2011年03月28日

4月の勉強会(→5/1に変更です)

次回の勉強会のお知らせ

 ※日程が変更になりました

これまでにも様々なコミュニケーションの技術を扱ってきましたが、
今回からは少し技術のバリエーションを増やす方向で進んでみたいと考えています。

基本となる技術を組み合わせて、実際に使うことを想定する、ということです。

中心になるのは、
 ○ペーシング
 ○観察
 ○個性の理解
 ○言葉の中身の捉え方
 ○ねぎらい
 ○リフレーミング

あたりでしょう。

これらの技術に加えて、コールドリーディングなどの言語的な技術は
今後も実践トレーニングとして扱っていく予定です。

こういうのは基礎の内容ですから、積み重ねが効果を発揮していきます。
使おうと思えば、あらゆる場面で利用できるはずです。

また、実践トレーニングでは、こうした個別の技術を使うときの
注意の向け方も訓練していきます。

観察をするときと、ペーシングをするときでは、意識の使い方が異なります。
個別の技術の効果を上げるには、それぞれに適した意識の使い方があるんです。

普段から人を観察している人は、日常から観察向きの意識をしていて、
普段からペーシングしている人は、そういう意識の使い方が癖になっている。
得意・不得意は、そのあたりの意識の仕方の癖に反映されます。

ですから、個別技術のトレーニングにあたっては、
自分自身の意識の使い方の癖を知り、
それを使い分けられるようになるのも重要なんです。

実践トレーニングの目指すところは、
 ・技術の練習
 ・その技術に適した意識の使い方の訓練

の両方を踏むことにあります。


こちらでコミュニケーションの基礎力を上げていこう、というわけです。


その一方で、この勉強会にご参加の方は、これまでのトレーニングの成果や
職業的に磨いてきた技術、あるいは生活歴で身につけた知恵など、
ベースとなるものが高いのも1つの特徴になっています。

そこで技術の組み合わせという発想が高まります。

組み合わせながらトレーニングをすることで
技術の効果的な使いどころが経験的に身についていくと期待されますし、
個別の技術も今までと違った刺激で練習できます。

継続的にご参加されている方には、繰り返しになる部分もあるかと思いますが
個別の技術をコミュニケーションの流れに中に組み込んでいくと
日常生活や仕事の場面においての応用が自然になっていくはずです。

サッカーでいえば、シュート練習、ドリブルの練習、パス回しの練習…、
そういった個別の技術を組み合わせて実践に近い練習をする感じです。

そこには戦術的な視点も含まれてきますから、個別の技術のレベル以外にも
高い視点から状況を捉えて、何をするかを決める必要も出てきます。

コミュニケーションの流れを捉え、相手の特徴を理解し、自分の状況を踏まえて
その瞬間に最適な手立てを考える。

こうしてコミュニケーションの質を高めるわけです。

このような作業は、特に他者から学べる度合いが大きいものです。
自分の発想にはなかった視点を得られます。

そこで広げたバリエーションが、実際の場面で頭に浮かぶ。
これが役に立つんです。

催眠療法家のミルトン・エリクソンの弟子は、多くが専門家として活躍しています。

偉大な師匠の名前が役に立っている側面もあるでしょうし、
指導してもらった部分や、自らが研究した成果もあるとは思います。
しかし、エリクソンのやり方を目の前で見て、取り入れられたことは
きっと彼らの大きな支えになっているはずです。

エリクソンは、こういうときに、これをしていた…と思い出せる。
それはエリクソンと会うことのできない我々には学びようのない
貴重な財産なのではないかと思います。

勉強会は、効果的なコミュニケーションのバリエーションを増やす場となります。


具体的に扱う内容は、カウンセリング寄りになると予想されます。

カウンセリングでなされることの大部分は、
多くのコミュニケーションに共通します。

職業的なコミュニケーションのほぼ全てで、
カウンセリングの流れの8〜9割ぐらいが利用されます。

そのため、カウンセリングに近い形式でトレーニングをします。
重要なのは、せっかくの練習をやりっ放しにしないことでしょう。

一度の流れの中から多くのことを学びとる。
そのためのトレーニング方法を用意します。

今後は、その回によって注目するポイントやトレーニングの目標を変えますが、
その中でも形式が似てくる可能性があることをご理解下さい。

個別の技術が結び付き、自然に使えるようになるよう意図しておきます。
(意図を知りたい方には、ご質問いただければ解説します。)


