2018年02月

2018年02月28日

眠気をもたらすもの

どういうわけか最近、急に眠くなることがあります。

睡眠時間が十分に取れていないかというと、
物凄く少ないわけでもありません。

確かに余裕のある時期と比べると一日平均で1時間ぐらい短めですが
それぐらいでも問題なく回っていくこともあります。

となると、
 睡眠の質が悪いか、
 睡眠を必要とする状況になっているか、
といったことが考えられそうです。


必要以上に眠く感じられるときにありがちなのが
多くの学習が進んでいるとき。

脳内で情報を再構成するような作業が必要になる時期は
概して理由もわからない眠気に襲われる傾向が見受けられます。

例えば心理療法やNLPなどの関連でいうと
自分の心の癖を変えるような取り組み・実習をしたときや
普段は体験しない種類の刺激的な経験があったときなどは、
その日の夜や、その後の数日間に大きな眠気がやってきたりします。

ワークショップに参加して、
自分の心の癖を掘り下げて行ったり、
普段はやらないようなイメージを使った作業をやったり、
いつもとは違う発想法で考えるトレーニングをやったり、
他の人が個人的な悩みに取り組み場面を目撃したことで
自分だけでは体験できないような刺激を受けたり…。

そんなことがあったあとは
大量に新しくインプットされた情報を整理し、学びとして定着するために
睡眠中になされる記憶の再構成が求められるのかもしれません。

僕自身の経験談としても、他の人の話としても
こういったことは良く耳にします。


同様に語学を集中的にやっているときにも似た状態になりやすいようです。

言語情報として新しく覚えることがあったり
新しい情報の結びつきを作ったりする作業が
睡眠中に行われるということではないでしょうか。

特に語学に関していうと、機械的に単語を覚えたりする作業よりも
実用的な会話の練習のほうが、睡眠を要求する印象があります。

ネイティブの話を聴いて一気に大量の文章がインプットされると
そこから単語の繋がりがパターンとして学習されます。
いわゆるコロケーションというものです。

「この単語の後には、こういう単語が来る可能性が高い」
といったタイプのパターン学習が進むと、
話の流れも予測しやすくなりますし、予測が立っているからこそ
聴いていて内容を理解するのもスムーズになります。

一単語ずつを聞き取って頭の中で並べ、その意味を理解する…
というようなことはしなくても、
ある程度の長さのフレーズをまとめて一気に意味として捉えられる感じ。

それには単語の結びつきのパターンを学習するのが求められ、
ネイティブと会話をしたりして、この種の学習が一気に進む時期には
記憶の再構成が積極的に行われるために睡眠が必要になる。
そういう可能性が考えられそうです。

会話としてアウトプットをトレーニングするときも
単語同士の結びつきを強化することになります。

「この単語の後に、この単語を言う」といった
情報の塊を作っていく作業。

こうした単語同士、フレーズ同士の結びつきが出来てくると、
発話をしようとしたときに自然と次のフレーズが浮かんできて
スムーズに言葉を発していくことができるようになるわけです。

スムーズじゃない時期は、記憶の中から
「覚えてはいるんだけど、すぐに見つからない」単語やフレーズを
一生懸命に探索する時間がかかってしまいます。

言いたいことが浮かんでこない”もどかしさ”があるとき。

その時期にアウトプットのトレーニングをすると
単語同士、フレーズ同士の結びつきが強化されていきます。

ここでもやはり記憶の再構成が必要になるため
睡眠が求められると思われます。

実際に僕の経験としても、英会話を積極的に始め
発話のトレーニングを集中してやっていた頃、
得体のしれない睡魔があったのを覚えています。


ということで多くの学習が進み、記憶の再構成がなされる時期だと
身体が睡眠を求めてくるというのはありそうです。

一般に幼いときほど、どんな体験も新鮮で初めてのものと感じられ、
また動作の学習としても言語習得としても、勉強のレベルでも
新しいことを沢山学習しているわけですから、
当然のように睡眠時間が長くなっているのでしょう。

