2018年07月16日

時間と記憶

いつの頃からか記憶が曖昧になっているようです。

特に出来事に関しての記憶が弱く、
自宅に戻ってその日のことを思い出そうとしても
なんだか随分と昔というか、夢のような感じがするんです。

なので語学をやっていて、近況報告をするのが厄介です。

大体、語学をやっていると冒頭に挨拶をして、
メインのレッスンに入る前に「最近どうだった?」
みたいな話になるものなんですが、
そんなことを聞かれても「え?最近?何があったっけ?」と
思い出すのも一苦労な状態になります。

仕事のことは込み入っていて話すには適切ではなさそうですし、
日常的に話題になるようなイベントも少ないのかもしれません。


かといって全てを忘れているかというとそうではなく、
むしろタイミングが合えば、かなり鮮明に思い出せることもあります。

記憶と場面の結びつきが強くなりすぎているのかもしれません。

裏を返すと、場面が変わると思い出せなくなっている、ということ。

思い出すキッカケになるものがあれば記憶が戻ってくるけれど、
気軽な質問をされたぐらいでは思い出されないみたいです。

その代わり、誰かと会えば
その人と一緒に過ごしたときのことが色々と思い出されます。

思い出される記憶は鮮明でも、
思い出すキッカケが自分主体になっていないのかもしれません。

NLPの用語で説明するなら、外的なアンカーがあって初めて
記憶が引き出されるということになります。

アンカーを発火させるトリガーがない限り、
特に何かが頭の中に戻ってくることもない、と。


その意味では、記憶が断続的だとも考えられます。
あまり「自分」という体験に統合されていない。

例えばセミナーの場で起こったことは、
セミナーの場面に戻ったり、セミナーの話題になったときにだけ
自然と思い出されやすく、そうでないときは意識に上がりにくい。

自宅に戻ってきてしまうと、セミナーを思い出すキッカケが少ないので
セミナーで体験した記憶の内容が思い出されにくく、
自宅にいるときには自宅と結びついた体験だけが蘇りやすいようです。

セミナーのことはセミナー。
自宅のことは自宅。
そんな風に分かれているのか、どうも関連性が薄く感じられて
それが「なんだか昔の感じに思える」という状態と関係しそうです。


記憶の仕組みとしては自然なことだと言えそうですが
反面、積極的な反芻をしていないとも考えられます。

良くいえば、今の体験に集中しているということ。
悪くいえば、印象に残る体験が少ないということ。

嫌な体験を思い出して苦しむことはありませんが、
淡々とした日々で幸せを感じていないのかもしれません。

何事も両面があるものですね。

cozyharada at 23:57│clip!NLP | 心理学
おしらせ
 ◆ セミナー情報 

New!

《コミュニケーション講座》
丁寧なストレスの取り扱い方


【日時】 
  2018年9月9日(日)
  10:00〜16:30


【場所】 
  滝野川会館
  304集会室

   JR上中里駅より7分
   JR駒込駅より10分
   南北線西ヶ原駅より7分

詳細はこちら>>
次回は2018年10月頃の予定


 ◆ 過去の講座 

《新カウンセリング講座》
 〜まとめと実践〜


当時の内容はこちら>>


《勉強会》 

【テーマ】 変化の流れを考える

当時の内容はこちら>>
次回は未定



 ◆ お問い合わせ 
  技術向上、
  コンサルティング、
  スーパーバイズ、
  執筆・講演…

  諸々のお問い合わせはこちらへ>>



ホームページ
バナー1


プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
Archives
最近のコメント
QRコード
QRコード