個別の技術を組み合わせてトレーニングしていく対象は
 ○テーマの焦点化
 ○臨床像の描き方
 ○相手に合わせた介入

といったところになるでしょう。

4月は『焦点化のための原則』を扱います。

会話の方向性を適切にコントロールするのに重要な技術です。
これを色々な角度から見ていきます。

『焦点化』とは「会話の中身を絞り込む」ことを意味しますから
話の進む方向を理解する技術として有効だと考えられます。

その意味では、進むべき先を知らなければ、絞り込めるはずがありません。
どこに向けて絞り込むのかを理解していただき、
そのための基本的なパターンもいくつか扱っていきます。

今回の内容を意識しておくだけで、
日常のコミュニケーションで迷いが減ることもあると期待しています。


個人的な体験を元にいえば、この『焦点化』というものを
今回やるような形で整理するまでには、結構な時間がかかりました。

結果的に、頭も整理されましたし、
気持ちの面でも安心して話を進められるようになりました。

何を心がけて情報収集すれば良いかが鮮明になったんでしょう。

相手のことを考え、気を遣いながら、中核となるテーマを思い描きつつ
カウンセリングをしようとすると、自分のしていることが最善と言えるのか、
自信が減ってきたり、戸惑いが出てきたりします。

「割りきれるようになった」というと表現は少し違いますが、
安心して話を進められるようになったのには、
「焦点化」というものが整理できた部分が大きいと感じます。

コミュニケーションを考える上で大切なテーマでもあると思いますので
ご都合の合う方は、是非お越しください。

きっと、お役に立つと思います。



<ご参加に際しての注意事項>

※NLPの専門用語の説明などは省略するつもりですので、
 NLPなどに対する知識と経験のある方、もしくは
 過去に勉強会でトレーニングを積まれた方
のご参加をお薦めします。

 ☆気がかりがありましたら、お問い合わせください。

※諸事情により資料作成にかけられる時間が限られていますので
 ご用意できる資料が不十分になってしまう可能性があります。

 その点をご理解いただいた上で、ご参加ください。



  定員を超える場合には先着順での受付とさせて頂きますのでご了承下さい。

  ※勉強会の趣旨に関しましては、こちら(勉強会070725)をご覧下さい。


詳細は以下のとおりです。




【勉強会の詳細】


【日時】 5月1日(日) 10:00〜16:30
    ※日程が変更になりました。

     ★今回は終日でのご参加となります。


【場所】 滝野川会館 304集会室
    (JR京浜東北線・上中里駅 東口より徒歩7分)
    (JR山手線・駒込駅 北口より徒歩10分)
    (東京メトロ南北線・西ヶ原駅より徒歩7分)


【参加費】当日、会場にてお支払いください。

     ・・・7,000円
    
    
【テーマ】  『焦点化』のための原則

 *多くの方にご興味を抱いて頂けるようになってきましたので、
  学びの密度を考えて、一定数で募集を打ち切らせていただくことがあります。
  ご了承ください。




英語の勉強に取り組んだことで学べたものは沢山あります。

学校教育は、英語の文章を読めるようにすることと、文法を学ぶこと
に特化していたように記憶しています。

英語を日本語に訳せるように練習をして、
場合によっては英語に訳せるようにも練習する。
文法的なルールを学び、意味と文章の形に合わせた単語の使い方を学ぶ。

最近は会話の時間もあるようですが、以前はそんな感じでした。

話せるようにはなりませんでしたが、そういうルールを学んだおかげで、
「英語の文章を読んで、日本語に訳して理解する」
という能力は培われたように思います。

「日本語に訳す」というと、いわゆる英語脳みたいな説明をする人は
必要のない作業だと言われそうですが、訳すことを繰り返すうちに
「 This is a pen. 」ぐらいは、意味が分かるようになります。

頭の中に、うっすらと「これはペンです」が浮かんでいるかもしれませんが、
それを意識しなくても内容が分かる感じにはなっていくものです。

トレーニングは進んでいたんです。

細かな文法まで覚えていなくても、ある程度の文章は辞書を使えば訳せるし
簡単なものならスムーズに理解することもできる。
そこまでのトレーニングは、多くの日本人がやってきているでしょう。

