2019年03月05日

花粉症が楽になる

花粉が飛び始めているようです。

僕は以前、相当に重度な花粉症でしたが
最近は程度も収まって、大騒ぎするほどではなくなりました。

薬も飲んで症状を抑えることもしていますが。

僕の場合、皮膚科に行って抗アレルギー薬を処方してもらって
それを決まった量だけ飲むと、かなり症状は楽になります。

これが意外と僕の体質と合っているのかもしれません。

ピークの時期は一日2回。
花粉の始まりや終わりの頃は、一日1回ぐらいで大丈夫です。

眠くならないタイプですが、
市販のものよりも効きが良いように感じます。

値段も薬価そのものは市販品より安く、
病院での診察料と合わせて計算したときに
市販の花粉症の薬と同額ぐらいになる値段。

効果を考えると、むしろお得な感じもします。
皮膚科で順番待ちをするのは面倒臭いですが。


もともと何かに集中していたり、セミナーをやっていたりする間は
痒みや鼻水も楽になる傾向はあったんです。

その意味では、症状を意識しなくなるだけで
症状の程度そのものまで減る、と言えると思われます。

多くの人は、過去の記憶を引っ張り出して
実際の症状よりも強い体験を意識に上げているようです。

これが催眠で「痛みや味などの体験を変えられる」ことの原理でしょう。

人は今その瞬間に感覚器官を通して体験している内容に
過去の体験の記憶を補って「現在」を主観的に体験します。

例えば、レモンを思い出すだけで口に酸っぱい感じが戻ってくるように
記憶を頼りに感覚体験が引き出されるわけです。

「レモンは酸っぱいものだ」という想定で、
過去の酸っぱかったときの体感を思い出しながら
その瞬間にレモンをかじると、
実際のレモンの酸味以上に「酸っぱい」体験をすることになります。

ほとんどの人は、そうやって記憶で味を補って体験します。

レモンそのものの味をちゃんと感じてみると
意外とそんなに酸っぱくないものです。

催眠術ではレモンの味を桃に変えるような方法がありますが
このやり方で完全に桃の味を体験できる人と、
桃ではないけれどレモンを普通に食べられるようになる人とがいます。

桃の味ではないけれどレモンを食べられるようになる、という場合、
一番重要な要素は「レモンの酸味を思い出さずに食べられる」こと。

まずそれだけで酸っぱさを感じにくくなります。

NLPにもアレルギーへ対処する方法はいくつかありますが
そこでも一番期待される効果は、この「感じにくくなる」部分でしょう。

より正確には、それまでアレルギー症状の記憶を使って
症状を増幅しながら体験していたものが、
その瞬間に実際の量として体験されるものだけに減る、という現象です。

催眠でレモンを普通に食べられるようになる人は、
さらに催眠状態を利用して過去の記憶へのアクセスが強まります。

結果として桃の味を思い出しながら、
桃の味の記憶を追加しつつレモンを食べられるわけです。

レモンの酸味を思い出さず、
桃の味を思い出しながら、
実際のレモンの味を体験する。

そうすると、実際のレモンの味に
桃の甘味を追加したような体験になります。

つまり、ハチミツ漬けのレモンとか
オレンジやグレープフルーツのような、
甘い柑橘系の味が体験される、と。

これだと普通にレモンを美味しそうにかじれるようになります。

花粉症に対して、それを上書きするような快適な記憶を追加できれば
主観的な症状はもっと楽になっていくかもしれません。

最後に、催眠でレモンが桃の味に感じられるパターン。
これは少数派で、いわゆる「被暗示性が高い」ケースで起こりますが、
実際のその瞬間のレモンの味覚情報を遮断して
記憶の中の桃の味だけを体験している現象です。

こういうことも不可能ではありません。
実際、多くの人は風邪をひいて食べ物の味が分からないとか、
熱があるときに外がやたらと寒く感じられるとか、
主観的な体験が激変することも経験しているものです。

本を集中して読んでいたら周りの音が聞こえなくなるとか
臭いトイレも数分で慣れてしまうとか
眩しいほど明るい屋外でも徐々に目が慣れるとか、
そういうのも主観的体験の内容が調整される事例でしょう。

意識に上がる体験内容が一部分だけに限定されるケースとか
そもそも感覚器官の段階で、強い反応を抑え込むとか…
仕組みは様々でも、主観的な体験が変わることは少なくありません。

