2019年04月23日

久しぶりのMRI

久しぶりにMRIをやってもらいました。

瞑想に慣れてきているつもりだったので
30分ぐらいジッとしているのなんて大したことないだろう、と
高をくくっていたというのが正直なところ。

実際は瞑想とは大違いでした。

一番の印象は、MRIでかける磁場そのものが
脳の機能に影響しているのではないか?ということです。


姿勢の影響もあるとは思います。
横になる姿勢は、枕の高さが合わないと呼吸しにくくなりますので。

座禅なら自分でベストな姿勢を調えられるのに
MRIは機会の都合に合わせなければならず、
かつ外部から動作を固定されてしまいます。

座禅の最中の姿勢は主に「運動」としてキープされます。
”動かない”というのは全身の筋肉の自然な動きを微調整する動作を続けて
結果的に”動いていない”状態が作られ続けるわけなので、
その意味で「姿勢を保持する運動」をしているといえます。

これは外から動きを止められるのとは違います。
外から止められると自然な筋肉の動きは、むしろ妨げになってしまう。

特に最近は、なんとなくの息苦しさとか喉の詰まりの感じもあって
横になった状態で固定されているのはチョット大変でした。


あとは音も関係しそうです。
全体に機械音が大音量で鳴り響きます。

放射線技師からは「寝られたら寝てください」と言われますが
あの騒音で寝られたら大したものでしょう。

僕が最初にMRIを受けたのは研究職時代。
転倒してCTを撮って、「血管の細さが気がかり」ということで
大学病院に行ってMRIを取ることになりました。

そのときに「椎骨動脈が機能していないかも」と言われ
「脳幹への血流が少ない可能性があるから注意して」と指示されたんですが、
その当時は一日3、4時間の睡眠で毎日寝不足の感じでした。

昼休みのような小休憩でも、すぐに仮眠が取れるぐらい
いつも寝不足だったわけです。

それでもMRIの騒音では寝られませんでした。

ちなみに、装置が測定を始める前にも
装置そのものの運転音はずっと鳴っていました。

この音が一定のテンポで「ズンチャカ、ズンチャカ」鳴っていて
結構ノリノリのリズムだったんです。

それが妙に可笑しくて、落ち着く心境ではなかった気もします。


にもかかわらず、MRI撮影が始まって少ししたら
急に心拍数が上がって、息苦しくなり、過呼吸気味になってきました。
このままいくとパニックになりそうな感じ。

僕は別に閉所恐怖症ではないので、
空間的な狭さは引き金ではないはずです。

姿勢の苦しさで呼吸がしにくかったのはありますが
測定が始まってから苦しくなってきたことを考えると、
測定のときに追加された要因が関係していると想定できます。

測定開始から加わったことの1つは騒音。
もう1つは磁場です。

騒音は確かに耳元でガンガン鳴りますから
けたたましさだけでも心理的な影響はあるかもしれません。

ですが、音が鳴っていても苦しくない時もあるんです。
むしろ音の大きさや質に関わらず、ときどき苦しくなるときがある。

ということを考慮すると、磁場そのものが
脳の特定の部位の機能に影響するんじゃないか?と。

その程度や範囲は定かではありません。

一方で、TMSという装置は、磁場を脳の局所に当てることで
脳神経に電流を作り出し、脳の機能を一時的に変化させられます。

こちらも厳密な仕組みは不明らしいですし、
MRIの磁場が脳の機能に影響しても不思議ではないでしょう。

個人的な見解としては、「心」というものは
そもそも磁場によって動かされているような印象さえ持っています。

ラポールによる同調の仕組みは不明ですが、
僕はこれも磁場が関係するのではないかと想像しています。

犬がウンチをするときは南北方向に向くことが多いとか、
パワースポットと呼ばれるところも「ゼロ磁場」と呼ばれたりとか、
通常は南北方向に向きやすいウシやシカの群れも
磁場が発生する送電線の近くでは身体の向きがバラバラになるとか…。

とにかく心の中に起こるものは、
そもそも磁場から影響されている可能性があるのではないか?と。

そう考えるとMRIの磁場が心理的に影響しても妥当でしょう。


実際、僕の場合、測定からしばらくして息苦しくなって
途中から落ち着きを取り戻し、そこからは瞑想的に
意識を広げることができるようになりました。

それでも時折、また少し苦しくなることがあったんです。

おそらく最初の頃の苦しかった時、
唾液を飲み込むような動きを何度もしてしまったことで
きちんと撮影できていなかったんでしょう。

最後のところで撮り直しを指示されました。

今度はかなり落ち着いた状態だったので
瞑想の感じを維持しながらスムーズに受けられるだろう、と
思ったんですが、そうはいきませんでした。

やっぱり呼吸と心拍数が上がって、苦しくなる。

今度は僕の生理状態の土台が安定していたので
動かずに撮影できただろうと思いますが、
それでもやっぱり苦しくはなりました。

脳幹あたりに影響が出るのかもしれません。


MRIの磁場がむしろパニックの原因になっていたりすると
「MRIを受けたのがキッカケで閉所恐怖症になった」
という人も多いのではないかと想像してしまいます。

とはいえ、この検証は非常に難しいでしょう。

”MRIによる脳機能への影響を調べるためにfMRIを使う”
なんてことは無理な話ですし、
他の装置で測定しようとしても、MRIの磁場で壊れてしまいます。

主観的に報告してもらう以外にデータは取れなそうです。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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