2018年07月02日

カウンセリングの本質

カウンセリングの技術とか、コミュニケーションのやり方とか
「どうすれば相手の気持ちが分かるか」とか、
そういう質問を受けることがよくあります。

端的にいえば、一番効果的で本質的なのは
『自分の問題をコツコツと解決していくこと』です。

経験的にそれが一番大事だったと強く実感します。


1つのポイントは、
自分の問題を解決するには、まず自分の問題に気づく必要がある
ということです。

自分の問題に気づくためには、
自分の内面を意識に上げられることが欠かせません。

そして自分の中に起きる心の動きの癖を捉え、
それがどのように他者との関係で厄介なことを生んでいるのか、と
しっかりと理解することが求められます。

「あまり困っていない」とか「これは仕方ない」とか
そういう風に気に留めないのも楽に生きるコツでしょうが、
だとしても自分の心の癖を変えることで
不快なこと、厄介なことが減る可能性があるなら
あまり困っていないとしても自分事として取り組んでみる。

そういう作業を続けていくと、心の癖の仕組みも分かってきますし、
他人の心の癖も自然と目につくようになっていきます。

そして些細な不快感であっても、自分の心の動きを捉えられれば
小さな心の動きをキャッチする能力が磨かれます。

これが相手の小さな心の動きを捉えるのに役立ってくるんです。

感情レベルの変化を捉える感度を上げるにしても、
心の癖をピンポイントで捉えられるようになるにしても、
自分の問題をコツコツと解決していく作業が糧になります。

さらに自分の心の中の些細な不快感も無視せずに、
仮に困っていないとしても問題として解決しようとしていくと、
問題を「大したことがない」などと低く見積もらなくなります。

他人の悩み相談を聞いているときも、
「それが問題なの?」「そんなことで困っているの?」
「それぐらい誰でも我慢しているでしょ?」
などのように、評価的になることが減っていきます。

相手本人の主観的な苦しさの度合いは抜きにして
「不快感を生む心の癖」というニュートラルな見方ができるからです。

そして自分で問題を解決することを続けていくと
大したことがないと考えていた心の癖が、実は意外と
心の奥底で大きな苦しさと繋がっていた…なんていう体験も
起こってくるものなんです。

それを体験的に知っていれば、他人の問題を
「大きなテーマ」だとか「大したことがない」とかと
評価することはなくなっていくはずです。


自分の問題に取り組むのが大事な理由は
もっと沢山あるような気がするので続きはまた書くかと思いますが、
まずは「問題に気づくことの大切さ」を強調しておきました。

それがないと、そもそも他人の問題に気づけませんし、
心の動きに対しても鈍感になってしまいます。
知識的・分析的な評価に偏ってしまうこともあります。

自分の問題にコツコツ取り組む謙虚さを持つことで
些細な心の動きや、小さな嫌な気持ちを軽んじなくなれます。

これが1つのポイントです。

cozyharada at 23:34│clip!コミュニケーション | NLP
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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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