2019年04月13日

今だから役に立つ本

僕が高校のときに第二外国語でやっていたフランス語を再開したのは
たしか4年ぐらい前だったんじゃないかと思います。

高校3年間の授業では大して進むこともなく
文法的も一通りカバーするより前に終わってしまった記憶があります。

大学1年のときにも第二外国語でフランス語をやりましたが
これも半期はイチからの復習で、1年かけても結局は
高校三年間プラスアルファぐらいだったはずです。

接続法とか重要な文法項目は勉強しないまま終わってしまいました。


それからかなり長い中断を挟んで、4年前ぐらいに再開したわけです。

当然、色々と忘れていることもありましたが、
まあまあ覚えているところもあって、久しぶりのフランス語であっても
再開当初から苦痛ではない程度に勉強を進められました。

まずは無難に、大学の公開講座で授業形式のものを受けるところから。

それから日本人の先生からマンツーマンのレッスンもやりました。
こちらは聴き取りのトレーニングと文法の練習問題が中心。

公開講座の授業にも文法は含まれますが、
そこで使っていたのはヨーロッパの教科書で
あまりまとまった文法の説明はありませんでした。

読解用の本文や練習問題の中に新しい文法知識が時々混ざってくる感じ。

ヨーロッパ言語は似ているところが大きいので、おそらく
そういう風に少しずつ慣らしていく感じでも自然と身につくんでしょう。

ですが日本語とフランス語は大きく違います。
文法はまとめて整理して練習した方が理解もスムーズな上に
法則を掴むのにも都合が良いように感じました。

ですから日本人の先生から文法を教わったのは役立ったと思います。


で、一通りの文法をカバーして、フランス語の文章にも音にも慣れてきた頃、
フランス人の先生から教わる段階に進みました。

こちらもヨーロッパの教科書を使っての授業が中心ですが
発話の機会が多いのと、勉強というよりも練習の度合いが強く、
フランス語の知識を運用するトレーニングを始めた印象でした。

高校のときにゆっくりと基礎をやって、
ブランクを取り戻す公開講座の授業の中でフランス語の文章に慣れ
同時にボキャブラリーを少しずつ増やして、
並行して日本人の先生から習って文法を一通り押さえる。

そうやってインプットした知識と法則を
いよいよ運用していく段階に移った、という感じでしょう。

そして去年の夏ぐらいからアウトプットの本格的なトレーニングを始めました。

自分で話のネタをフランス語でA41枚ぐらいに書いてまとめ、
その内容について実際に話して説明する。
で、書いたものを最後に添削してもらう。

このトレーニングをするようになって、少しずつ運用力が上がってきた気がします。

アウトプットのための情報ネットワークが
頭の中にできてきているような実感もありますし。


本当のことを言うと、もっとボキャブラリーを増やした方が良いはずなんです。

聴き取りをしていても分からない単語が出てきて聞けないことが多いですし、
読解の形でも知らない単語に遭遇することが多々あります。

英語と共通するボキャブラリーが多いのと、
高校のときに基礎の単語を覚えたのとで、
あまり積極的に語彙力を増やそうとしてきていないんです。

一方、英語を勉強したときは、もっと集中して単語を覚えました。
それで聴き取りも読解も、一気に楽になった実感があります。

アウトプットにしても知らない単語は言えませんから。

単語や定型表現を覚えてしまうのが本当は重要なはず。
…でも、単語を覚える作業は心理的なハードルが高いんです。

必要性が高くないから動機づけされません。

無理やり必要性を出すためには、
仏検とかを受けてしまえばいいのかもしれません。

そうすればテスト勉強として単語を覚えることになりますから。

ただ最近は、暗記の労力をロシア語のほうに注ぎがちなので
今一つフランス語の単語にまで気持ちが向いていない状態です。


そんな現状で、3年ぐらい前に買った本を再び手に取ってみました。

こちらの本。


英語とフランス語を対比させながら整理してくれています。

僕がフランス語でアウトプットするとき、
既に慣れている部分についてはフランス語のまま考えますが、
フランス語が思いつかないときは英語が先に浮かぶんです。

「英語でこういう風にいうとき、フランス語だと何に当たるんだろう?」と。

ですから英語でよく使われる構文を
フランス語に対応させてくれるこの本は非常に有効です。

いや、実際には有効なはずだと思って買ったんです。

ところが3年前の時点では、記憶にあまり残りませんでした。
当時は僕の頭の中に、フランス語でアウトプットするモードが
まだ作られ始めてもいなかったんでしょう。

本から読んでインプットしたつもりの情報も
頭の中の情報ネットワークと対応しないので記憶の網に引っかからない。
それで素通りしてしまうような感じだった気がします。

珍しくポストイットを貼ったり、書き込んだりして整理したのに、です。
3年前の時点では覚えられませんでした。

それが最近、久しぶりに手を取って読んでみたら
思いのほかスムーズに頭に入りそうな印象があったんです。

当時はポストイットを貼ってメモしていた部分の中にも、
今なら既に自分が使えるものとして「わざわざチェックしない」
種類のものが混ざってもいます。

3年前より、表現の幅としても、運用力としても
身についてきた部分があるんでしょう。

なんだか今からマメに目を通すと、それだけで使えるものにしていけそうです。
ようやく本のメリットを活かせるようになったんだろうと感じます。

今一度、地道なインプットをしたら吸収効率が良さそうです。

機械的に単語を覚える作業とか、
聴き取りの練習とか、読解問題を解くとか、
勉強モードに戻るべきタイミングなのかもしれません。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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