2012年06月11日
6月の勉強会
6月の勉強会のお知らせ
事前にお知らせしていましたが、
6月の勉強会は3種類をセットで行います。
午前は、ゼミ形式の研究会。
午後は、通常の勉強会。
夜間は、実践トレーニング。
個別にご参加頂くことも可能です。
内容の説明は少し手短にさせていただきます。
◆研究会(ゼミ形式)について :午前の部
今回は初回ということもありますので、概要や趣旨の説明と
気軽なディスカッションを交えながら、題材を決めるようなこともします。
同時に、セラピーを統合的に説明する枠組みを紹介します。
この研究会では、カウンセリングやセラピーの教材(書籍など)を用いて
実際に、どういうやり取りがなされているかを研究してきます。
そこには、コミュニケーションとして効果的な側面もあれば
「問題解決」という変化のために効果的な側面もあります。
今回は、こちらから、
変化を引き出す技術としてセラピーを分析したときに
セラピーとは何をしているのか?
ということを解説します。
1つの観点には過ぎませんが、今後、様々な技法を見ていく上で
参考にしてもらえる内容だろうとは思います。
ただし、全てのセラピーを統合的に使うための方法論ではありません。
なぜ、このセラピーが効果があるのか?
なぜ、この技法を使うと変化が起きるのか?
そこに共通して存在する原則のようなものを説明することで、
どんな技法であっても、効果が発揮される理由が分かるはずです。
逆にいえば、何を狙った技法なのかが見えてくるでしょうから、
その技法で効果を上げるためのポイントも判断できるようになると考えられます。
もっと慣れてくると、どういう相手、どういう問題に対して
その技法が効果的なのかも想像できるようになると思います。
結果的に使い分けがしやすくなる可能性もあります。
内容としては、以上のように、(これまでの勉強会でもやりそうな)
「セラピーが効果を発揮するための原則」
といった部分を扱いますが、
今回で重視したいのは、そのスタイルです。
こちらはセミナーではなく、『ゼミ形式』ですから
ご参加の皆さんには、そのスタイルに馴染んで頂きたいと考えています。
つまり、気軽に意見が言えて、気軽に質問ができて…という感じ。
「講師がいて、受講生がいる」という形態ではありません。
その日の発表者はいますが、基本的には全員がフラットに議論するイメージ。
それによって、皆さんで学んでいきましょう、と。
音源は公開していく予定ですので、
絶対に自分の存在を知られたくない方は黙って見学でも構いません。
(その場合は、音源を聞くのと同じでしょうけど…)
ボイスチェンジャーまでは用意できませんので、
名前が上がらないようにしたい方は、本名でなくても結構です。
もちろん、公開の範囲は限定されますので
むやみやたらにyoutubeで公開されるわけではないことは付け加えておきます。
◆勉強会について :午後の部
6月の勉強会のテーマは
『共感と力づけ』
とします。
技術的に扱う範囲は、コミュニケーション全般の内容です。
個別の技術として扱います。
もちろん、カウンセリングやセラピーを行う上でも必須の技術だと思いますが
研究会が事例検討なのに対して、勉強会は技術の習得を重視します。
技術の習得には、闇雲な練習では効果が低い場合があります。
むしろ我流で妙な癖がついてしまうこともあります。
ある意味で、コミュニケーションは必ず我流だとも言えますから、
特定の場面、特定の人には効果的でも、
別のところでは上手くいかないことがあるものです。
だから、
「なんで、あの人は、○○さんと上手くやれるんだ?」
「なんで、○○さんにだけ、あの人は心を開くんだ?
