2011年11月21日

区切りがつきました

今年も作品を提出しました。
書道の話です。

期限までの間、何度も書いてみるわけですが
普段の半紙に書く練習とは違って、「作品としての良さ」というのが
自分の中に基準として不足しているのを感じます。

週に一度ぐらい、先生に見てもらってチェックを受ける。
とはいえ、細かなポイントまでは聞けないのが実情でした。

全体的な印象とか、こういうことに気をつけてといったことを言われるぐらい。

最終的には自分で色々とバリエーションをつけるように試しながら書いてみて
最終決定日に細かな解説とともに作品として提出するものを選ぶんです。

そして、そこで初めて、細かいチェックポイントが明かされます。

大きな違いを感じないものの中から
「こっちのほうが線の質にバリエーションがあるから」
「これの、この払いは原本と違うと言われそうだから」
「ここが少し全体のバランスとズレて見える」
などと。

コミュニケーションの技術として言えば、
この段階で初めて効果的なフィードバックが得られると言っても良いわけです。

なので、その時間は非常に有益です。

と同時に、そのフィードバックが得られるのが最終決定日というのが残念でもある。

それを聞いて、もう一週間時間をかけて書いてみたら
もっと納得のいくものが書けると思えるからです。

ちょっと悔しさが残ります。

おそらく先生としては、ある程度の偶然性を意識していると思われて
意識してもできない部分はフィードバックしないのでしょう。

書道の場合、筆やら紙やら墨やら湿度やら、様々な要因で
線の表情が変わってきます。

具体的な筆使いやバランスの取り方の指導はできても
できあがる作品の良し悪しの調整までは求めないんだと思います。

ただ、僕の実感としては、フィードバックとして言われたことの中に
「それは意識すればコントロールできる範囲」と感じることも多くて。

細かなチェックポイントを全部意識しながら最善を求めていけば
より良いものができたんじゃないかという気持ちが残ってしまいました。

まぁ、その分、次回には活かせる学びが多いとも言えるわけですが…。

理想を言うと、
 今まで書いたヤツの良い部分を切り取って
 寄せ集めたものを目標に設定して書いていく、
ということができると、やりがいもあると思っています。

もちろん、精神的なものが影響する部分もありますので
完璧を求めて書き過ぎると、その雰囲気が線質に出たり
全体に縮こまってしまったりと、副作用もあるはずです。

この辺はバランスなのかもしれません。

そこを理解しながらフィードバックをしてもらえると作品の質は格段に上がるでしょうが、
先生は書道の先生であって、コミュニケーションの先生ではないので
そこは自分から理解を深めていくのが学ぶ立場として適切だと考えています。


こちらは提出しなかったものですが、最後の日に仕上げた数枚のうちの1つで
長らく苦労した文字が上達してきたことと、全体のバランスとを考慮して
かなり気にいっていたものです。
(残念ながら最後までは残りませんでした。)

111121_03























最後から二文字目の「之」という字が難関で、ようやくコツを掴んだ感じのもの。

僕にとって、この文字が難関だった分、実際に提出したものは
その部分が少し気にいらないところが残りました。

ですが先生に言わせると、その一文字は気にならないんだそうです。
僕が気にして見てしまう部分と、達人が気にする部分は違うということでしょう。

それにしても、最終的な細かいチェックポイントを活かして
もう一回チャンスが欲しかったものです。

まぁ、去年の作品を今にして思い返すと
「今なら、もっと上手く書ける」と感じますから、
きっと来年に今年の作品を振り返れば
今の小さなコダワリも誤差の範囲に入ってしまうんだろうと思います。


道具一式が片付き、ようやく部屋の中が広くなりました。

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
おしらせ
 ◆ セミナー情報 

終了しました

《コミュニケーション講座》
〜幅を広げるリフレーミング〜


【日時】 
  2018年4月22日(日)
  10:00〜16:30


【場所】 
  滝野川会館
  304集会室

   JR上中里駅より7分
   JR駒込駅より10分
   南北線西ヶ原駅より7分

詳細はこちら>>
次回は2018年夏の予定


 ◆ 過去の講座 

《新カウンセリング講座》
 〜まとめと実践〜


当時の内容はこちら>>


《勉強会》 

【テーマ】 変化の流れを考える

当時の内容はこちら>>
次回は未定



 ◆ お問い合わせ 
  技術向上、
  コンサルティング、
  スーパーバイズ、
  執筆・講演…

  諸々のお問い合わせはこちらへ>>



ホームページ
バナー1


プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
Archives
最近のコメント
QRコード
QRコード