2014年01月15日

大人の世界

東京生まれの僕にとって、山手線は大人の象徴のようです。

東京生まれといっても練馬に近いあたりで育った僕は
いわゆる住宅街で生活の大部分を送っていました。

中学までは当然、近所の学校と家の往復ばかり。
塾に行くとか買い物に行くとかいっても、最寄り駅のあたりまでです。

行動範囲のほとんどが自転車で行ける所まででした。

そして、たまに外出するときには新宿や池袋が中心。
中学校のとき、参考書や問題集を買いに
新宿の紀伊国屋に行くのが、僕にとって最大の遠出だった気がします。

旅行の際には乗換えで東京駅や品川駅を利用したこともありますが、
それとてあくまで乗り換えのため。
駅から出ることなんてありませんでした。


高校の電車通学も、家の最寄り駅から学校の最寄り駅までの往復ばかり。
山手線を経由することもなかったので、相変わらず狭い行動範囲でした。

部活の合宿で乗換駅として上野まで行くようになったのが
高校時代における行動範囲の広がりだった気がします。

大学に入っても行動範囲は似たようなもの。
高田馬場から通っていたので、池袋〜新宿間がメインです。

とはいえ、毎日のように高田馬場へ出るようになったという変化は大きく、
山手線圏内に行くのが当たり前になったのがこの時期でしたから
自分の中で大分、都会に慣れてきた気がしていました。

友人と野球を見に東京ドームへ行ったり、千葉マリンに行ったりと、
移動への抵抗がなくなってきたのは大学4年ごろからだったと思います。

このあたりで、やっと自分も大人になってきたと感じていたものです。
当たり前のように都会に出て、移動ができるようになった。
山手線の圏内に足を運ぶ頻度が、それを反映していました。

それが大学に入ってやっとですから。
我ながら、狭い世界で生きていたものだなぁ、と。

今どきの女子高生が渋谷で遊んでいるのとは大きく違います。


行動範囲が大きく広がったのは社会人になってからです。

会社に入って大手町の本社で新入社員研修を受け、
懇親会で秋葉原に出る。
配属先の山口県に行くために、羽田空港を頻繁に利用して
この頃から山手線の東半分への頻度が上がりました。

それでも降りたことのある山手線の駅は相変わらず少なかった。

大きく都心の移動範囲が広がったのは、東京に転勤になってからです。
町田に住んでいましたが、セミナーを受講するために
都心部へ出ることが増えたんです。

そして会社を辞めて引越し。
セミナーをする側になって山手線の内側の行動範囲が広がりました。
地下鉄の駅も色々と利用するようになったと思います。

それから打ち合わせやら仕事やらで
徐々に足を運ぶ場所にもバリエーションが出てきました。

それで最近になってようやく
山手線や地下鉄の路線図を見て親しみが感じられるようになったんです。

山手線の駅ではまだ大崎と巣鴨で下車したことがありませんが、
ぐるりと一周を眺めてみても、関連する記憶が蘇ります。

「あぁ、大人になったなぁ…」と、しみじみ。

山手線圏内が大人の世界への入り口のように捉えていた幼少期が
こうした実感に繋がっている気がします。

あくまで僕の生まれ育った環境に依存しているんでしょうけれど。

cozyharada at 23:12│Comments(0)TrackBack(0)clip!全般 | NLP

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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