○○さんって他の人からは微妙な意見を聞くのに…」
ということもあり得るわけです。
その意味で、新たに技術を習得しようというのは
自分のやり方以外の方法もできるようにすることで、
柔軟な対応を可能にしようという発想なんです。
そのためには、今までの自分のやり方とは違ったものとして
区別して使い分けられる必要があります。
そこで、内容を意識化できるようにするための
技術のポイントが重要になるんです。
勉強会では理論的な解説や、技術のポイントを整理することで
今までとは違った対応方法を意識化して使える土台を作ります。
今回は、その観点から『共感と力づけ』を扱おう、と。
最近の流れに沿って、カスタマイズしながらのトレーニングになります。
テーマに沿った課題をご自身で設定して頂けましたら、
それに応じてトレーニング方法を工夫していきます。
同時に、こちらからは、いくつかの技術を整理してお伝えします。
『共感』に関しては、最近あみだした便利な方法があるので
それを紹介して、皆さんで練習していきます。
「感受性が高い人のストラテジー」と言っても良いかもしれません。
もう1つは『力づけ』のトレーニングとして
フィードバックの技術を解説して練習します。
どういう力づけを狙って言葉を発しているのかを意識できるようにします。
自分の発するメッセージが相手に、どういう効果をもたらすのかを自覚する
ということです。
これが分からずにやっていると、
気の利いた言葉を使えていることで満足してしまったり、
相手が喜んだり、感動してくれたりする反応だけで満足してしまったり、
といったことが起きてきます。
その瞬間は「なんか、良いことを言ってもらえて嬉しかった」と感じながらも
家に帰ってみたら「…あれ、でも、そんな話じゃなかったし、何も変わっていない」
ということが相手に起きているのだとしたら、
自分の言葉がけの意図がズレていたのかもしれません。
自分の『力づけ』に狙いを自覚できるようにしよう、というのがコンセプトです。
ということで、
午後の部の勉強会では、
・共感しやすくするためのコツ
・力づけのメッセージのパターンと選び方
を扱います。
◆実践トレーニングについて :夜間の部
こちらは練習を目的として開催します。
トレーニング内容に対するサポートは行いますが
セミナーではありませんので、技術的な解説はありません。
(質問があれば解説します)
何を練習したいかも、皆さんの意見に基づいて決まります。
事前に、「これを練習したい」ということを教えていただければ
過去の資料を準備できる可能性もありますので、
ご要望がある方は、申込みフォームの『ご意見など』の欄にご記入ください。
「これが上手くなりたいから、何か良いトレーニングを教えて」とリクエストされれば
それに合わせた方法を考えますし、
「前にやった、このトレーニングをやりたい」というのであれば
それをそのままやってもらっても構いません。
「こういうときは、どうしたら良いでしょうか?」でも結構です。
また、
「とにかく練習をしたい」という方は、
同様の趣旨の方と集まって、離れて練習をしても良いでしょうし、
「自分のやり方にフィードバックが欲しい」という方は、
工夫をしながら少しずつ練習をしていくこともできます。
基本的に、自由にコミュニケーションに関する練習をしましょう、ということです。
…内容は以上です。
コミュニケーションの学習には、
技術や知識の向上よりも意味の深いところがあると思います。
それは、誠実に相手と関わる部分です。
日常のコミュニケーションには、様々な要素が絡み合います。
忙しさや仕事の事情が反映されたり、個人の気持ちがぶつかったり。
それはコミュニケーションをテーマに掲げて仕事をしている組織でも
いとも簡単に起きる事態です。
だからこそ、そうした”しがらみ”の無い相手と
一人の人として純粋に関わっていくプロセスそのものが
なかなか味わい深いものに感じられるのでしょう。
練習は練習なんです。
同時に、練習だからこそ体験できるコミュニケーションもある。
それだけでも、お越しいただく価値はあるような気がします。
今回は、初めての3部構成です。
「全部は疲れそう…」という方もいるかもしれませんが、
頭の使い方を変えられるように内容を組んでいるつもりです。
また集中した取り組みそのものの効果もあるかと思います。
ご都合が合いましたら、是非まとめてご参加ください。
<ご参加に際しての注意事項>
※NLPの専門用語の説明などは省略するつもりですので、
NLPなどに対する知識と経験のある方、もしくは
過去に勉強会でトレーニングを積まれた方のご参加をお薦めします。
☆気がかりがありましたら、お問い合わせください。
※内容が広範囲にわたりますので、資料での補足が難しい可能性があります。
ご希望の内容がある場合には、お申込みの際に「ご意見など」の欄にご記入ください。
※定員を超える場合には先着順での受付とさせて頂きますのでご了承下さい。
※勉強会全般の趣旨に関しましては、こちら(勉強会070725)をご覧下さい。
詳細は以下のとおりです。
【勉強会の詳細】
三部構成
【開催日】6月30日(土)
【場所】 滝野川会館 304集会室
(JR京浜東北線・上中里駅 東口より徒歩7分)
(JR山手線・駒込駅 北口より徒歩10分)
(東京メトロ南北線・西ヶ原駅より徒歩7分)
※申込フォームの『参加時間帯』の欄に、「午前」、「午後」、「夜間」の区分でご記入ください。
(例1) 午前と午後の2つにお申し込みの場合: 「午前+午後」など。
(例2) 午前、午後、夜間の2つにお申し込みの場合: 「全部」など。
