2017年03月04日

書道の筋肉痛

僕が加盟している書道会は、年に二回の展覧会を開催します。

一回はメインとなるもので、1月の上旬に開かれるもの。
こちらは原則的に出品者全員の作品が提出され(違反がない限り)、
いろいろと賞が選定されます。

もう1つは夏ごろに開催されるもので、こちらは
提出された作品のうち審査を通ったものだけが展示されるスタイル。
賞の数は少なめで、展示されるかどうかが審査の中心のようです。

賞そのものは別にさほど重要ではないのですが、
書道の分野で「良い」と評価される基準は伝統的に受け継がれてきたもので
その審美眼を身につけることも書道として習得すべき要素でしょうから、
どういう作品が評価されるのかを理解するのが僕の目的となります。

で、年二回の展覧会はその展示スタイルの違いから
審査方法にも違いが生まれます。

メインのほうは全員が展示される兼ね合いと
審査から展示までの期間が短いことから、
作品は表装して額に入れられた形で審査を受けることになります。
そうするとすぐに会場へ輸送して並べることができる、と。

夏ごろのほうは選抜された作品だけが展示されますから
入選しなかったものは出品者のもとへ返送されることになります。
展示されないのに表装して額に入れて…というのは勿体ないですから
審査は表装する前の段階、ペラペラの紙のままで行われるんです。

ここに審査基準の違いが出てくるようです。

表装されて額に入れられると、額の中の縁取り(背景)として
色のついた紙の部分がつきます。
その色紙との対比されることで紙面全体の範囲が切り取られ
紙の白い部分が際立って見えやすくなると考えられます。

一方、表装されない段階だと紙の範囲は際立ちませんし、
文字に対して紙が背景のように認識されやすくなります。
白い部分への認識が下がるためか、文字ばかりに注意が向き
黒いところが気になりやすいのでしょう。

表装されていなければ紙面そのものもヨレヨレですから
余計に白い部分を色として認識しにくくなって
単なる背景として認識から外してしまいやすくなるのもありそうです。

そういった理由からか、一般的な傾向として
白い部分が多く見えて余白の綺麗な作品が選ばれやすいようなんです。


ということで今回は、ゆったりと白地が綺麗に見えるような字体のものを
書いてみることにしました。

11月ぐらいに1月の展覧会の作品を書き上げたのに
3月の時点でまた作品に取りかかることになりますから
「もう次の出展か…」と慌ただしさも感じています。

審査に通った作品だけが、それから表装されて額に入れられ
展覧会場へ運ばれて展示される…ここで少し時間がかかりますから、
出品期限は展覧会時期よりもかなり前倒しになるみたいです。
なので余計に間隔が短いんでしょう。

期限まで時間もそれほどありませんから
さほど力を入れずに気楽な感じでと思って取り組み始めましたが、
やってみて驚いたのは体への負担です。

ゆったりと余白の綺麗な字体ということで選んだものが
文字そのものの特徴として楷書と行書の中間ぐらいで画数が多く、
字体としても筆運びの特徴がゆったりとしているため
下半身を固定している時間が長いんです。

全体としての統一感を考えると文字数が多いほうが良さそうなので
1枚を書き上げるのにかかる時間も長くなってしまいます。

中腰で体を浮かせて書き続けるのも負担ですし、
かといって膝をついて座っているのも大変。

ここ数年で、こんなに体に負担を感じる作業は珍しいです。

内股の筋肉が張って、筋肉痛が出ました。
歩くのが遅くなってしまうぐらいの負荷を感じています。


同じような書体の作品は、7年前ぐらいにも書いているはずなんですが
そのときはこれほどの負荷を感じてはいませんでした。

確かに身体の感覚への敏感さは上がっているとは思うものの、
筋肉痛になるかどうかの話ですから、
そういう繊細なレベルの問題ではないと思われます。

7年の間に筋力が低下して負荷に耐えられなくなったのでしょうか。
加齢を考えれば十分にありそうな要素でしょう。

もう1つは書くときの姿勢の変化。

7年前はもっと姿勢を低くして、背中を丸めながら書いていた気がします。
座り込んでいるような感じ。
座りやすいところで身体を止めて、手先だけで書いていた。

今は紙面を少し高いところから見たくなっているのと
真上から見下ろせるように、上半身を高い位置でキープしようとしています。

その上半身の重さを左手と背筋、腰回りの筋肉で支えている分
身体への負担が大きくなっているとも考えられます。

少しでも上手く書きやすい姿勢を身につけてきたとも言えますが
一文字当たりの時間、一枚あたりの時間が長くなるタイプの作品だと
そういう姿勢は厳しいのかもしれません。

先生がどうやって座っていたかを思い出しつつ、
座り方を含めて検討しなおす必要がありそうです。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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