2012年09月25日

大事なこと

悲しみに打ちひしがれるのはツライ。

だからといって、
悲しみがあることに気づかないのは残念なことかもしれない。

悲しみの奥にある大切な気持ちに気づくと
ありがたみが感じられ、受け入れやすくなるから。

そのとき、悲しみへ存分に浸ることが意味を持つようになる。


しかし。

悲しみの奥にある大事な意味を分かっていながらも
その悲しみを感じていることが許されない状況は、
もっと苦しい。

それだったら、
悲しみの底にある意味に気づかないでいるほうが
まだマシかもしれない。

悲しみに耐えようとしたり、忘れようとしたりできるから。

さらに悲しみそのものに気づかなくできれば
もっと気が楽でいられるんじゃないか。


ただ、知ってしまったからには
悲しみの意味を忘れることも
悲しみそのものを無視することもできない。

残された方向性は
悲しみを心ゆくまで味わう機会を
作れるように取り組むこと。


…そんなことを感じる今日この頃。

悲しみを味わうことが許されない状況にならないよう
自分でコントロールできるようにしておこうと思います。

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この記事へのコメント

1. Posted by 金澤   2012年09月28日 13:48
咳をしてもひとり

という句を、ふと、思い出しました。
悲しみを味わうという言葉から思い起こしたようです。

寂しさで解釈されることが多いですが、もう少し断固とした覚悟があるように感じます。

原田先生の文を読んで、そういうことを思った…という話でした。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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