2017年12月25日
ホワイトクリスマス
今年はクリスマスのタイミングで知人を訪問しました。
メインの目的は、その人が飼っている犬に会うことですが。
この写真の犬です。
皆でドッグカフェ(屋内)に行ったときの一枚。
グレートピレニーズという種類で、
体重は45kgぐらいじゃないかと思います。
メスなので少し小さめ。
オスだと60kgぐらいにまでなる犬種です。
ラブラドールやシェパードのように
人間の仕事の手伝いをする種類ではありませんから、
一般にはそれほど賢いとはされていません。
が、この犬はとても穏やかで賢かったです。
マイペースな部分もあるとはいえ
気遣いの部分が大きいように見えました。
この写真のときは、もう一匹のヤンチャな若い犬が
暴れまくっていて飼い主の手を煩わせている最中。
そのヤンチャなほうを大人しくさせるために
遊んであげたりオヤツをあげたりしているところ。
その様子を羨ましそうに眺めた後、
「こっちにはオヤツないの?」
とでも言わんばかりの表情に見えました。
それでも欲しがりはしないし、
飼い主のほうに行こうともしません。
ジッと待つ。
たまにオヤツを貰えていましたし。
犬でもやはり個体差は大きいように感じました。
もちろん年齢的に落ち着きが出てくるとかもありますし
小型のほうがチョコマカした動きが増え、
大型犬のほうが、ゆったりした雰囲気も多い傾向はあるようです。
ただ、それ以上にも個体差があるんじゃないか、と。
この犬はトレーニングに出して躾を受けたそうですが、
もう一匹のヤンチャなほうも同じ訓練をしたらしいので
躾をすれば皆が同じように振る舞うわけではないはずです。
この犬が、個性として、すごく温厚で
周りに気を遣いながら行動するんだろうと思われます。
決して物凄く知的で賢いわけではないのでしょうが
(もっと知的な印象の犬も見たことがあります)
持っている賢さを温厚な気配りに費やしている感じかもしれません。
とても健気な犬だと感じました。
そしてそういう個性、リズムなどがある以上、
人間との関係性・ラポールにおいても相性があるようです。
僕はこっちの白い大型犬については
自分からペースを合わせる必要はありませんでしたが、
もう一匹のヤンチャなほう(オス)には
少しスピードを上げて力強く振る舞うことで
ペースが合うような印象を受けました。
「犬は飼い主に似る」なんて言葉もありますが
ラポールや同調、ペーシングといった観点で考えてみても
人間と犬の関係性は説明できそうな気がします。
ちなみに僕が1つ後悔しているのは、帰りがけに
この犬が一人で脱走していたのを見つけたときのこと。
皆で犬小屋を見学しながら会話をしていたとき
玄関が空いていたせいもあって、
この犬が脱走して向かいの公園のほうに行っていたんです。
たまたま玄関に一番近いところにいた僕が
犬がいなくなっていることに気づき、
外を見に行って公園に大きな白い犬影を発見しました。
「脱走」とはいっても、ただ佇んでいるだけ。
逃げている感じではありません。
僕は咄嗟に、常識で判断して
すぐにその犬を連れて帰りました。
呼んでも来ないので首輪を掴んで連れてくるだけですが。
距離にしたって道一本隔てるぐらいですから数メートルでしょう。
なんとなく寂しそうな雰囲気ではあったんです。
呼んでも来ないところを踏まえても、もしかすると
自分なりの気晴らしだったのかもしれない、と今にして思います。
一日中、気を遣い、もう一匹のヤンチャぶりに付き合わされ、
我慢することが多かったのかなぁ、と。
人間に言われたことを守り、ちゃんと振る舞った一日だったとしたら
少しぐらい気晴らしとして自由な時間が欲しかったのかもしれません。
2,3分でも、外で自由に遊ばせてあげたら良かった気がしています。
犬でも心の動きは人間と共通しているところがあるでしょうから。
メインの目的は、その人が飼っている犬に会うことですが。
この写真の犬です。
皆でドッグカフェ(屋内)に行ったときの一枚。
グレートピレニーズという種類で、
体重は45kgぐらいじゃないかと思います。
メスなので少し小さめ。
オスだと60kgぐらいにまでなる犬種です。
ラブラドールやシェパードのように
人間の仕事の手伝いをする種類ではありませんから、
一般にはそれほど賢いとはされていません。
が、この犬はとても穏やかで賢かったです。
マイペースな部分もあるとはいえ
気遣いの部分が大きいように見えました。
この写真のときは、もう一匹のヤンチャな若い犬が
暴れまくっていて飼い主の手を煩わせている最中。
そのヤンチャなほうを大人しくさせるために
遊んであげたりオヤツをあげたりしているところ。
その様子を羨ましそうに眺めた後、
「こっちにはオヤツないの?」
とでも言わんばかりの表情に見えました。
それでも欲しがりはしないし、
飼い主のほうに行こうともしません。
ジッと待つ。
たまにオヤツを貰えていましたし。
犬でもやはり個体差は大きいように感じました。
もちろん年齢的に落ち着きが出てくるとかもありますし
小型のほうがチョコマカした動きが増え、
大型犬のほうが、ゆったりした雰囲気も多い傾向はあるようです。
ただ、それ以上にも個体差があるんじゃないか、と。
この犬はトレーニングに出して躾を受けたそうですが、
もう一匹のヤンチャなほうも同じ訓練をしたらしいので
躾をすれば皆が同じように振る舞うわけではないはずです。
この犬が、個性として、すごく温厚で
周りに気を遣いながら行動するんだろうと思われます。
決して物凄く知的で賢いわけではないのでしょうが
(もっと知的な印象の犬も見たことがあります)
持っている賢さを温厚な気配りに費やしている感じかもしれません。
とても健気な犬だと感じました。
そしてそういう個性、リズムなどがある以上、
人間との関係性・ラポールにおいても相性があるようです。
僕はこっちの白い大型犬については
自分からペースを合わせる必要はありませんでしたが、
もう一匹のヤンチャなほう(オス)には
少しスピードを上げて力強く振る舞うことで
ペースが合うような印象を受けました。
「犬は飼い主に似る」なんて言葉もありますが
ラポールや同調、ペーシングといった観点で考えてみても
人間と犬の関係性は説明できそうな気がします。
ちなみに僕が1つ後悔しているのは、帰りがけに
この犬が一人で脱走していたのを見つけたときのこと。
皆で犬小屋を見学しながら会話をしていたとき
玄関が空いていたせいもあって、
この犬が脱走して向かいの公園のほうに行っていたんです。
たまたま玄関に一番近いところにいた僕が
犬がいなくなっていることに気づき、
外を見に行って公園に大きな白い犬影を発見しました。
「脱走」とはいっても、ただ佇んでいるだけ。
逃げている感じではありません。
僕は咄嗟に、常識で判断して
すぐにその犬を連れて帰りました。
呼んでも来ないので首輪を掴んで連れてくるだけですが。
距離にしたって道一本隔てるぐらいですから数メートルでしょう。
なんとなく寂しそうな雰囲気ではあったんです。
呼んでも来ないところを踏まえても、もしかすると
自分なりの気晴らしだったのかもしれない、と今にして思います。
一日中、気を遣い、もう一匹のヤンチャぶりに付き合わされ、
我慢することが多かったのかなぁ、と。
人間に言われたことを守り、ちゃんと振る舞った一日だったとしたら
少しぐらい気晴らしとして自由な時間が欲しかったのかもしれません。
2,3分でも、外で自由に遊ばせてあげたら良かった気がしています。
犬でも心の動きは人間と共通しているところがあるでしょうから。