2018年11月16日

もう一度ご案内:札幌セミナー【怒りの取り扱いマニュアル】

もう一か月を切っていますが、
補足としてお知らせをしておきます。

12月8日、9日の土日で
「怒りの取り扱い」をテーマとした講座を札幌で行います。

詳しくはこちらをご覧ください。


内容としては、「怒り」というものの性質を
しっかりと理解し直すところから始める予定です。

これは他人の怒りと関わるうえでも注意すべきポイントになります。

怒りが出ているということは、いったい
心の中で何が起きているからなのか?

それを知っておくだけでも、
 何に気をつけて怒っている人と関わればいいか
の方針が見つかります。

また、多くの人は怒りと、その他の類似した感情も
あまり明確に区別していません。

怒りと不満、憤り、苛立ち、敵意などは、どのように違うのか?

性質に違いがあるのですから、対処の仕方にも違いが生まれます。
そのあたりも扱っていく予定です。


さらに、怒りの対処と関連して重要なテーマとして
「ゆるし」も2日目に取り扱います。

実のところ、「ゆるす」ということを実感的に
また知的に、適切な理解をしている人は極めて少ないようです。

例えば、ドラマとか映画とかで登場人物が
「ゆるさないぞ!」なんて言う場面がありますが、
これは「ゆるす」ということについての一般的な理解を
象徴的に示していると思われます。

つまり「ゆるさない」が1つの行為なんです。
「ゆるさない」=「ただでは済まさない、仕返しする」
「ゆるさない」=「償わせる」
といった内容が想定されている、と。

こうした具体的な内容と結びついた「ゆるさない」という動詞に
反対語として「ゆるす」が設定されがちなようです。

つまり「ゆるさない」という動詞が肯定形の表現で存在して
「仕返しする」、「償わせる」と同義になっている。
そして、「ゆるさない」の否定形として「”ゆるさない”をしない」ことが
「ゆるす」となる、と。

ですから「仕返しをしたい気持ちを抑える」とか
「償いを求める気持ちを抑える」といったことが
「ゆるす」という行為として理解されがちなんです。

言い換えると、
 表面上に見てとれる具体的な行為として
 相手に対して何かを働きかけるのを制止する
ということです。

裏を返せば、行動としては表現していなくても
心の内側には怒りの状態が残っていることが多い、ともいえます。

むしろ「大目に見る」に近い感じ。


これは「手放す」とか「あきらめる」にも言えることですが。
「手放します」という宣言とか、「あきらめよう」といった考えは、
まだ「手放し」や「あきらめ」には辿り着いていない段階に起こります。

「手放せた」「あきらめた」という過去形になったとき
ようやく「手放し」「あきらめ」が起こったと言えますが、
本当にそうなると、そのことは一切気にならなくなるので
今度は「手放し」とか「あきらめ」といったフレーズは使われなくなります。

自分にとって『どうでもいいもの』についてだとしたら
わざわざ意識に上がることさえなくなるはずです。

本当に『どうでもいい』『どっちでもいい』と実感できた状態が
「手放し」「あきらめ」、さらには「ゆるし」だといえます。

ですから「手放し」も「あきらめ」も「ゆるし」も
辿り着いた段階の状態を説明する単語であって、
行為として「手放す」「あきらめる」「ゆるす」ことを行うのは
実際には、まずあり得ません。

むしろ何らかの経験を通って、最終的に
「手放し」「あきらめ」「ゆるし」の境地に辿り着く、
という性質ものです。

ですから「手放し」「あきらめ」「ゆるし」のために作業としてできるのは
 その境地に辿り着くためのルートとして、必要な体験を進める
ということになります。

日常生活では偶然の要素を伴いながら、
たまたま起こる体験を重ねるうちに
仕方なく、その境地に辿り着いてしまうことがあります。

それだと、かなり偶然に頼ることになる。

なので「ゆるしの技法」では、イメージワークを使って
「ゆるし」の境地に辿り着くまでの”過程”を体験する作業をするわけです。

これは日常的にやられる作業ではなく、
心理療法的なアプローチの中でもかなり特別な方法でしょう。

そのあたりを体験していただく予定で講座を計画しています。


札幌にまで来るのは大変だという方もいらっしゃることでしょうが
ご興味とご都合が合いましたら、ご一考ください。

https://hsmana.com/sapporokenshu-kai2

cozyharada at 23:06│clip!セミナー情報 | 心理学
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 ◆ セミナー情報 

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《コミュニケーション講座》
育むコミュニケーション


【日時】 
  2018年12月23日(日)
  10:00〜16:30


【場所】 
  滝野川会館
  304集会室

   JR上中里駅より7分
   JR駒込駅より10分
   南北線西ヶ原駅より7分

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次回は1月〜2月の予定


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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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