2013年09月09日

【セミナー】催眠講座・トランス編&カウンセリング講座・実践練習

ご案内: 9月22日(日)開催

 催眠講座・トランス編



催眠のトレーニングを緻密に行います。

最も本質的な部分にフォーカスした内容です。
多くのことを突き詰めたときに共通して見えてくるシンプルな部分。

色々とやってみた後で巡り合えば、それまでを統合してくれるかもしれません。
早いうちから身につけておけば”芯”になってくれると期待されます。

実態は至って普通のもの。
ただの『トランス』です。
トランス誘導のトレーニングです。

まさに基本です。

催眠を学ぶ出発点でもありますし、それこそが最重要ポイントでもある。
”基本”は”簡単”という意味ではないんです。
”土台”であり、”中核”なんです。

喩えるなら、
フランス料理にとってのオムレツ、
中華料理にとってのチャーハン、
絵画にとっての素描、
野球にとってのキャッチボール…
といった感じでしょうか。

最も違いが反映される、という部分。


催眠におけるトランスの学習は、その大半が
 知らず知らずのうちに
行われるようです。

学んだ人、催眠を受けた人のやり方に影響を受けるんです。

分かりやすいところでは、言葉遣いや声のトーンなどがありますが、
影響を受ける部分は、そんな程度ではありません。

もっと重要なところで影響に違いが出ます。

それが『トランスの質』なんです。

どういうトランスを作り出すか。
どういう形でトランスに誘導していくか。

催眠者側の生み出す”トランス誘導の質”が
被験者の体験できるトランスを左右します。

トランスは、その定義上、
 非日常的な状態になる
ことが起きれば、体験できたことになります。

その意味では、「全くトランスに入れませんでした」
ということはあり得ないんです。

ですから、トランス誘導そのものは誰にでもできるわけです。
そして、いくつかのコツを心がければ、
被験者側のトランスの実感は高まっていくでしょう。

さらに、「覚えていませんでした」といった状態が
望ましいトランス誘導の結果だとも言えないんです。
それは被験者側の疲労度などにもよりますから。

そういったこととは違う『トランスの質』があるんです。

これはトランスの持つ効果に関係があります。


トランスそのものが持つメリットの1つに
 『自己調節機能(統合作用、記憶の再構成)の向上』
が挙げられます。

トランスを体験すること自体に効果があるということです。

もう1つの効果は
 『無条件の受容』
です。

こちらは正確には、トランスの効果ではなく、
催眠というプロセスの効果です。
催眠者がいて、被験者が誘導してもらう、という関係で生まれます。

この2つの効果をどれだけ高められるかが違いを生む。

全く同じ手法を使っても、得られる効果に差があることは多々あります。
催眠に関していうと、このトランスの質が大きく関係します。

大半の人が抱える”問題”や”悩み”には
少なからず、この2つが影響しているからです。

「時間が解決してくれる」のを待つしかないような苦しみであっても
まさに時間が経つうちに自然と自己調節機能によって回復が進んだり、
日々の体験を少しずつ統合しながら日常の問題を乗り越えていったり、
何かしらの問題解決には、人の自然な自己調節機能(統合作用)が
役に立っているといえます。

催眠によって、その自己調節機能を高めることができれば
”時間をかけて少しずつ”というプロセスを早めることができるわけです。

問題が大き過ぎて、自己調節機能が追いつかないようなときにも
トランスの効果で、それをサポートすることができます。

また人間関係を伴った問題を中心に、多くの悩みには
『受容』の不足が関係しているものです。

こちらについても、催眠のプロセスそのものが大いに役立ちます。

催眠者が生み出すことのできる『トランスの質』によって
この2つの効果が違ってくるんです。

つまり、効果の高い『トランス』を生み出すことに価値がある、ということです。

付け加えるなら、これは催眠に限った話ではありません。
日常のコミュニケーションでも同様です。

究極的には、「ただ一緒にいるだけで癒される」といった雰囲気が
この『トランスの質』をトレーニングしていくゴールなのかもしれません。


だからこその『トランスの質』の講座なんです。

こればかりは”口伝”のようなもの。
体験を通して受け継がれるものです。

実際にトランスを体験して、その感じをやってみる。
自分の過去を振り返れば、それはただ、師匠に恵まれただけのこと。

ですが、もちろん、同じ人に習ったからといって
全員がソックリ同じになるわけではありません。

元々の個性が反映されますし、影響の受けやすさによっても違います。
相性のようなものもあります。

そこで、このトレーニングでは少し工夫をします。
『トランスの質』を磨くための工夫です。

こちらの工夫の内容もシンプル。
ただ「質の違いに気づき、練習する」だけ。

その意味では、この講座のメインの内容は
 ・トランスの質の違いに気づく着眼点を伝える
 ・様々な質のトランスを体験する
 ・自分の持ち味にあったトランスの質を見出す
といったことになります。

あとは練習。
一度自覚できれば、あとは風呂場でも練習できます。


このトレーニングは、同じ空間内での体験学習が前提です。

トランスそのものの持つ自己調節機能は、
自分でリラクゼーションをやっていても
催眠誘導のCDを聞いていても期待できますが、
『受容』の効果には、目の前に催眠者がいるという関係性が必要です。

