2017年02月05日

場数を増やしたいです

先日、重い腰を上げて参加することにしたプレゼンテーションの講座の
一回目のクラスがありました。

教わる内容に関しては最初から期待していませんでしたし、
比べ物にならないぐらい素晴らしいプレゼン講座をする知り合いもいますから、
講座の内容やトレーニング内容がどんなものでも気にならないつもりでした。

単純に場数を踏ませてもらえれば充分、という発想だったわけです。

行ってみると実際には指定の教科書があって、
それも英語学習者向けの教科書で、かなり初歩的な印象でした。

多くの英語学習者(日本人に限らず)が陥りがちな傾向を
英語らしい特徴とともに解説したような教科書という感じ。

どんなイントネーションが効果的だとか、
アメリカ文化の中でオーソドックスなプレゼンのスタイルとか、
どうやったら関心を引けるような構成になるかとか、
そういった内容がメイン。

英語でビジネスをやっている人たちに、
会議でのプレゼンのスタイルを教えるような入門教科書のようです。

想像していたよりももっと初歩的な内容の教科書でしたが
まぁ、オーソドックスなスタイルを練習しておくのは悪くないでしょう。

ここまではそれほど気になりません。
英語でプレゼンをする機会があれば、あとは
プラスアルファの情報といった印象ですから。


ところが残念なのは、メインとなる練習の機会。
基本的に2時間の中で、一人一回しか練習するタイミングがありません。

それも曖昧な指定のまま、一人10分とかをやります。

参加者の人数分、10分のプレゼンがありますから
2時間の授業時間のうち大部分は他の受講生のプレゼンを見るだけなんです。

質疑応答する時間もありますが、それは内容に対しての質問やコメント。
プレゼンターが質疑応答に慣れるためのサポートであって
聞いていた聴衆側としてフィードバックをする機会は無いようです。

プレゼンのあと、講師が一人ずつにフィードバックをしていましたが
そのフィードバックを活かす機会が翌週までないわけです。

やりっ放しになってしまっていて、かなり勿体ない。

そもそも練習のためのプレゼンを10分もやる必要性が分かりません。

同じ時間をやるんだったら、5分を二回やったほうが遥かに効果が高いでしょう。

フィードバックをするのなら、5分やった後にアドバイスをもらって、
それを踏まえて、その場ですぐに二回目の5分をやる。
それで効果の違いを見たほうが学習効率が上がります。

10分を無駄に使っている印象が避けられません。


しかも聞いているほうの負担が大きい。

参加者は全員日本人で、決して全員がスムーズに話せるわけではないんです。
プレゼンするほうの負荷も大き過ぎるし、
聞くほうだって何といっているのか、何を言いたいのか、
汲み取ろうとする労力が大きくなります。

練習する時間が少しで、聞いている時間ばかりになってしまうのも
講座の構成として満足感が低くなりやすそうです。

まして僕の期待は場数をこなすことでしたから、
機会の少なさがかなり残念な印象になってしまっています。

この先の授業では展開が変わる可能性もないとは言えませんが、
講師のスタイルからすると期待するのは厳しそうな印象です。

英語でプレゼンをする勉強会とかがあれば
そういうのに参加してみたい気持ちになってきているところです。

ひとまずは数少ない機会を存分に生かしたいものです。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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