2017年03月10日

コーヒーの味わい方

味覚の好みというのは、大部分が慣れによるところだと考えられます。

僕にとっての典型的な例はコーヒーです。

幼少期から、父が毎朝コーヒーを飲んでいたため
休日ともなると食卓にコーヒーが並ぶことが多かった記憶があります。

とはいえ子供ですから、やはり甘くないと飲めません。
コーヒー牛乳にして飲んでいたんです。

小学校の給食でも時々コーヒー牛乳が出ていましたし、
アイスクリームを食べるときにもコーヒー味もあったりして、
わりと小さいころからコーヒー風味には馴染みがあったようです。

コーヒー牛乳やコーヒー味アイスの、甘味と苦みが混ざった感じは
チョコレートに通じるものがあったんじゃないでしょうか。
子供でも楽しめる味だったようです。


それから中学校に入り、冬の塾の帰り道
暖かい缶コーヒーを飲むのが習慣になりました。

当時の缶コーヒーは基本的にすべて砂糖・クリーム入りでした。
まだブラックの缶コーヒーは発売されいなかったはずです。

いつも同じ自動販売機を使っていたわけではありませんから
種類の違う缶コーヒーを飲むこともありました。
それによって「コーヒーにも味の違いがある」ことを実感し、
様々な種類の違いを知ろうとするようになっていったようです。

そのあたりからコーヒー牛乳よりも、
コーヒーの味と香りが強いものを好むようになっていきます。

しかし依然として、缶コーヒーは砂糖・クリーム入りですから
「コーヒーといえば苦みと甘味のミックス」というイメージはそのまま。

我が家のコーヒーを飲む習慣も当然続いていて、
缶コーヒーからコーヒーに慣れてきた僕は
コーヒー牛乳よりもコーヒーの味が強いほうを好むようになりました。

ここで牛乳やコーヒークリームを加える習慣がなくなります。

父がコーヒーに砂糖だけを入れて飲むタイプだったため
僕も牛乳を入れずに、砂糖だけで飲むのを試してみたわけです。

この変化は意外とすんなり受け入れられました。

ミルクチョコレートとビターチョコレートの違いぐらいなものです。

チョコレートに関しては、ホワイトチョコを食べたときに
チョコレートに「あるべき」カカオの風味がないことへ衝撃を受け、
「甘味と苦みの組み合わせがチョコレートのはずなのに…」と
ホワイトチョコが好きになれなかったんです。

その対比があって余計に、チョコレートはビターなほうが
「ちゃんとチョコレートだ」と認識するようになったのでしょう。

ビターチョコレート好きだった僕としては、コーヒーにしても
砂糖だけ入れたときの「甘味と苦みの組み合わ」の感じが
おそらく受け入れやすかったんだと思われます。

それまでの慣れの部分と、父親がコーヒーに砂糖だけ入れていたことから
僕もコーヒーには砂糖だけを入れるようになっていったんです。


そして今も僕は、コーヒーに砂糖だけを入れて飲みます。
コーヒーを飲む頻度は高いですが、だいたい砂糖を入れます。

大人になって周りを見てみると実は、砂糖だけなのは少数派のようです。

ブラックの人が多く、ミルクだけの人も多く見かけます。
その次がミルクと砂糖の両方でしょうか。
砂糖だけが多分、一番の少数派のように見えます。

たぶん、ほかの人たちも慣れでそれを好むようになったと想像できます。

ブラックで飲むのは、お茶に近い捉えかたをしているんでしょうか。

お酒が好きになってくると甘くない飲み物に慣れてきて
苦みと香りを優先したブラックのほうに好みがシフトするのかもしれません。

僕もアメリカンや、それに近いぐらい薄めのコーヒーの場合は
ブラックで飲んでも楽しめます。

ですが普段はかなり濃いめにコーヒーを淹れて
砂糖を足して飲むことが大半です。

慣れの問題が大きそうです。


一方で、最近発見したのは、
僕のコーヒーの飲み方が砂糖入りに合わせて設定されていた
ということ。

コーヒーを口に入れてから、口の中な留めておく時間が長いんです。

特に舌の前側に置く傾向が強い。
味覚としてコーヒーをフルに感じようとしているようです。

それと比べると、かなりの人がコーヒーを早く飲み込みます。

試しに…と僕もやってみると
早く飲み込んでしまったほうが苦味や渋み、エグ味を感じにくく
むしろコーヒーの香りや後味を楽しめる気がしました。

これならブラックでも美味しく感じられます。

慣れによって味の好みのが生まれ、
その好みの体験を強めるような味わい方が身につき、
より好みがハッキリしてくる。
…そんな部分があるのかもしれません。

ブラックの楽しみ方も知った気がしますが
それでもやっぱり慣れ親しんだ砂糖入りを飲みそうです。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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