近頃の僕はフランス語のトレーニングをこまめにやっていたり、
電車での移動中もフランス語の音源を聞いていたりする関係で、
実用的な言語運用をするための学習が進んでいるのかもしれません。

併せてスペイン語も入門内容の講座でチョットだけ勉強していますが
こちらはネイティブが簡単なスペイン語中心で進めてくれるので、
自然なパターン学習が進んでいる印象はあります。

わざわざ机の上で勉強していないにもかかわらず
ある程度の学習が進んでいる気がしますから、
体験学習として記憶を整理する作業が求められている可能性があります。

日程的な慌しさからくる疲労回復だけでなく、
学習の観点からも睡眠が求められているような気がする、という話です。


それと同時に、やはり睡眠の質も関係していそうです。

1月の間は住居の裏側で、4軒分の家屋が撤去され
更地にするための工事が行われていました。

並行して2軒となりで新築工事が進んでいますが
破壊の作業と比べると静かなものです。

とりわけコンクリートの基礎を取り除く作業は
強烈な騒音と振動を生み出していました。

近々、その土地に新築の分譲が数軒立つようですから
これもまた騒音が予想されます。

ですがまあ、まだこっちは始まっていないですし大丈夫。

ところが裏の住宅破壊作業が終わった直後、2月の上旬から
別の工事が目の前で始まりました。

僕の住んでいるところの真向かいは小学校の裏側なんです。
裏ですから子供の声は聞こえません。

しかしその小学校の裏側のフェンスを
作り直す工事が始まったんです。

目の前の通りの端から端まで。
小学校の幅の分、全部のコンクリートの壁を壊して、
そこに新たな壁とフェンスを作るらしいのです。

今はその破壊・撤去作業が行われています。

コンクリートブロックの壁を重機で壊し、
アスファルトの道路と面した部分は土が出るところまで
使われているコンクリート部分を全て取り除いているようです。

それに伴って植物も伐採されていたりして、ものすごい騒音です。

早朝からコンクリートの地面を破砕する音と振動が起こり
それによって目を覚まされてしまうときもあります。

どうやらこうした騒音で睡眠の質が下がっている気もしてきます。

落ち着かないし、寝ていないときでも自宅にいて気が休まりません。

人通りが少なくて静かなところのはずだったんですが…。

再開発が多すぎて騒音被害が甚大です。

cozyharada at 23:54|Permalinkclip!NLP | 心理学

2018年02月25日

忙しさのタイプ

近頃は出張が多くてバタバタした感じがします。

なんというか、落ち着かない気分というのでしょうか。
慌しさを感じるようです。

移動そのものによる疲労感というのもあるような気がします。

以前は同じようなスケジュールでも
ここまでは気になっていなかった記憶があるんですが…。

打ち合わせとかの予定が入っているせいもあるかもしれません。

スパっと「休み」という日が必要なんでしょう。


そういう慌しさを感じていると
移動の最中や、出張先での滞在などにも
できるだけ快適な環境を求めたい気持ちが出てきます。

ストレス要因に弱くなる感じです。

単体だったら何てことなく受け入れられるものが
不満として自覚されやすくなります。

例えばホテルのエレベーターとか、電車とか。

人が多いことそのものが不満の原因になるみたいです。
隣との距離が近かったり、話し声が聞こえてきたり、
身を縮こませるような時間がチョットした疲労に繋がるようで。

そういうのの積み重ねで落ち着かなさが上がってしまう。
そんな傾向があるように思います。

例えば新幹線の揺れ(横方向の重力)が辛かったり、
喫煙ルームと繋がっている空調の匂いが嫌だったり、
隣の席との間隔の近さが不快だったり。

かなり新幹線が嫌いだというのを自覚します。

飛行機は気圧の変化がキツく、待ち時間も多いので
そこは厄介なところですが、
それでも揺れや匂いの点でずっと楽です。

乗客も飛行機のほうが全体的に「大人しくしていよう」
というムードが保たれている印象ですし。

新幹線は「電車の旅」という感じで車内からハシャいでいる人や
かなりの酔っ払い、くたびれたサラリーマンなど、
周りに気を配るスタンスじゃないケースが多く見受けられます。

