数の集団でだけ使われる言語もあって、
そういうところの音の使い方は、非常に多彩だったりします。
ここでは、使用者の多い言語を中心に話が進められていますから
主に北半球の土地の言葉で解説がなされていました。
この「ザ・ジングルズ」は85から90までの数字が、
レベルとして割り当てられています。
なぜ、そんな数字なのか?
チョット気になるところだったんですが、
それが言語に標準的な筋肉の使い方のレベルを表わしているんだとか。
日本語は84、英語は90。
英語でもアナウンサーなどは91ぐらいあるという話でした。
ここには、文法や構造的な差異もありますが、
主眼においているのは、あくまで音を出す上での筋肉の使い方です。
その意味でいうと、非常に分かりやすくイギリスから日本までの道のりが
そのまま言語的な隔たりになっている、と。
日本語は割と独立した色合いの濃い言語と言われますが、
強いていえば韓国語に近いらしいです。
音が近いかと言われると、韓国語は随分と低い音のイメージが伴います。
それでも、母音や子音の組み合わせ方や、口の筋肉の使い方は近いかもしれません。
韓国語のほうがノドを広げて音をこもらせる雰囲気があり、
日本語のほうが口の中だけで音を響かせる雰囲気が強いように僕には思えます。
ただ、ポイントは、やはり口周りの筋肉の使い方で、
日本語、韓国語ともに、口を積極的に動かさないという特徴はありそうです。
省エネの発音。
ハングルは、日本語の五十音に近い形で書き表せた記憶もありますし。
この「ザ・ジングルズ」の開発者に言わせると
韓国人が日本語を習得するのも、日本人が韓国語を習得するのも
言語的に似通っている部分が多いだけ容易だということでした。
ヨーロッパ人が英語を習得するのに近い程度の負担だ、と。
ところが、それが東南アジア、中東、ヨーロッパと進むにつれ、
言語的な隔たりは大きくなっていく。
音を生み出すための筋肉の使い方が違ってくるらしいんです。
英語に一番近いのはオランダ語だそうですが、
この標準的なヨーロッパ圏の人と同じぐらいの筋肉の使い方を身につけないと
国際的なレベルでの発音は通じない、というのが開発者の主張。
日本人は弱く短い音を素早く使うのには慣れているらしく
「あたたかかったです」などは得意だけれども、
舌を口の中で前後に動かすような(LとRの使い分けとか、Thの音とか)
が苦手な傾向が生まれてしまう。
そこは、筋トレしかないでしょう、というコンセプトのようです。
僕は個人的に、ネイティブスピーカーの中には日常会話でも
かなり口を大きく動かして話す人がいることに気づいていましたが、
「まぁ、あそこまでやらなくても…」という小さな抵抗があったんです。
しかし、「筋肉の使い方が日本語と英語は対極にある」と説明されると
「じゃあ、筋肉の使い方を普段と変える必要がありそうだ」と思えてきました。
まるでアナウンサーが日本語のトレーニングで発音を良くしていくように
英語の発音を鍛えていこうというわけです。
とりあえず、書籍版を買ってトレーニングを始めました。
ちょっとした筋肉痛らしきものになるので、
効果はあるんじゃないかと予感しています。
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どうやらブログの内容を反映しているように思えます。
なので、コーチングとかNLPとか、なぜかスピリチュアル系のとか、
話し方教室とか、ロジカルシンキングとか、最近だと英語関係のなどが多いようです。
そんな中で見つけて、興味深かったのが「ザ・ジングルズ」という方法。
一言でいえば「英語の発音を矯正しましょう」というコンセプトなんですが、
その根底にあるアイデアと、地味ながら役立ちそうなトレーニングが面白いんです。
アイデアとしては、言語特有の筋肉の使い方をベースに置いているようです。
いわゆる英語の発音の仕方のトレーニングというと
口の絵が描いてあって、「ここに舌を当てて、音を出しましょう」
というようなイメージがありますが、それとは少し違います。
筋肉の使い方を中心に解説がなされているんです。
どこに力を入れましょう、ということが分かる。
これは大きいと思います。
例えば、僕が良く見てきたケースで言うと
「L」の音を出そうとして、舌を上の歯の裏側に押し付ける努力をしても、
その押し付ける動きに伴って舌の奥の部分が下がってしまって
口の中全体の形としては「R」の音の形に近くなってしまうことがあります。
舌をどうすればいいかという説明だけだと、力の入れ方が分かりにくいわけです。
僕の場合は、音と口の関係から音の出し方を意識してきてはいたので
勘違いして音を出してしまうケースは少なかったと思いますが
単純なトレーニング不足のところはありそうです。
筋肉だと考えれば、使っていなければ鍛えられませんから。
で、ポイントになる筋肉の使い方に関していうと
各言語で特有の使い方があるという説明なんです。
もちろん、世界中にはアフリカなどのように少数の集団でだけ使われる言語もあって、
そういうところの音の使い方は、非常に多彩だったりします。
ここでは、使用者の多い言語を中心に話が進められていますから
主に北半球の土地の言葉で解説がなされていました。
この「ザ・ジングルズ」は85から90までの数字が、
レベルとして割り当てられています。
なぜ、そんな数字なのか?
