2012年08月30日
ブームのような取り扱い
最寄駅の近くに、二階建ての本屋があります。
ここで本を買うことは滅多にありませんが、
2階の1/3ぐらいが文房具コーナーなので、そちらを利用します。
そのスペースでも、他よりも品揃えが良いんです。
それで最近、ファイルを買いに、その書店に行きました。
するとエスカレーターを上がって近く、目立つところに
「うつ病」コーナーがあったんです。
かなり大々的に取り上げられていました。
ズラッと、うつ病に関する本が並んでいる状態。
問題意識が高まっているのか、実際に増えてきているのか。
ウツに対する論点も色々ありそうでした。
興味があったのは、
NHKスペシャル ここまで来た! うつ病治療
クチコミを見る
と、
精神科は今日も、やりたい放題
クチコミを見る
です。
近々、読んでみようかと思います。
『NHKスペシャル』のほうをパラパラッと見たところ、最近の発見で
「前頭前野からの制御が低下している」といったような内容が見受けられたので
その辺に納得できそうだったんです。
僕の最近の考えは…、
ほとんどの脳活動は本人の意志とは無関係に活動していて、
(大部分は外部刺激からのインプットに対する反応と、ランダムな”ゆらぎ”だと想像)
前頭前野が、自然に起こっている脳活動にストップをかけている
というものなので、
そのあたりをサポートできそうだ、と。
心理寄りの用語で説明すれば、
意識の役割は、ストップをかけるところにある
という表現です。
筋肉は常に動こうとしているし、感情的な反応も色々と動いているし…、
とにかく人には自然な振る舞いが無尽蔵に起こっていて、
覚醒している間は、それを止める方向で制御している。
例えば、
頭がかゆくなって、頭をかきたい気持ちが沸いてきたときには
既に頭をかくための指令は発生していて、それを止めるように制御しているときは
「頭をかかない」ままで動作に表れない
けれども、
止めるための制御を解除して、止めるのをやめたときに
動作として「頭をかく」という行動が起こる
という感じです。
つまり、人は”無意識”に色々な行動をしていますが
(例えば姿勢を変えたり、首を動かしたり、”なんとなく”足を動かしたり…)
そうした大部分の行動は、自然に発生した動作のための指令に
制御をかけて止めることをしていないから起きている、という考え方です。
催眠で言われる『観念運動』なんていうのは
筋肉を動かす指令を止めるための制御が低下することで
勝手に起こっているものだろう、と考えています。
そうすると子供に落ち着きがないのは、
そうした「止めるための制御」が十分ではないからだと想像できますし、
何かの動作が癖になるのも納得ができます。
このような止める方向の制御を前頭前野がやっていると考えられるので
そこら辺と関係しそうな話に興味を持ったわけです。
一方、『精神科は今日も、やりたい放題』のほうは
結構、過激な内容が書いてありました。
それでも可能性として知っておきたい気がしたので
読んでみようかと考えているわけなんですが。
それで興味深かったのは、その「うつ病コーナー」に並んでいる本の大部分が
うつ病の人のための内容になっていることなんです。
もちろん、うつ病の人の家族のための内容もありますし、
偏見を打破したいような主張もありますし、支援者のための内容もあります。
でも多いのは、直接、うつ病の人に対して書かれたような内容。
うつ状態の人が、はたして、書店の「うつ病コーナー」に足を止めるんでしょうか?
そして、その「うつ病コーナー」の壁には、大きな貼り紙で警告が書かれていました。
『万引きは犯罪です!私服警官見回り中』
僕の偏見では、うつ病と診断された人は、あまり万引きをしなそうな気がします。
まぁ、たまたまそこに貼り紙があったのかもしれませんが。
ここで本を買うことは滅多にありませんが、
2階の1/3ぐらいが文房具コーナーなので、そちらを利用します。
そのスペースでも、他よりも品揃えが良いんです。
それで最近、ファイルを買いに、その書店に行きました。
するとエスカレーターを上がって近く、目立つところに
「うつ病」コーナーがあったんです。
かなり大々的に取り上げられていました。
ズラッと、うつ病に関する本が並んでいる状態。
問題意識が高まっているのか、実際に増えてきているのか。
ウツに対する論点も色々ありそうでした。
興味があったのは、
NHKスペシャル ここまで来た! うつ病治療
クチコミを見る
と、
精神科は今日も、やりたい放題
クチコミを見る
です。
近々、読んでみようかと思います。
『NHKスペシャル』のほうをパラパラッと見たところ、最近の発見で
「前頭前野からの制御が低下している」といったような内容が見受けられたので
その辺に納得できそうだったんです。
僕の最近の考えは…、
ほとんどの脳活動は本人の意志とは無関係に活動していて、
(大部分は外部刺激からのインプットに対する反応と、ランダムな”ゆらぎ”だと想像)
前頭前野が、自然に起こっている脳活動にストップをかけている
というものなので、
そのあたりをサポートできそうだ、と。
心理寄りの用語で説明すれば、
意識の役割は、ストップをかけるところにある
という表現です。
筋肉は常に動こうとしているし、感情的な反応も色々と動いているし…、
とにかく人には自然な振る舞いが無尽蔵に起こっていて、
覚醒している間は、それを止める方向で制御している。
例えば、
頭がかゆくなって、頭をかきたい気持ちが沸いてきたときには
既に頭をかくための指令は発生していて、それを止めるように制御しているときは
「頭をかかない」ままで動作に表れない
けれども、
止めるための制御を解除して、止めるのをやめたときに
動作として「頭をかく」という行動が起こる
という感じです。
つまり、人は”無意識”に色々な行動をしていますが
(例えば姿勢を変えたり、首を動かしたり、”なんとなく”足を動かしたり…)
そうした大部分の行動は、自然に発生した動作のための指令に
制御をかけて止めることをしていないから起きている、という考え方です。
催眠で言われる『観念運動』なんていうのは
筋肉を動かす指令を止めるための制御が低下することで
勝手に起こっているものだろう、と考えています。
そうすると子供に落ち着きがないのは、
そうした「止めるための制御」が十分ではないからだと想像できますし、
何かの動作が癖になるのも納得ができます。
このような止める方向の制御を前頭前野がやっていると考えられるので
そこら辺と関係しそうな話に興味を持ったわけです。
一方、『精神科は今日も、やりたい放題』のほうは
結構、過激な内容が書いてありました。
それでも可能性として知っておきたい気がしたので
読んでみようかと考えているわけなんですが。
それで興味深かったのは、その「うつ病コーナー」に並んでいる本の大部分が
うつ病の人のための内容になっていることなんです。
もちろん、うつ病の人の家族のための内容もありますし、
偏見を打破したいような主張もありますし、支援者のための内容もあります。
でも多いのは、直接、うつ病の人に対して書かれたような内容。
うつ状態の人が、はたして、書店の「うつ病コーナー」に足を止めるんでしょうか?
そして、その「うつ病コーナー」の壁には、大きな貼り紙で警告が書かれていました。
『万引きは犯罪です!私服警官見回り中』
僕の偏見では、うつ病と診断された人は、あまり万引きをしなそうな気がします。
まぁ、たまたまそこに貼り紙があったのかもしれませんが。