≪研究会:午前の部≫
【日時】 6月30日(土) 10:00〜12:30
※終了時間は前後する場合があります。
【参加費】 ・・・2,000円
当日、会場にてお支払いください。
【テーマ】 セラピーを統合的に説明する枠組み
≪定期勉強会:午後の部≫
【日時】 6月30日(土) 13:30〜17:00
※終了時間は前後する場合があります。
【参加費】 ・・・5,000円
当日、会場にてお支払いください。
【テーマ】 『共感』と『力づけ』の技術
≪実践トレーニング:夜間の部≫
【日時】 6月30日(土) 18:30〜21:30
※終了時間は前後する場合があります。
【参加費】 ・・・4,000円
当日、会場にてお支払いください。
【テーマ】 フリー〜コミュニケーションに関する内容の範囲〜
*多くの方にご興味を抱いて頂けるようになってきましたので、
学びの密度を考えて、一定数で募集を打ち切らせていただくことがあります。
ご了承ください。
コミュニケーションのトレーニングのメリットには
お互いがクライアント役も体験する、という部分があります。
喩えてみると、お互いにマッサージをするような感じでしょうか。
ある整体師の方に言われたことがあります。
「マッサージは自分でやるより、やってもらったほうが気持ちが良い」
カウンセラーやセラピストという職業も、
それぐらいのスタンスで良いのかもしれません。
坊主頭にするだけだったら、自分でバリカンを使えばできます。
シャンプーなんて、自分で毎日できるものです。
髪の長い人だって、自分でセットできるものでしょう。
でも、美容院に行く。
自分でやるよりも、やってもらったほうが綺麗に仕上がるから。
やってもらったほうが気分が良いから。
やってもらったほうが早く終わるから。
カウンセリングやセラピーの中にも、そういう側面がある気がします。
サービスとしての側面です。
人からやってもらうこと自体に価値があるんじゃないか、と。
自分の過去を振り返って、何度か思ったことがあります。
「自分が自分のカウンセリングをしてくれたら…」
どんな技術を駆使しても、気持ちを整理する方法を使っても
自分に自分でペーシングしてもらうことはできません。
自分で自分の気持ちを大切にすることは、言うまでもなく重要ですが、
それは他人に大切にしてもらったのとは違う体験なんです。
他人は、そもそも別の人なんです。
分からないはずの人なんです。
そして、誰もが自分を一番大切にしているものです。
にもかかわらず、自分以外の誰かが自分のことを分かってくれる、
自分のことを大切にしてくれる。
他人だからこそ感じられる喜びがあるわけです。
もし本当に全ての人の心が繋がっていて、分かりあえる世界だとしたら
そこには、分かってもらえる嬉しさも、大切にされる喜びも無いはずです。
他人と関わるから得られる何かがあるんです。
そう考えると、コミュニケーションに向き合ってみるというのは
とても価値のあることだと思えてきます。
トレーニングの中にも、そうした価値が含まれていれば何よりです。
終了しました
トレーニングには色々あります。
無意識にアプローチする手法であれば、一度の取り組みで効果が出る場合も多々あります。
一方、話術や聞く技術のように、地道なトレーニングによって効果を発揮するものもあります。
この勉強会では地道なトレーニングが主体と考えていただいて良いかもしれません。
是非、お互いの頭を上手く利用し合いましょう。
今後、参加者のご様子を伺いながら、徐々にクローズドな会合にしていく方針です。
ご興味がおありの方は、お早めに一度ご参加下さいますことをお勧めいたします。
また、お気軽にお友達やお知り合いをお誘いいただけると喜ばしいです。
学びの幅が広がるとともに、勉強会が新たな学びの機会となっていただけることを
心から願っているためです。
【その他のご連絡事項】
ご自分の学びのアウトプットとして、勉強会で発表したいことがある方は
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
お時間などの相談をさせていただきます。
勉強会の最中には、質問をお気軽にドンドンして下さい。
話題を遮っていただいて構いません。
その時によって、どんな情報が関連して出てくるかは分かりません。
質問に答える側としても、その時間は非常に有意義なものです。
また、テーマに関して事前にご関心の強い点がありましたら
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
調査して勉強会にあたります。
それでは当日お会いできることを楽しみにしています。
事前にお知らせしていましたが、
6月の勉強会は3種類をセットで行います。
午前は、ゼミ形式の研究会。
午後は、通常の勉強会。
夜間は、実践トレーニング。
個別にご参加頂くことも可能です。
内容の説明は少し手短にさせていただきます。
◆研究会(ゼミ形式)について :午前の部
今回は初回ということもありますので、概要や趣旨の説明と
気軽なディスカッションを交えながら、題材を決めるようなこともします。
同時に、セラピーを統合的に説明する枠組みを紹介します。
この研究会では、カウンセリングやセラピーの教材(書籍など)を用いて
実際に、どういうやり取りがなされているかを研究してきます。
そこには、コミュニケーションとして効果的な側面もあれば
「問題解決」という変化のために効果的な側面もあります。
今回は、こちらから、
変化を引き出す技術としてセラピーを分析したときに
セラピーとは何をしているのか?
