2018年11月09日

日米の食生活

アメリカ人の食事を見ていると、一食あたりの量は少なめにさえ見えます。

ホテルの朝食だとしたら、日本人観光客のほうが
平均すると2倍近くとっている印象も。

ただし、アメリカ人の炭水化物の比率は非常に高い。
パンとかワッフルとかビスケットみたいのとか、
そういうのがメインに見えますし、
さらにそこへ甘いシロップとかクリームとかがタップリ。

「フルーツが健康に良い」というビリーフでもあるのか、
果物やジュースも追加されます。

で間食にまた果物とかビスケットとか。


そうして肥満率が上がるのかと思いきや
子供は同じような食事をしていても痩せているんです。

20歳を過ぎたあたりから何かが変わり始めるんでしょうか?
身体への意識が低いのは共通して見られる特徴ですが…。

大人になるほど日常的に動く量は減っていきますから、
座り込んで動かない感じが強いほど脂肪がつきやすいのかもしれません。

それは全体的な運動量というよりも、
意識が行き届いていないことと関係しそうな印象を受けます。

だから顔とか首とバランスが取れないぐらい
胴体ばかりが大きくなりやすいのかも、なんて思ったりもします。

顔周りまでは意識が行き届いているのに対して
胴体への意識が極端に下がっているという話です。

まあ、顔の骨の凹凸が大きいから脂肪がついても目立ちにくいとか、
そもそも顔あたりの脂肪細胞の数が少ないとか、
遺伝的な要因もあるのかもしれませんが。


ただ、観察して言えるのは胴体への意識の低さ。
これはもう圧倒的に日本人と違います。

良くいえば力が抜けているとも解釈できるとはいえ
健康問題とリンクしそうにも思えます。

アメリカの医療問題はかなり取り上げられているようでしたし
オーガニックとか非遺伝子組換え食品とかの人気も高いそうです。

でも、そこではないんじゃないか?という気がしてしまいます。
身体への意識が低くて置いてけぼりになっている感じ。

そこに文化的な傾向として、自制の度合いが低いのも追加されます。
感情や考えを表現することについても制御することが少なく
なんでも素直に表すことが多いようです。

さらに土地としても広々としたところに住んでいますから
自然と意識が拡大しやすいのも特徴でしょう。
これは日本から行ってみても感じるところです。
なんとなく開放的になる。

結果的に他者との境界の意識が弱まります。

一体感が起きやすいのはアメリカのイベントを見ていても実感されますが
反面、自他の境界としての体表面に意識が向きにくくなるともいえます。

境界意識が弱いと力が抜けやすくて、
表面がボワッと柔らかくなりやすいようです。

「自分の身体がどこまでか」という設定が弱いわけでもありますから
その設定値に対してのホメオスタシスが働きにくくなって
どこまでも肉がついていってしまうとも考えられるでしょう。


日本人と比較すると真逆の感じです。

日本人は行動的においても感情や考えの表現においても
自制の度合いが非常に高い。
抑え込んでいる傾向が大きいといえます。

そして他者との境界意識が非常に強い。
パーソナルスペースを維持しようとしがちですし、
満員電車におけるスペースの取り合いなんてのは
自他の境界の強さの典型的な表れです。

脇を開けないで肘を体に近づけていることが多かったり、
肩甲骨が背骨に寄るように力が入ることも多いはずです。

身を縮めている、と。

細身の人は特に、体表面の筋肉に力が入って
外側がカチカチの雰囲気もあるぐらいです。

どうしてもピリピリと緊張した感じが出ます。


これぐらい体への意識の使い方が異なっていると、
身体症状として表れるものの意味も
心の問題として表面化するものの内容も
随分と日米で差が出るだろうと思われます。

同じ健康法が通用するとは考えにくそうですし、
アメリカで開発された心の問題へのアプローチが
日本でそのまま通用するかも定かではありません。

大雑把にいえば…。

アメリカの場合、
 『我慢や自制をしない』ことで身体の機能の標準的な範囲を超えてしまい
 体そのものが自らの機能で維持できなくなってしまう
といった身体的な問題が起きやすい。

また、『我慢や自制をしない』ことで
 コミュニケーションにおける衝突が増えたり、
 衝動的な言動で行き当たりばったりの対応をして後悔したり、
 短期的な報酬に依存してしまったり
といった心の問題が起きることも多そうです。

一方、日本の場合は『我慢や自制をし過ぎる』ことで
 限界を超えて頑張り過ぎてストレス症状が表れたり、
 自ら自分の身体の一部にダメージを与えたりしてしまう
といった身体的な問題が起きやすいのかもしれません。

コミュニケーションや人間関係においても『過剰な我慢と自制』によって
 自分の心の中で葛藤が生まれ、悩みが複雑化しやすかったり、
 常に不満や苛立ちを抱え続けていやすかったり、
 限界を超えた瞬間に自暴自棄になってしまったり、
といった心の問題に繋がりやすいようにも思えます。

一口に、「癒し」、「回復」、「ケア」などと言っても
実際に何をするかとなると日米では差が出て当然なんじゃないでしょうか。

我慢や自意識が低すぎてトラブルになるアメリカ人、
我慢や自意識が高すぎてストレスを抱える日本人。

ざっくりと一般化してしまえば、そんな傾向。

このあたりの違いが、様々な部分から見てとれます。
食事の仕方だけに注目しても見受けられる特徴といえそうです。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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