2011年04月29日

謝っても

謝罪は大切なものでしょうが、
謝る側と謝られる側では求めるものが違いそうです。

謝ってもらって気持ちがスッキリすることもあれば、
謝ってもらったがゆえに苦しいこともあります。


大体の場合、誰か一人だけに完全な非がある
というのは少ないものでしょう。

お互いに悪いと思えれば上手くいきやすいでしょう。
「ごめんなさい」
「いやいや、こちらこそ、ごめんなさい」
と。


そこに第三者的な事情が絡むと複雑です。

謝ってもらう側も、仕方ない事情があるのを分かっている。

そういうときに理由の説明が逆効果になることがあります。

とにかく気持ちが収まるような謝罪が欲しいときもあるでしょう。

「言い訳はいい!誠意だ!」と。


ところが、理想的で完璧な謝罪だからといって、
謝ってもらった側がスッキリするとも限らないと思うんです。

非の打ち所がないからこそ、
その辛い状況を受け入れなければならないかもしれません。

誰も責められなくなってしまいますから。

文句を言う相手がいる。
不満を向けられる対象がいる。

それで救われている部分もあるかもしれません。


まぁ、電力会社の偉い人が、そのつもりで
ツッコミどころを残して謝っているかは分かりませんが…。





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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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