2014年04月12日

黒板の消し方で分かる

黒板でもホワイトボードでも良いんですが、書いた文字を消すときの話です。

「白板消し」とはあまり聞かないので、便宜的に
「黒板消し」で統一して話を進めさせていただきますが、
黒板消しで文字を消すときの動作は、大きく2通りに分けられます。

・黒板消しを持ったほうの手と反対の手が、
 黒板を消す動作と連動するように動く 

・反対の手はダラーンとなったままで動かない
か。


右手で黒板消しを持って、ゴシゴシと消す動きをしているとします。

黒板をキレイにするために時間をかけて上下一方向で動かす場合ではなく、
授業中に書いたものを急いで消して、また書こうとしているときの場面。

このときの右手の動きは「バイバイ」と手を振る感じに似ているはずです。
この「バイバイ」の動きに2種類あるわけです。

右手で「バイバイ」の形で黒板消しを動かしたとき、
体の横に垂らした左手が一緒に動くのか、垂れたままで動かないのか。

一緒に動くといっても連動しているだけであって
同じ方向に動くのではありません。
逆方向に動きます。

つまり、黒板消しを持った右手を右方向に(体から遠ざけるように)動かすと
左手は胴体から遠ざかるように左方向へ動く。
右手を左側に(胴体へ近寄るように)動かすと、
左手は胴体へ近寄るように右方向へ動く。

背骨を中心にして左右対称の方向に動くということです。
両手が体に近づくときと、体から離れていくときとを繰り返す形です。

右手が遠ざかったら左手も遠ざかって、
体軸を中心としたバランスを取っているといえます。


もう一方は、右手で「バイバイ」するように黒板消しを動かしても
左手が動かない傾向。

こちらは「バイバイ」の動きの中でバランスの大部分を取るといえます。

つまり、右手が右方向へ(体から遠ざかるように)動いたときには
右ヒジが左方向へ(体へ近づくように)動き、
右手が左方向へ(体へ近づくように)動くときには
右ヒジが右方向へ(体から遠ざかるように)動く、と。

右手と右ヒジの中間地点に運動の軸がある感じです。
だからヒジが大きく動く。

手の動きとヒジの動きでカウンターバランスをとる形ともいえます。

この場合、腕の動きが背骨を起点としておらず、
肩から先を体幹部分と切り離すようにして使っているため、
背骨を中心とした左右対称の運動でバランスを取る必要がないのでしょう。

だから右手で黒板消しを使っても、左手はダラーンと垂れたままなんです。


両者は運動の中心を体幹部分に置いているか、
体の末端部分に置いているかの違いとも考えられます。

体幹部分から運動を始めると、末端の動きは
体の反対側で対称的な動きによってバランスをとられる。

末端部分で運動をコントロールすると、関節で切り離されるような動きが出て
末端同士でバランスがとられる結果、体幹に不動点が生まれる。

そんな感じの調整が起きていると思われます。

こうした動作の特性は、スポーツをするときに
どういう運動の仕方をすると上手くいくかとも関連するでしょうし、
意識の配分として心の特性とも関係しています。


傾向としては―。

黒板を消すときに反対の手が連動して動いてしまう人は…
一度に1つのことへドップリとのめり込むため感情の起伏が大きく、
逆に、邪魔が入るとそちらに意識が向き過ぎて、気が散りやすい。

黒板を消すときに反対の手が垂れたまま動かない人は…
複数の作業を並行して進めるため淡々としている印象があり、
感情の起伏が小さくて、「何を考えているか分からない」と言われる。

―といったところがあるかもしれません。
あくまで傾向ですが。

このような動作の傾向は幼少期から見て取れますから
内面的な傾向としても、かなり変わりにくい素養といえるのではないでしょうか。

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この記事へのコメント

1. Posted by 金澤   2014年04月15日 08:40
思い起こすと、私は使わないほうの手は胸と腹の間あたりに、軽く握った感じで固定しています。
動きそうなのを止めている感じ。
なるほど。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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