ということを解説します。
1つの観点には過ぎませんが、今後、様々な技法を見ていく上で
参考にしてもらえる内容だろうとは思います。
ただし、全てのセラピーを統合的に使うための方法論ではありません。
なぜ、このセラピーが効果があるのか?
なぜ、この技法を使うと変化が起きるのか?
そこに共通して存在する原則のようなものを説明することで、
どんな技法であっても、効果が発揮される理由が分かるはずです。
逆にいえば、何を狙った技法なのかが見えてくるでしょうから、
その技法で効果を上げるためのポイントも判断できるようになると考えられます。
もっと慣れてくると、どういう相手、どういう問題に対して
その技法が効果的なのかも想像できるようになると思います。
結果的に使い分けがしやすくなる可能性もあります。
内容としては、以上のように、(これまでの勉強会でもやりそうな)
「セラピーが効果を発揮するための原則」
といった部分を扱いますが、
今回で重視したいのは、そのスタイルです。
こちらはセミナーではなく、『ゼミ形式』ですから
ご参加の皆さんには、そのスタイルに馴染んで頂きたいと考えています。
つまり、気軽に意見が言えて、気軽に質問ができて…という感じ。
「講師がいて、受講生がいる」という形態ではありません。
その日の発表者はいますが、基本的には全員がフラットに議論するイメージ。
それによって、皆さんで学んでいきましょう、と。
音源は公開していく予定ですので、
絶対に自分の存在を知られたくない方は黙って見学でも構いません。
(その場合は、音源を聞くのと同じでしょうけど…)
ボイスチェンジャーまでは用意できませんので、
名前が上がらないようにしたい方は、本名でなくても結構です。
もちろん、公開の範囲は限定されますので
むやみやたらにyoutubeで公開されるわけではないことは付け加えておきます。
◆勉強会について :午後の部
6月の勉強会のテーマは
『共感と力づけ』
とします。
技術的に扱う範囲は、コミュニケーション全般の内容です。
個別の技術として扱います。
もちろん、カウンセリングやセラピーを行う上でも必須の技術だと思いますが
研究会が事例検討なのに対して、勉強会は技術の習得を重視します。
技術の習得には、闇雲な練習では効果が低い場合があります。
むしろ我流で妙な癖がついてしまうこともあります。
ある意味で、コミュニケーションは必ず我流だとも言えますから、
特定の場面、特定の人には効果的でも、
別のところでは上手くいかないことがあるものです。
だから、
「なんで、あの人は、○○さんと上手くやれるんだ?」
「なんで、○○さんにだけ、あの人は心を開くんだ?
