2013年04月03日

書店巡り

本の絡みで書店を回ってきました。

担当の書店員さんと話をすると、
皆さん、本が好きな様子が感じ取れます。

また、一口に大型書店といっても、書店ごとに色々なテイストがあります。
雰囲気も客層も、導線や滞留時間も違うようです。

そうした中で、書店員さんたちは本に囲まれ
本と向き合って仕事をしている。

そして、自分自身でも本を読む。

これですね。

様々な想いを持ちながら、本とお客さんの交流を見ているような感じ。

もちろん、書店によって、店員さんによって
どういう関わり方をするかも違うようでした。

ですが、それはあくまで立場と状況、個人の方針によるのでしょう。
根底にある「本へ向けられた気持ちの量」は並々ならぬものがあると思いました。

接しているだけで、僕も本を大切にしたくなりました。

全く関係のない、興味のない本であっても
曲がっていたら、きちんと並べておきたい気がしますし、
ドサッと投げるように本を扱う客を見ると「ムムッ!」となります。

関わっている多くの人たちの気持ちが、一冊の本に詰まっているんですね。

そこには、ネット書店で購入するのとは違った味わいがあります。

そういうことを考えると、本って安いと思えてきます。
少なくとも「良い本だなぁ」って感じられるものに出会えたのなら
それは確実に『安い』と思います。

確かに、動画のほうが情報量を多くできる場合もありますし、
音声教材には、それ特有のメリットがあります。
体験型の学習には、文字情報では得られない効果を期待できます。
大きな流通に乗っていない情報商材だからこそ、希少価値がある場合もあるでしょう。

でも、一冊の本ができあがって、店頭で一人の手元に渡るまでを考えると
本特有の価値が見えてくるような気がします。

その価値を感じれば、本は割安じゃないでしょうか。

改めて僕は、本と書店が好きで良かったなぁと実感します。


ですから、本の好きな書店員さんに
自分の書いた本を読んでもらえるのが物凄く嬉しいんです。

「その内容を知りたくて読む」という順番で読んでもらえるのも光栄ですが、
「ただ本が好きだから」という人が「読んでみて興味が沸いてきた」
となったら、これは格別に嬉しいです。

自分の気持ちを受け取ってもらったような感じですかね。

本の好きな方が手に取ってくれることを願っています。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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