2018年04月11日

ヤル気が出ないとき

ようやくセミナーが集まった時期が終わりました。

一区切りついて身体としても休息を取れましたし、
内面にも落ち着きや余裕が出てきた感じがします。

体力的に消耗の大きいものが固まって予定されていると
その時期を過ごすだけでやっとになってしまうようです。

内面のエネルギーも低下するような印象になって
些細な作業に対しても一歩を踏み出すのに
腰が重くなってしまう感じがありました。

やればすぐに終わりそうなデスクワークでも取りかからないとか、
Amazonでの注文さえ放置してしまいがちになります。

身体が先に疲れているのか、内面のほうから来ているのか
そのあたりは分かりませんが、心身ともに過労気味だったみたいです。


身体の面でいうと、セミナーの予定が落ち着いてきてから
眠りが浅くなりました。

実際には「長時間の深い眠りが必要なくなってきた」のでしょう。

忙しい時期には8時間寝ても眠気が残っていたのが
最近は4時間ぐらいでも問題ない感じです。

まあ、それでも睡眠時間として念のためキープしておきたくもあるので
4時間ぐらいで目が覚めた後も、まだ眠りを取るようにしています。

つまり寝ている間に何度か目が覚めるようになってきたわけです。
これはバタバタしている時期にはない傾向でした。

また、眠りが浅くなっているのは夢を覚えている度合いでも実感します。
年明けから3月いっぱいまで、夢を覚えていなかったんです。
もちろん、覚えていないことさえ気にしていませんでしたが。

それが最近、夜中に何度か目を覚ますようになってきて
夢を覚えていることが増えてきました。

そして体力が回復して、睡眠を必要とする度合いが下がってきた頃から
出張先のホテルで、なかなか寝られなくなってきました。

ホテルで寝にくいのは以前からあった兆候だったんですが
3月ぐらいまでは、そんなことも気にならなくなる状態だったようです。

ホテルだと一晩に4回ぐらいは目が覚めますし、
一度目が覚めるとなかなか寝つけないことも多いんです。
外出先だとあまり寝られないほうなんでしょう。

そんなことも忘れてしまっていました。

睡眠の質は僕にとって、疲労度のバロメーターのようです。


そして内面の点では、小さなことに踏み出せない感じがありました。
端的にいうと義務感で動いていて、
アクションを起こすのに抵抗が大きい状態です。

退屈でヤル気がないとか、気分が落ち込んで動けないのとは違い、
ただ体と心が重たくて一歩を踏み出せない感じ。
そういう種類の「ヤル気のなさ」もあるみたいです。

ちょっとした掃除とか、手間のかからない作業とかでも
手が付けられないまま時間が過ぎてしまったりしました。

一歩を踏み出す時の小さなエネルギーを出すのが大変なんでしょう。

化学反応で「活性化エネルギー」というのがあって
反応が起こるのに必要なエネルギーのことをいいます。

例えば水素ガスはすごく不安定で、
水素ガス単体の状態を保っておく方が不自然なんです。
なので、すぐに酸素と反応して水になろうとします。

水素は酸素とくっついている方が安定で、自然界では大部分
水素原子は、水素ガスではなく水として存在しています。

水素と酸素をくっつけて水を作る方が、
水を分解して水素と酸素に分けるよりもずっと楽なんです。

でも水素と酸素のガスをそのまま混ぜておくだけでは反応はしません。
ちょっと熱を加える必要があります。

ほんのちょっとの熱で化学反応がスタートして
あっという間に水素は酸素と結合して水になります。

まるで余分な緊張状態を吐き出してリラックスするかのように、
不安定な水素ガスとして存在するために使っていた沢山のエネルギーを
一気に吐き出して、安定な水に変化するわけです。

(このときに大量の熱を発して爆発を引き起こすんですが。
 だから水素ガスは可燃性で、火を近づけると危険なんです。)

本来は水素ガスとして存在するほうがエネルギーを必要としていて
酸素と結びついてしまった方がエネルギーのいらない安定した状態
(イメージでいうと落ち着いて楽な状態)になれるのに、
その化学反応にはチョットしたキッカケとして
外から熱エネルギーを加えてやる必要がある、ということです。

この「反応を起こすために加える必要のあるエネルギー」が
活性化エネルギーというヤツで、
人間に喩えると一歩を踏み出すエネルギーのようなものだといえます。

日常的な些細な行動、やらなければならない作業は
やってしまった後のほうが気持ちは楽になるのは分かっているのに、
それでもなかなか一歩を踏み出せないことがあります。

この一歩を踏み出すためのエネルギーとして
”心の活性化エネルギー”みたいなものがあるんでしょう。

意思決定をするとか、何かについて考え始めるとか、
1つのことを選択するとか、1つの作業に取り掛かるとか。

その内容そのものがどれだけ労力を必要としないものでも、
やってしまったメリットの方が大きくても、
止まった状態から動き出すための小さな一歩が
ある程度の”心の活性化エネルギー”を必要とするんだと思われます。

そして心身ともに厳しいスケジュールに身を置いていると
その小さな一歩のための”心の活性化エネルギー”も
絞り出すのが困難になっていくのかもしれません。

日常的な行動においても、必要性を基にして優先順位を判断して
エネルギーを配分しながら日々を過ごしているのでしょう。

逆に余裕が出てくると、いろいろな行動が踏み出しやすく感じます。
”心の活性化エネルギー”分以上のエネルギーが蓄えられているようです。

単にエネルギー不足のため、身近なことにヤル気が出ない
という場合は、休息が必要になる可能性がありそうです。

なお、化学反応では活性化エネルギーを下げるものとして
触媒というものが知られています。
触媒があれば高熱をかけなくてもスムーズに反応が始まります。

僕の場合、”心の活性化エネルギー”を下げる触媒は
「目の前の人の苦しそうな状態」みたいです。

どうやら、これがあると自然と動いてしまいます。

だからこそ定期的なリフレッシュが大事そうに思います。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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