2015年10月25日

川の流れと水の循環

空気中の水分が集まって雲になる。

雲の水分が多くなると雨になる。

高いところに降った雨は川になる。

川は流れて海に辿り着く。

海の水は蒸発して、再び空気中の水分になる。


そうやって水分は循環するわけですが、
人間は川に名前をつけて区別します。

人生なんて名前をつけて区別された川のようなものかもしれない。
ふと、そんなことを思いました。

人生が川の流れに喩えられることもありますが、
実際は水の循環のほんの一部、
ある場所を流れているときだけを切り取って、
そこを人と呼んでいるだけなのかなぁ、と。

全ての水はただ循環しているだけなのに、川に名前をつけるのと同様、
人間は切り離された個体を見ようとする傾向があるのかもしれません。


竹やぶの竹は地下で繋がっていますが
地上の竹の部分を見て、竹が何本あるかを数える。

マツタケは地下に広がった菌糸が地上で集まってキノコの形になりますが
地上に表れたものだけを数えて「マツタケが何本取れた」と言います。

目に見えて区別できるところだけで、別の個体を意識するわけです。


渡り鳥は、どの個体がリーダーというわけでもなく
集団として自然に同じ方向へ進んでいきます。
イワシもボール状になって集団で泳ぎます。

それでも人間の目には、一匹ずつが個体として見えるようです。


その一方で、テレビの画面上でゲームのキャラクターが動いていたら
そのキャラクターを1つの個体として認識します。

本当は沢山の点が色を変えているだけなのに。


ただ沢山の水分子が集まって動いているだけなのに川の流れとして認識して、
同じ水が循環しているだけなのに川に名前をつけて区別をする。

そのほうが都合が良いことが多いのでしょう。

マツタケは菌糸の単位で見るよりも、
キノコという単位で見たほうが日常生活には便利です。

ですが、都合の良さが全てではありません。

人間の捉え方も、もう少し広げた視点から考えてもいいような気がします。

川だけを見るのではなく、水の循環を見るように、です。

cozyharada at 23:46│Comments(0)TrackBack(0)clip!心理学 | NLP

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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