2013年03月14日

右と左

顔の左側に感情が表れる、なんていう説があります。

ある程度は納得できる説明ではありますが、
僕の場合、論理的な説明よりも体験レベルで強い実感がありました。


僕の利き目は右です。
視力も右目のほうが良くて(それでも悪いので、左よりマシという話)
普段から、かなり偏って右目を強く使っている傾向があります。

右目をメインにして視野の全体をカバーしようとしますから
自然と右目で左の視野を眺めるように、クロスする形で目を使うことになります。

おそらく人の顔を見るときも、相手の顔の右半分(自分から見て左側)に注目する。
まぁ、カウンセリングなどのときは、もっと広く視野を使いますから
それほど偏りが問題になると感じることはありませんが、
顔写真なんかをパッと見せられると、多分、相手の顔の右半分を見るでしょう。

なので、モナリザを見ても、僕は顔の右半分(絵の左側)に目が行きますから、
口元が笑っていないほうばかりを見てしまうわけです。
(あまり微笑んで見えない)


そして、その目の使い方は鏡を見るときにも採用されています。
鏡に映った自分の顔に対しても対角線のように右目で見ますから
鏡の中の自分の顔の右半分(自分から見て左側=自分の顔の左半分の鏡像)
を眺める度合いが強いことになります。

顔の左半分に感情が出やすいのだとすると、
自分の顔を鏡で見たときには、自然と自分の感情を客観的に
観察しやすい状態になっていたと想像できます。

最近、実際にそのことを痛感しました。

鏡に映った自分の顔の両側を見比べてみると、
明らかに左半分のほうで表情筋の動きが大きいんです。

でも、そのこと自体は、特別な驚きではありません。
自分の感情を自覚した状態で鏡を見ていますから。

顔の左半分が表している悲しみは、鏡から客観的に判断できる度合いと
自分の体感覚として主観的に感じている度合いとで、一致していました。

ところが、です。

ふと気になって鏡に映った自分の顔の右半分を見ると、
そちら側には感情があまり表れていなかったんです。

むしろ冷静なほど。

ちなみに、この場合は左目を使って
普段とは逆方向にクロスする形で眺めていました。

自分の左目から見て取れた、自分の顔の右半分は
主観的な体感覚としての感情よりも遥かに冷静なようでした。

それどころか、何かを見透かすかのように
こちらを見つめている感じに思えたんです。

その瞬間に体験していた感情に対して
何かを訴えかけてくるかのような目で
僕の顔の右半分は鏡の中を覗き込んでいたようなんです。


なるほど、確かに感情は顔の左半分に表れるのかもしれません。

その一方で、その左半分の顔を眺めていた右半分の顔には
その感情とは違った何か別のメッセージがあったように思えます。

まるで、左半分と右半分とで別の人のような感じ。

意外と、感情が左半分に表れているときこそ
右半分に何が表れているかを気にしてみても面白いのかもしれません。

どちらも自分にとって大切な、自分自身の表現でしょうから。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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