2014年08月25日

人間の骨格は例外的だ

人間の骨格や筋肉には、それなりに興味がありましたが
他の動物についてはあまり見ていませんでした。

まぁ、それだけ僕の関心が人間に向いているということだとはいえそうです。

であるなら、人間の特徴を理解するためにこそ
他の動物と比較をしてみるというのも面白い。

改めて動物の骨格模型などを見てみると、多くの発見があります。
本当に不思議なことばかり。

今までいかに「人間」という枠組みの中で比較をしてきたかを実感します。
言い換えるなら、多くの人間を見て、その中で違いを見比べてきた、ということ。

もちろん、人間同士で比べるほうが、細かい違いを発見できます。
そもそもの共通点が多い中で比較をしたほうが、違いが目立ちますから。

一方、人間と他の動物という比べ方をすると
例えば、哺乳類の共通点が見つかる一方で、
人間が他の哺乳類とどう違うかも際立ってきます。

ここで見つかる人間と他の動物の違いは
人間の中では基本的に共通する性質であって、
人間一般を特徴づけるものだといえるでしょう。


僕はこれまで人間の個人差を徹底的に細かく注目して、
その個人差を生むメカニズムを探そうとしてきました。

そうすると一人一人の違いについては、それはもう多種多様で
例えば、双子であっても、僕には全くの別人に見えるわけです。

ゲノム情報としては100%同じであるにもかかわらず
それだけの違いを生むのは何なのか?

そこに『仕組み(メカニズム)』が関わってきます。

例えば、NLPとしては『学習』というメカニズムを重視します。
経験によって、プログラムが作られる。
それが学習です。

つまり、経験が異なるから学習内容が異なって
作られるプログラムも変わってくるから個人差が生まれる。
そんな流れ。

同じ「人間」という対象を見ていても、明らかに無数の違いがある。
しかしながら、どのようにその違い(=プログラム)が生まれるか
という『メカニズム』は同じものが使われているんです。

だから、違いを生み出すメカニズムの着眼点を持てば
一人一人を全くの別の存在として見ながら、
「人間」という存在を理解しやすくなるんです。


ここで見出されたものは「人間はこうなっている」という理解であって、
「人間」という存在の『特徴』ではありません。

言い換えれば、
他の存在にも同じような『メカニズム』があるかもしれない
ということです。

学習によってプログラムが生まれ、それが個体差を生み出す。
この発想そのものは、他の動物でも通用しそうです。

ですから、この着眼点は「人間」という分類の中で
違いを調べるための1つの枠組みだといえます。

人間もプログラムとして違いがあって、それが個人差を生む。
当然、犬や猿だってプログラムに違いがあるはずです。

同様に、犬同士、猿同士で比較をしていけば
経験の違いがプログラムの違いを生み、
犬の個体差、猿の個体差に繋がると考えられます。

しかしながら、明らかに人は、猿と犬と人間を区別しています。

もし僕が猿に興味があって、猿の個体差を知りたければ
プログラム(学習)という着眼点で調べることもできたでしょう。
それは僕が実際に人間の個人差をプログラムとして見てきたのと一緒です。

プログラムという個体差を生み出す『メカニズム』を共通点として使えば、今度は
プログラム以外の部分で、人間と猿と犬を区別するものが見えてきます。

そこに人間を他の動物との違いとして理解する着眼点が含まれるはずです。
人間ならではの特徴を知ることも、人間への理解のアプローチだということです。


ということで、他の動物との違いを様々な角度で見ていくのは
なかなか面白いことではないかと感じています。

画家の中に、人物だけでなく動物も描こうとした人がいたのは、
もしかすると人間をより深く理解して描くためにこそ
動物を知ろうとしたところがあったのかもしれません。

動物の骨格と人間の骨格をチョット比べるだけでも
ビックリするほどの発見があります。

例えば、骨盤は構造上、左右でくっついていますが
動きとしては肩甲骨と共通するもののように思えます。
左右独立で背骨と連結して、運動を引き起こす感じ。

背骨だって体の重さを効率的に支えるために
多くの動物は「ネコ背」になっている。

地面との反発を上手く使えるような状態で骨格を支えているようです。

このあたりを見ていくと、人間の体への負担なども想像できますし、
効率的な体の動かし方にも興味が出てきます。

ひとまず僕は、「お尻後ろ歩き」をやってみようと思います。
他の動物の骨盤の使い方を真似してみるためです。

ちなみに、四足で歩く練習もやってみましたが、
全ての関節を4足歩行動物と同じ角度に曲げると
腕にかかる重さが大き過ぎて耐えられませんでした。
2足歩行の時間が長過ぎたんでしょう。
簡単には取り戻せそうにありません。

なので骨盤だけでも工夫してみるつもりです。

cozyharada at 23:11│Comments(0)TrackBack(0)clip!全般 | NLP

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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