○○さんって他の人からは微妙な意見を聞くのに…」
ということもあり得るわけです。
その意味で、新たに技術を習得しようというのは
自分のやり方以外の方法もできるようにすることで、
柔軟な対応を可能にしようという発想なんです。
そのためには、今までの自分のやり方とは違ったものとして
区別して使い分けられる必要があります。
そこで、内容を意識化できるようにするための
技術のポイントが重要になるんです。
勉強会では理論的な解説や、技術のポイントを整理することで
今までとは違った対応方法を意識化して使える土台を作ります。
今回は、その観点から『共感と力づけ』を扱おう、と。
最近の流れに沿って、カスタマイズしながらのトレーニングになります。
テーマに沿った課題をご自身で設定して頂けましたら、
それに応じてトレーニング方法を工夫していきます。
同時に、こちらからは、いくつかの技術を整理してお伝えします。
『共感』に関しては、最近あみだした便利な方法があるので
それを紹介して、皆さんで練習していきます。
「感受性が高い人のストラテジー」と言っても良いかもしれません。
もう1つは『力づけ』のトレーニングとして
フィードバックの技術を解説して練習します。
どういう力づけを狙って言葉を発しているのかを意識できるようにします。
自分の発するメッセージが相手に、どういう効果をもたらすのかを自覚する
ということです。
これが分からずにやっていると、
気の利いた言葉を使えていることで満足してしまったり、
相手が喜んだり、感動してくれたりする反応だけで満足してしまったり、
といったことが起きてきます。
その瞬間は「なんか、良いことを言ってもらえて嬉しかった」と感じながらも
家に帰ってみたら「…あれ、でも、そんな話じゃなかったし、何も変わっていない」
ということが相手に起きているのだとしたら、
自分の言葉がけの意図がズレていたのかもしれません。
自分の『力づけ』に狙いを自覚できるようにしよう、というのがコンセプトです。
ということで、
午後の部の勉強会では、
・共感しやすくするためのコツ
・力づけのメッセージのパターンと選び方
を扱います。
◆実践トレーニングについて :夜間の部
こちらは練習を目的として開催します。
トレーニング内容に対するサポートは行いますが
セミナーではありませんので、技術的な解説はありません。
(質問があれば解説します)
何を練習したいかも、皆さんの意見に基づいて決まります。
事前に、「これを練習したい」ということを教えていただければ
過去の資料を準備できる可能性もありますので、
ご要望がある方は、申込みフォームの『ご意見など』の欄にご記入ください。
「これが上手くなりたいから、何か良いトレーニングを教えて」とリクエストされれば
それに合わせた方法を考えますし、
「前にやった、このトレーニングをやりたい」というのであれば
それをそのままやってもらっても構いません。
「こういうときは、どうしたら良いでしょうか?」でも結構です。
また、
「とにかく練習をしたい」という方は、
同様の趣旨の方と集まって、離れて練習をしても良いでしょうし、
「自分のやり方にフィードバックが欲しい」という方は、
工夫をしながら少しずつ練習をしていくこともできます。
基本的に、自由にコミュニケーションに関する練習をしましょう、ということです。
…内容は以上です。
コミュニケーションの学習には、
技術や知識の向上よりも意味の深いところがあると思います。
それは、誠実に相手と関わる部分です。
日常のコミュニケーションには、様々な要素が絡み合います。
忙しさや仕事の事情が反映されたり、個人の気持ちがぶつかったり。
それはコミュニケーションをテーマに掲げて仕事をしている組織でも
いとも簡単に起きる事態です。
だからこそ、そうした”しがらみ”の無い相手と
一人の人として純粋に関わっていくプロセスそのものが
なかなか味わい深いものに感じられるのでしょう。
練習は練習なんです。
同時に、練習だからこそ体験できるコミュニケーションもある。
それだけでも、お越しいただく価値はあるような気がします。
今回は、初めての3部構成です。
「全部は疲れそう…」という方もいるかもしれませんが、
頭の使い方を変えられるように内容を組んでいるつもりです。
また集中した取り組みそのものの効果もあるかと思います。
ご都合が合いましたら、是非まとめてご参加ください。
<ご参加に際しての注意事項>
※NLPの専門用語の説明などは省略するつもりですので、
NLPなどに対する知識と経験のある方、もしくは
過去に勉強会でトレーニングを積まれた方のご参加をお薦めします。
☆気がかりがありましたら、お問い合わせください。
※内容が広範囲にわたりますので、資料での補足が難しい可能性があります。
ご希望の内容がある場合には、お申込みの際に「ご意見など」の欄にご記入ください。
※定員を超える場合には先着順での受付とさせて頂きますのでご了承下さい。
※勉強会全般の趣旨に関しましては、こちら(勉強会070725)をご覧下さい。
詳細は以下のとおりです。
【勉強会の詳細】
三部構成
【開催日】6月30日(土)