チョット気になるところだったんですが、
それが言語に標準的な筋肉の使い方のレベルを表わしているんだとか。
日本語は84、英語は90。
英語でもアナウンサーなどは91ぐらいあるという話でした。
ここには、文法や構造的な差異もありますが、
主眼においているのは、あくまで音を出す上での筋肉の使い方です。
その意味でいうと、非常に分かりやすくイギリスから日本までの道のりが
そのまま言語的な隔たりになっている、と。
日本語は割と独立した色合いの濃い言語と言われますが、
強いていえば韓国語に近いらしいです。
音が近いかと言われると、韓国語は随分と低い音のイメージが伴います。
それでも、母音や子音の組み合わせ方や、口の筋肉の使い方は近いかもしれません。
韓国語のほうがノドを広げて音をこもらせる雰囲気があり、
日本語のほうが口の中だけで音を響かせる雰囲気が強いように僕には思えます。
ただ、ポイントは、やはり口周りの筋肉の使い方で、
日本語、韓国語ともに、口を積極的に動かさないという特徴はありそうです。
省エネの発音。
ハングルは、日本語の五十音に近い形で書き表せた記憶もありますし。
この「ザ・ジングルズ」の開発者に言わせると
韓国人が日本語を習得するのも、日本人が韓国語を習得するのも
言語的に似通っている部分が多いだけ容易だということでした。
ヨーロッパ人が英語を習得するのに近い程度の負担だ、と。
ところが、それが東南アジア、中東、ヨーロッパと進むにつれ、
言語的な隔たりは大きくなっていく。
音を生み出すための筋肉の使い方が違ってくるらしいんです。
英語に一番近いのはオランダ語だそうですが、
この標準的なヨーロッパ圏の人と同じぐらいの筋肉の使い方を身につけないと
国際的なレベルでの発音は通じない、というのが開発者の主張。
日本人は弱く短い音を素早く使うのには慣れているらしく
「あたたかかったです」などは得意だけれども、
舌を口の中で前後に動かすような(LとRの使い分けとか、Thの音とか)
が苦手な傾向が生まれてしまう。
そこは、筋トレしかないでしょう、というコンセプトのようです。
僕は個人的に、ネイティブスピーカーの中には日常会話でも
かなり口を大きく動かして話す人がいることに気づいていましたが、
「まぁ、あそこまでやらなくても…」という小さな抵抗があったんです。
しかし、「筋肉の使い方が日本語と英語は対極にある」と説明されると
「じゃあ、筋肉の使い方を普段と変える必要がありそうだ」と思えてきました。
まるでアナウンサーが日本語のトレーニングで発音を良くしていくように
英語の発音を鍛えていこうというわけです。
とりあえず、書籍版を買ってトレーニングを始めました。
ちょっとした筋肉痛らしきものになるので、
効果はあるんじゃないかと予感しています。