2018年08月01日

英語のアナウンス

近頃は日本にいても至るところが国際的になってきているというか
外国人を想定した対応が増えてきているようです。

駅や電車の中など、公共交通機関であれば
観光客が利用することも当然あり得ますから
そのあたりの配慮をするのは1つなんでしょう。

羽田空港からのモノレールだと、車内アナウンスが
日本語、英語、中国語、韓国語と4か国語になっています。

JRも新型の車両だと、車内の液晶モニターには
4か国語で表示が出ていた記憶もありますし。

モノレールの終着駅になっている浜松町は
駅構内の駅員からのアナウンスも英語バージョンがあります。
アナウンサーやネイティブに言わせたものではなく、
英語が話せる日本人駅員が録音した音声っぽいです。

小田急線では、たまに車掌が自ら英語でアナウンスすることもある。
箱根方面が外国人観光客に人気なんでしょうか?
国内線飛行機の機内アナウンスより、しっかりした英語でした。

国外でも、ロシアの駅ではキリル文字表記とアルファベット表記と
両方がなされているらしいです。
英語に寄せるのは無難なやり方なのだろうと思われます。

交通機関以外では、飲食店も外国人対応が増えるのは自然でしょう。
英語メニューを置いておくことで観光客に対応しやすいですから。

最近は大型ドラッグストアや家電量販店も
中国人観光客に合わせたものが増えてきているように見えます。

専用の免税カウンターがあったり、中国語の案内や
中国語が通じるレジも用意されています。

この場合、英語よりも中国語が重視されるのは
利用客の大部分が中国人観光客だからなんでしょう。

コンビニ店員が外国人アルバイトになっているのは
都市部では良く見受けられる光景になってきましたが、
大阪・心斎橋のコンビニでは、当たり前のように
中国人観光客に中国人店員が中国語で接客をしていて
自分が異国に来ているような気分にさえなることがあります。

これからオリンピックに向けて、外国語対応の範囲は
まだ増えていくのかもしれません。


公共交通機関や飲食店、観光地や土産物を買いそうな場所で
英語や中国語の案内が増えるのは、そういう意味で納得がいきます。

親切とも言えますし、具体的なメリットも大きいんでしょう。

一方で、目的がよく分からない外国語アナウンスも耳にします。
僕が通っているジムです。

会員制のジムですから、自然と利用者は地元の人となります。
電車で来る人がいたとしても、少なくとも日本に住んでいる人が対象。

実際、ジムの受付は日本人だけですし、
契約の資料も日本語しかありませんでした。

施設内の案内も基本的に全て日本語です。
マシンの説明文も日本語ですし、注意事項も日本語で掲示されます。

確かに利用者の中には外国出身の人もいます。
中国、中東、南アジアがメインでしょうか。
近くに住んでいる人たちだと思われます。

ヨーロッパ系の人はスペイン人を一人見かけるぐらいです。

ですから基本的に英語圏ではないはずです。
英語表記をするメリットはあまりないでしょうし、
この人たちも日本在住ですから日本語でコミュニケーションをして
それでジムに入会していると想像できます。

にもかかわらず。

ジムの中で流れる注意事項のアナウンスが
日本語と英語の両方なんです。

内容は注意事項ですが、ラジオのDJみたいな雰囲気。

音楽を流している途中で、ときおり流されるアナウンスで
利用上の注意や避難時の注意などを録音したものです。

録音ですから、当然プロの人が吹き込んだものでしょう。
だから妙にFMラジオみたいな印象が出ているんだと感じます。

で、この注意事項に日本語バージョンと英語バージョンがあるんです。

日本語のアナウンスが終わったら、そのまま引き続き
英語バージョンでアナウンスが流れる。
そして再び音楽に戻っていく。

英語を必要としている人がいるようには思えないんですが…。


仮に目的が、安全のため、入念に英語でも注意喚起することだとしたら
吹き込みのアナウンスはネイティブにやってもらえばいいはずです。

ところが実態は、日本人アナウンサーの声。
日本語アナウンスを読んだ人が、そのまま引き続き英語も読んでいます。

当然、用意された原稿を読んでいるだけでしょう。
だから英語がネイティブでなくても、内容チェックだけされていれば
問題がないとは言えるのかもしれません。

ただ、発音がなんとも気になるんです。

雰囲気は英語っぽいんです。
だから余計にFMラジオのDJっぽいんでしょうけれど。

しかしちゃんと聞くと、母音の発音がいい加減だったり、
ところどころ日本語的な子音が混ざっていたり。

リズムと抑揚はアメリカンな感じになっていますから
FMラジオぐらいの雰囲気にはなっているものの、
英語としては引っかかるところがあるんです。

中には完全に発音を間違えている単語さえあります。

「携帯電話は指定の場所でお使いください」といった内容で
「Please use your cell phone in designated area」
みたいなフレーズが流れるんですが、
この「designated(指定された)」の発音が違う。

片仮名で書くと「デジグネイテッド」みたいな感じのところ、
その人は「デザイネイテッド」って言っているです。

まぁ、確かに途中まで「design(デザイン)」と同じですから
分からないではないですけど。

本当に目的が英語圏の人に伝えることであれば
内容チェックだけでなく、発音チェックだってするでしょう。

その必要を省くなら、英語ネイティブに読んでもらえばいい。

しかし、英語がカッコよく読める日本人アナウンサーがいれば
正確でなかったとしても、それで済んでしまったわけです。

どうも「英語が入っているとカッコイイ」というフシが
感じられてしまいます。

そして僕は毎回、「デザイネイテッド」のところで引っかかります。
何度聞いても、そこが気になる。

そもそも何の目的で英語を入れているんだろう、と。

国際化の対応としての英語が増える一方で
「英語ってカッコイイ」みたいな発想も
まだ残っているのかもしれません。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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