2012年07月31日

やっぱり観察力

英語で受けいていたカウンセリング講座が終わりました。

最終日はカウンセリングのセッションをして、その技能を評価する形。
点数は講師がつけているとのことでしたが、中身を知ることはできません。

終わった後のフィードバックでは
「観察力が優れていて、クライアントの感情や背後にあるものを読みとっている」
とのコメントをもらいました。

多少は慣れてきたとはいえ、英語でカウンセリングをするのは大変ですし、
傾聴中心で質問をするわけではありませんから
要約をしたりするのが大変でもあるわけです。

それもあって、自然と感情よりの言葉がけが多くなるんだと思います。


しかし、とりたててコールドリーディングみたいなことはしていませんし、
読みとっている感情も上手く言語化できていないつもりでしたから、
そんなに観察に力を入れていたとは思っていませんでした。

それでも結局、講師からフィードバックされるのは観察力について。

自覚している以上に技術の偏りがあるのかもしれません。
それが強みなんだとも言えますが、アピールする方法が難しい。

ちょっとした悩みどころです。


一通り、カウンセリングの初級講座を終えてみると、
基本的な言語能力を高めながら、トレーニングしたいところが沢山出てきます。

内容が傾聴に絞ったトレーニングだったからこそ、
様々な技術を同時に駆使するタイプのトレーニングとは違った
コダワリの側面にも目が向きやすかったのかもしれません。

傾聴の本質は、表面的にオウム返しをしたり、話を要約することではなく
相手と良い関係を作るところにあるのでしょう。

ただ、その相手との関係づくりだけを目的としたコミュニケーションをするとしたら
そのトレーニングは意外と中身の濃いものになるんだと感じます。

1つの技術の側面に思えるものでも、それを集中的に
コダワリをもって訓練していくと、課題は色々と見つかってくるようです。

僕の場合、目下は言語能力を上げつつ、自由に言葉が出せるようになるのが目標。
やっぱり、実際のセッションのビデオなどを元に
言語的な勉強をするのが効果的な気がしました。

そして覚えたフレーズを使ってみる。
そうでないと定着しないでしょうから。

なかなかそうした機会は多くないので工夫が必要そうです。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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