2018年09月16日

招き子羊

今回の名古屋出張の際、
会場近くのレストラン街へ昼食に行きました。

なかなかバリエーションが豊富なところなんですが
その中に一軒、ラム料理の店があるんです。

ラムハンバーグとかローストラムとか、そんな品ぞろえ。
ジンギスカンではありません。

系列が同じなのか、純豆腐(スンドゥブ:韓国の豆腐料理)も
同じ店舗内で販売されていて、客観的に眺めていると
ラムの人気は今一つのように見えます。

僕はラム肉も苦手ではありませんから
何度か入ったことのある店ですし、
ちゃんと美味しい食事ができます。

でも同じレストラン街の中では空いているほうの店なんです。

ランチタイムにダントツで空いている居酒屋が一軒あって
それはまぁ、一度利用してみれば、いろいろな意味で
その理由が納得できるところ。

それと比べるとラムの人気薄は、もはや
「ラムそのものを苦手な人が多いのでは?」
という理由を考えてしまうほど。

立地的にいえば、メイン通路の突き当り真正面にありますから
すごく目につきやすいところなんです。

でも、それより奥まったところにある蕎麦屋のほうが混んでいる。

観光客向けの名古屋めし食堂は確かに人気がありますが、
地元の人も大勢くる場所なので、例えば中華とかスペインバルとか
そういう店だって昼時はかなり混雑するわけです。

そういうのも加味すると、ラムが不人気の理由が思いつきにくい。

やっぱりラム肉が苦手、匂いが苦手、という可能性はありそうです。

実際、昼に食べると一日中、体にラムの匂いが残っている感じはします。


そんなラム料理の店なんですが、ときどきメニューを変えながら
なんとか店が入れ替わることなく営業を続けています。

純豆腐のために来店する女性客は多いようなので
その売上もあるのかもしれませんが。

確かに店頭の看板を見ても、あまり目を引くデザインではないですし
店名もアルファベットで書かれていて、
何が食べられるか分かりにくいところもあるようには思います。

無難に食べられそうな印象はあるけれど、他の店も色々ありそうだから
と、もっと別のレストランを探しに通り過ぎられてしまいそうです。

店側も「何か工夫を」と策を練っていると思われます。


そして最近の工夫の1つが、ラムをアピールするために
ヒツジのぬいぐるみを置き始めたこと。

ラム肉という特徴を分かりやすく示そうという作戦なんでしょう。

ですが、その店先の床に置かれている大きめのヤツが
かわいらしい姿ではあるものの、ちょっと微妙だったんです。

ラム


























ややリアルな作りをしていて、ちょうど子羊っぽいサイズ感もある。

そして何故か、うなだれています。
足の感じも元気がなさそう。

人間が感情移入して見てしまうと、悲しそうな雰囲気を感じます。

余計なことが頭に浮かんできてしまうというか…。

「ラムの店」ということを分かりやすくする目的には適っているし
通りがかりの人の注目を集めやすいところはあるとは思います。

ただ、売り上げに貢献するかというと、どうなんでしょう。

逆効果になる人もいるんじゃないかと気になります。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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