【場所】 滝野川会館 304集会室
(JR京浜東北線・上中里駅 東口より徒歩7分)
(JR山手線・駒込駅 北口より徒歩10分)
(東京メトロ南北線・西ヶ原駅より徒歩7分)
※申込フォームの『参加時間帯』の欄に、「午前」、「午後」、「夜間」の区分でご記入ください。
(例1) 午前と午後の2つにお申し込みの場合: 「午前+午後」など。
(例2) 午前、午後、夜間の2つにお申し込みの場合: 「全部」など。
≪研究会:午前の部≫
【日時】 6月30日(土) 10:00〜12:30
※終了時間は前後する場合があります。
【参加費】 ・・・2,000円
当日、会場にてお支払いください。
【テーマ】 セラピーを統合的に説明する枠組み
≪定期勉強会:午後の部≫
【日時】 6月30日(土) 13:30〜17:00
※終了時間は前後する場合があります。
【参加費】 ・・・5,000円
当日、会場にてお支払いください。
【テーマ】 『共感』と『力づけ』の技術
≪実践トレーニング:夜間の部≫
【日時】 6月30日(土) 18:30〜21:30
※終了時間は前後する場合があります。
【参加費】 ・・・4,000円
当日、会場にてお支払いください。
【テーマ】 フリー〜コミュニケーションに関する内容の範囲〜
*多くの方にご興味を抱いて頂けるようになってきましたので、
学びの密度を考えて、一定数で募集を打ち切らせていただくことがあります。
ご了承ください。
コミュニケーションのトレーニングのメリットには
お互いがクライアント役も体験する、という部分があります。
喩えてみると、お互いにマッサージをするような感じでしょうか。
ある整体師の方に言われたことがあります。
「マッサージは自分でやるより、やってもらったほうが気持ちが良い」
カウンセラーやセラピストという職業も、
それぐらいのスタンスで良いのかもしれません。
坊主頭にするだけだったら、自分でバリカンを使えばできます。
シャンプーなんて、自分で毎日できるものです。
髪の長い人だって、自分でセットできるものでしょう。
でも、美容院に行く。
自分でやるよりも、やってもらったほうが綺麗に仕上がるから。
やってもらったほうが気分が良いから。
やってもらったほうが早く終わるから。
カウンセリングやセラピーの中にも、そういう側面がある気がします。
サービスとしての側面です。
人からやってもらうこと自体に価値があるんじゃないか、と。
自分の過去を振り返って、何度か思ったことがあります。
「自分が自分のカウンセリングをしてくれたら…」
どんな技術を駆使しても、気持ちを整理する方法を使っても
自分に自分でペーシングしてもらうことはできません。
自分で自分の気持ちを大切にすることは、言うまでもなく重要ですが、
それは他人に大切にしてもらったのとは違う体験なんです。
他人は、そもそも別の人なんです。
分からないはずの人なんです。
そして、誰もが自分を一番大切にしているものです。
にもかかわらず、自分以外の誰かが自分のことを分かってくれる、
自分のことを大切にしてくれる。
他人だからこそ感じられる喜びがあるわけです。
もし本当に全ての人の心が繋がっていて、分かりあえる世界だとしたら
そこには、分かってもらえる嬉しさも、大切にされる喜びも無いはずです。
他人と関わるから得られる何かがあるんです。
そう考えると、コミュニケーションに向き合ってみるというのは
とても価値のあることだと思えてきます。
トレーニングの中にも、そうした価値が含まれていれば何よりです。
終了しました
トレーニングには色々あります。
無意識にアプローチする手法であれば、一度の取り組みで効果が出る場合も多々あります。
一方、話術や聞く技術のように、地道なトレーニングによって効果を発揮するものもあります。
この勉強会では地道なトレーニングが主体と考えていただいて良いかもしれません。
是非、お互いの頭を上手く利用し合いましょう。
今後、参加者のご様子を伺いながら、徐々にクローズドな会合にしていく方針です。
ご興味がおありの方は、お早めに一度ご参加下さいますことをお勧めいたします。
また、お気軽にお友達やお知り合いをお誘いいただけると喜ばしいです。
学びの幅が広がるとともに、勉強会が新たな学びの機会となっていただけることを
心から願っているためです。
【その他のご連絡事項】
ご自分の学びのアウトプットとして、勉強会で発表したいことがある方は
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
お時間などの相談をさせていただきます。
勉強会の最中には、質問をお気軽にドンドンして下さい。
話題を遮っていただいて構いません。
その時によって、どんな情報が関連して出てくるかは分かりません。
質問に答える側としても、その時間は非常に有意義なものです。
また、テーマに関して事前にご関心の強い点がありましたら
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
調査して勉強会にあたります。
それでは当日お会いできることを楽しみにしています。