ですから、そういう風に今その瞬間の感覚体験を抑えて
かつ記憶のほうにだけ意識を集中する、ということができれば
その記憶の内容だけを体験することは可能なんです。

言ってみれば、夢の中で桃を食べているような状態です。
現実から意識を離して夢の中に入り込み、
夢の中で桃を食べているのを体験する、と。

そうなれば、催眠術によって
レモンを食べても桃の味を感じることができるようになるわけです。


僕の花粉症は、記憶で症状を増幅しなくなっただけで
だいぶ改善されたように思います。

その点では年々楽になっていっているかもしれません。
薬の消費量も少なくなっていますし。

一方、不思議なことに、薬を飲んでいても
寝起きの瞬間だけは症状が強烈になることがあります。

いわゆる「モーニング・アタック」と呼ばれる状態です。

通説では
ヽ萋阿鯆篁澆靴討い詭襪隆屬法部屋の空気中から
 花粉などの濃いアレルゲンが沈下してきて、
 寝ている間にそれを吸い込んでしまうから
起床や布団をたたむとき、その空気の動きで
 床や布団からアレルゲンが空中に舞い上がるから
5床の際に、副交感神経優位から交感神経優位に切り替わるとき
 バランスが乱れ感覚刺激へ過敏になるから
などが挙げられているようです。

が、 岾萋阿靴討い覆い箸のアレルゲンが舞い上がる」だとしたら
一人暮らしの人は、帰宅時にも同じような現象が起きるはずです。
僕は帰宅時に強烈なアレルギー症状は感じません。

△亡悗靴討蓮∨佑両豺隋¬椶覚めた瞬間が症状のピークで
布団の中に入ったままでも「モーニング・アタック」状態です。
空気中にアレルゲンを巻き上げる前から始まっているので、これは違う。

自律神経の切り替わりは関係しそうですが、
「バランスが乱れて刺激に過敏になる」
というのは何も説明になっていない気もします。

僕の場合、このモーニング・アタックは数分で終わるので
ひょっとすると、僕は症状を意識に上げなくしているのかもしれません。

裏を返すと、寝ている間に体験しているのが実際の症状のレベルで
寝起き直後はそのアレルギー症状が全て意識に上がる。
だから痒みや鼻水が酷い。

それから意識が覚めてくると、日常の様々なところに意識が再配分されて
症状の感覚体験への感度が落ちてくる。
もしくは催眠術的に、積極的な抑制さえ起きているかもしれません。

モーニング・アタックとはいえ、僕の症状はさほどキツくないですから
年々症状が楽になっている印象も加味すると、
いつの間にか症状を抑え込んでいるという可能性も否定できなそうです。

いずれにしても花粉症は
意識の仕方だけで随分と程度が変わるんでしょう。

cozyharada at 23:11│clip!NLP | NLPの基本情報
おしらせ
 ◆ セミナー情報 

New!

《コミュニケーション講座》
 〜人を育てる指導力〜

【日時】 
  2019年6月16日(日)
   10:00〜16:30


【場所】 
  北とぴあ 601会議室

   JR王子駅より2分
   南北線王子駅直結

詳細はこちら>>


《瞑想講座》

【日時】 
  2019年6月22日(土)

  午後の部 13:30〜16:30
  夜間の部 18:00〜21:00

【場所】 
  北とぴあ 第2和室

   JR王子駅より2分
   南北線王子駅直結

詳細はこちら>>


《怒りの取り扱いマニュアル》
 〜期待の手放し方と
  ゆるしの技法〜


【日時】 
  2019年7月6日(土)
     7月7日(日)
   10:00〜18:30


【場所】 
  滝野川会館

   JR上中里駅より7分
   JR駒込駅より10分
   南北線西ヶ原駅より7分

詳細はこちら>>
次回未定


 ◆ 過去の講座 

《新カウンセリング講座》
 〜まとめと実践〜


当時の内容はこちら>>


《勉強会》 

【テーマ】 変化の流れを考える

当時の内容はこちら>>
次回は未定



 ◆ お問い合わせ 
  技術向上、
  コンサルティング、
  スーパーバイズ、
  執筆・講演…

  諸々のお問い合わせはこちらへ>>



ホームページ
バナー1


プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
Archives
最近のコメント
QRコード
QRコード