そうすると、次に物を言うのは単語力かもしれません。
知っている単語が増え、聞いた瞬間に意味が浮かぶようになっていれば
日本語訳を意識する時間が減っていきます。
「 flower 」と聞けば、自然と「花」の絵が思い浮かぶような状態です。

そういう単語量が増えていけば、文法と
読むときのルールをトレーニングした日本人の多くは
ある程度の英語の文章を読んで理解できるようになると考えられます。


ですが、読めても英語の音が聞き取れない、話せない、
…といったことは普通に起きます。
その方向のトレーニングをしていないのですから当然です。

次に身につける必要のある能力があるわけです。
そのためのトレーニングが必要になります。

聞きとるためには、音の違いを識別する能力が重要です。
これが身についてくると、ここでもう一度、単語の知識が重要になります。

知らない単語は聞き取れません。

個別の能力に繋がりが出てくるんです。

会話でもそうです。
読んだり聞いたりするときには分かる単語が
話すときには思い浮かばないということはザラにあります。

知っている単語を発話の状況で選べるようにトレーニングする。
こちらの方向の訓練もまた必要になります。

そして、自分が話せる内容が増えてくると、
自分が話せるぐらいの文章の構造や単語は、
聞き取りも理解も楽になっていきます。


個別の能力の向上が、他の能力をサポートしてくれたりする。
同じことを続けていても伸びにくいものが、
違うトレーニングをすると急激に伸びたりもするんです。

実際の会話を繰り返すことが効果的な段階もあれば、そうでない段階もあるわけです。
会話の時間を増やすよりも、単語を覚えたほうが効果的な時期もあるはずです。

逆に、会話の中で単語を覚えていったほうが忘れにくいときもあるでしょう。

学習には効果的な段階がある。

基礎が身についてきた段階で、それぞれを組み合わせて使う練習が有効になり、
集中的に取り組むべき課題も見えてきます。

ある程度、基礎能力を組み合わせて使えるようになったら、
今度は壁に当たったように停滞を感じることもあるかもしれません。

そこで再び、基礎力を上げる必要が出てくるのでしょう。

個別の基礎力を伸ばし、それを組み合わせて運用する力も身につける。
そんなバランスが重要なようです。

今回は、コミュニケーション技術の運用面をトレーニングするということです。

実りある時間となれば何よりです。

終了しました

トレーニングには色々あります。
無意識にアプローチする手法であれば、一度の取り組みで効果が出る場合も多々あります。
一方、話術や聞く技術のように、地道なトレーニングによって効果を発揮するものもあります。
この勉強会では地道なトレーニングが主体と考えていただいて良いかもしれません。


是非、お互いの頭を上手く利用し合いましょう。

今後、参加者のご様子を伺いながら、徐々にクローズドな会合にしていく方針です。
ご興味がおありの方は、お早めに一度ご参加下さいますことをお勧めいたします。


また、お気軽にお友達やお知り合いをお誘いいただけると喜ばしいです。
学びの幅が広がるとともに、勉強会が新たな学びの機会となっていただけることを
心から願っているためです。


【その他のご連絡事項】
ご自分の学びのアウトプットとして、勉強会で発表したいことがある方は
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
お時間などの相談をさせていただきます。


勉強会の最中には、質問をお気軽にドンドンして下さい。
話題を遮っていただいて構いません。

その時によって、どんな情報が関連して出てくるかは分かりません。
質問に答える側としても、その時間は非常に有意義なものです。

また、テーマに関して事前にご関心の強い点がありましたら
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。

調査して勉強会にあたります。



それでは当日お会いできることを楽しみにしています

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【日時】 2017年9月10日(日)
     10:00〜16:30


【場所】 滝野川会館
    304集会室

    JR上中里駅より7分
    JR駒込駅より10分
    南北線西ヶ原駅より7分


【日時】 2017年9月24日(日)
     10:00〜16:30


【場所】 北とぴあ
    801会議室

    JR王子駅より2分
    南北線王子駅直結

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次回開催は10/15の予定


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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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