2012年03月31日

発見

「 Being ・Doing ・ Having 」という言い方が使われる場合があります。
「存在・行動・所有」と訳されることもあります。

考え方としては、特に、人のニーズに関して理解するときに役立つようです。

「 Having 」は「所有」ですから、”何かを手に入れたい”という欲求。
「 Doing 」は「行動」なので、”何かをしたい・できるようになりたい”という欲求。
「 Being 」は「存在」ということで、”こうありたい”という欲求。

実際には、” Being ”のレベルだと自覚がしにくく、曖昧な形の不満として
欲求が感じられることがあるようです。

一般には、存在価値のようなところと繋がりますから、
自尊心などと関係してくるところでしょう。

例えば、会社組織の中を例にとると、
「 Having 」レベルの問題としては「収入が少ない」という不満、
「 Doing 」レベルの問題としては「クレーム対応が苦手」という思い、
「 Being 」レベルの問題としては「頑張っているのに誰も気づいてくれない」という気持ち
などが挙げられます。

どのレベルに対する問題かによって、対応が変わってくるという話です。


で、こういう言い方自体は、それなりに色々なところで耳にするのですが、
どこから出てきた説明なのかが良く分かりませんでした。

別に、たまたま僕が参加したセミナーの講師が、その用語を使っていたとして
その講師自身が便利だから作った発想だとしても良いんですが、
どうも出所がありそうな印象のまま、分からない状態だったんです。

それで、先日、以前に買った本を読んでいたら
日本語訳の形で、このモデルが登場しました。

どうやら「 Being ・Doing ・ Having 」という分類の仕方のモデルは
ラバーテ( L'abate )という家族を専門とする心理学者が提案したもののようです。

直接「 Being ・Doing ・ Having 」という言葉は出てきませんが
「存在、行動、所有」という単語が登場するモデルがあって、
そのタイトルが「 HDB モデル」となっていました。

「 Having ・ Doing ・ Being 」の頭文字で「 HDB モデル」なんでしょう。

おそらく、ここが出所じゃないか、と。


アメリカ文化では、どうしても「 Having 」と「 Doing 」に注目した考えになりやすく、
もっと人間としての存在価値のようなものに目を向けようと
ラバーテが「 Being 」の重要性を説明していたようです。

ラバーテのモデルは色々とあるようですが
直観的に理解しやすいこの発想が、使われやすかったのでしょうね。

cozyharada at 23:05│Comments(0)TrackBack(0)clip!NLP | 心理学

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
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