こればかりは、物理的な距離の影響が出ます。
空間を共有するほうが良いんです。

録音やビデオ、電話などでは、”口伝”の効果が激減します。

そう考えると、稀代の催眠療法家とされるミルトン・エリクソンでさえも
彼のトランスの質を学ぶことは、残念ながら不可能に近いんです。

いくらエリクソンのビデオを見て研究しても
言語パターンや声のトーン、非言語メッセージの使い方などまでしか
学ぶことができません。

それは、モノマネ芸人が、どれだけソックリの歌を歌ったとしても
歌手本人のライブの感動が生まれないのと似ているでしょう。

空間を共有する中で、体験的にお伝えします。
トランスの場を体験しにきてください。



◆今回の講座で得られるもの

●催眠誘導のコツ

●トランスの質の違いを捉える着眼点

●催眠誘導の効果の向上

●自分の持ち味に合ったトランスの質の発見

●クライアントに合わせた催眠誘導の方法

●コミュニケーションにおける共感力の向上



◆録音・録画に関しまして

個人的なご使用でしたら、録音や録画はご自由にどうぞ。
復習にご利用いただくのも良いかと思います。

催眠の誘導は、その場で自然と生まれてくるものですが
バリエーションを増やすためには録音を聴き直すのも効果的です。

工夫してご活用ください。




トランスは決して特殊な体験ではありません。
体をリラックスさせながら、心身のバランスが整うような体験です。

睡眠に近い回復の効果もありますし、
普段聞いていない心の声を聞く時間でもあります。

日々の忙しさやストレスによって警戒と緊張を重ねている方には
リラックスと受容の体験だけでも有意義なものではないかと思います。

何より、心の触れ合いの一形態として、なかなか興味深いものです。

ある催眠療法家は「人は人によって癒される」と語っていました。

その本質はまさに、トランスそのものです。

他者への影響力としても、自分自身のケアとしても
得られるものがあるだろうと想像しています。

ご都合が合えば、是非、お越しください。


講座の詳細は以下の通りです。



【セミナーの詳細】

≪催眠講座・トランス編
 (併設:『ホンネを引き出すカウンセリング』講座・実践練習)

【日時】  9月22日(日)
     《日中:催眠講座・トランス編》   10:00〜17:00

     《夜間:カウンセリング講座:実践練習》  18:30〜21:30
 

       ※終了時間は30分程度まで前後する場合があります。
       ★申し込みフォームに、ご希望の時間帯(日中/夜間)をご記入ください。


【場所】 北とぴあ 801会議室
    (JR京浜東北線・王子駅北口より徒歩2分)
    (東京メトロ南北線・王子駅5番出口直結)

【参加費】 
      《日中:催眠講座・トランス編》 ・・・15,000円 
      《夜間:カウンセリング講座:実践練習》 ・・・5,000円

       ★日中の講座にご参加の方は、無料で夜間の実践練習へご参加頂けます

       当日、会場にてお支払いください。


    ★定員に達した場合、キャンセル待ちとして受付させていただくことになります。
     ご了承ください。




終了しました

催眠の師匠のところで勉強していた頃の話です。

10日か、もうチョット長いぐらいの期間の講座でした。
同期の受講生の中に1人、長いこと皮膚病を患っている女性がいました。

講座の初日に見たときには、両手に白い布の手袋をしていて
その手袋には血がにじみ出ているような状態でした。
1時間おきぐらいに軟膏を塗り込んでいたものです。

それが、講座を重ねるうちに、途中から手袋をしないで来るようになり、
最終日を迎える頃には、肌荒れも分からないほどの手になっていたんです。

途中に何があったかは分かりません。
何かの生活習慣の違いが生まれたのかもしれないし、
薬が利いてきたのかもしれません。

ですが、話を聞く限りでは、どうも考えられるのは
その講座に参加していることぐらいじゃないか、と。

先生が言うには、催眠の講座では良くあることだ、とのことでした。

その女性は、特別にそのことをテーマとして
催眠療法を受けたわけではありません。

デモンストレーションに出てきて催眠を受けていた記憶もありません。

ただ受講しながら、練習を重ねつつ、
先生の生み出すトランスの場に身を置いていただけ。

それだけで何かがあったとしか思えないような出来事でした。

長年、催眠療法を続けてきた先生からすると
不思議でもなんでもないことだったようですが、
当時の自分には、なんとも興味深い場面でした。

今振り返れば、そこにトランスの質が関わっていたと思えます。
そこにいること自体が効果を生んでいたのでしょう。

もちろん、10回以上の体験、数か月の時間をかけたものです。
一日の講座で期待できるものではありません。

ただ、その質の違いは体験していただけるのではないかと考えています。
そして、おそらくそれは染み込みます。

トランスを介して人の心と触れあうのは、なかなか良いものだと思います。
どうぞ味わってみて下さい。

オススメします。

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《コミュニケーション講座》
 〜人を育てる指導力〜

【日時】 
  2019年6月16日(日)
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【場所】 
  北とぴあ 601会議室

   JR王子駅より2分
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《瞑想講座》

【日時】 
  2019年6月22日(土)

  午後の部 13:30〜16:30
  夜間の部 18:00〜21:00

【場所】 
  北とぴあ 第2和室

   JR王子駅より2分
   南北線王子駅直結

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《怒りの取り扱いマニュアル》
 〜期待の手放し方と
  ゆるしの技法〜


【日時】 
  2019年7月6日(土)
     7月7日(日)
   10:00〜18:30


【場所】 
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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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