疲れているときや慌しいときは、
そういった環境で我慢しているのが苦痛なようです。

社会的なステータスや、大事に扱われることには興味はないですが、
ストレス要因を減らすために費用をかけるのには納得できる今日この頃。


この慌しい感じは、
作業が沢山あって寝られない種類のものとは違うんでしょう。

寝られないのは体力的に辛いと感じます。
そういえ時期もあります。

しかし、こっちは量に圧倒されそうでも
決まったことを続けるという点で、
「色々あってバタバタ」とは違った忙しさです。

比較的単調に、ただ時間が足りない日々が続く…。
これはこれで大きな負担です。

一方、寝る時間がないほど作業に追われているわけでもないのに
異なった種類の予定が重なることで頭の切り替えが追いつかない…
といった忙しさもあるようです。

僕の場合、一つの作業に追われて忙しい種類のときは
意外と新幹線の不満が減るんです。

やらなければならない作業なので
新幹線の中でもひたすら作業に集中できてしまう。
結果として周りを気にしなくなる、と。

このあたりのことからも、慌しさの種類の違いを実感します。

慌しいときに強く感じるストレス要因が
人が近くにいる環境で縮こまろうとする反応を引き出すのですから、
こういうときは身体を休めることよりも
一人になる時間が大事なのかもしれません。

2018年02月21日

音楽の力

先日、フランス語教材のCDを取り込んだときのことです。

やるときはまとめてやってしまいたかったのと、
取り込み作業をやると決めたことで
「せっかくなら」という気分が出てきたため、
音楽のCDも取り込むことにしました。

気になっていたものを数本レンタルしてパソコンに取り込み。

まんまとレンタルショップの策略にはまっているわけですが、
まとめて借りると得になるシステムを利用するために
予定していなかったものも借りることになりました。

以前よく聞いていた歌手のCDです。
ベストアルバムが出ていたので懐かしさとともにレンタルしたんです。


取り込んで聴いてみると、これがなんとも不思議な気分。

懐かしさは大きかったです。
よく聴いていた当時の記憶が蘇ります。

その頃は新曲が出ると追いかけてCDを購入していたものですから
曲と時期がリンクしているんです。

聴く曲によって思い出される記憶が異なります。
思い浮かぶ景色や場面が色々あるんです。

車の中で聴くことが多かったものですから
多くは車内から見た景色ですが、
どこに出かけていた時期の記憶かは特定できました。

「そういえば、こんなことをしていたなぁ」と。

いわゆるアンカーという仕組みですね。

そういう思い出がある一方で、
その頃に心を動かされていた部分はあまり反応しませんでした。

当時の状況、心境で感じ入っていた曲は
あの頃の僕の苦しさや悲しさに響いていたのでしょう。
今はもう、その感情がないみたいです。

それが寂しいようでもあり、
以前の自分に同情するようでもあり、
時間の移ろいと状況の変化を実感するキッカケになりました。


15年も前だということにも驚きます。

そして15年前の記憶でも思い出させてくれる音楽に
その力のほどを感じ入りました。

毎日を重ねていると意識されない時間の流れですが、記憶を辿ると、
その思い出から引っ張り出される気持ちもあるようです。

過去を思い返すからこそ未来も同時に意識しましたし。
長さとしての時間を感じる機会になりました。

cozyharada at 23:46|Permalinkclip!NLP | NLPの基本情報

2018年02月18日

バリカンをリニューアルしました

つい先日、バリカンが壊れました。

使っている最中に「ブツッ」という小さい音がして
急に動作が止まったんです。

それ以降、電源スイッチを押しても何も起きません。

しばらく前から電源が入りにくい場合があって
少しおかしい印象は受けてはいました。

もっと前から充電中に点灯するはずのランプがつかなくなっていて
電源回りに異常があったのは確かです。

しかしパソコンやスマートフォンなどの精密電子機器と違い、
ただ充電式電池でモーターを動かすだけの家電だと
シンプルな作りだからこそ壊れにくい先入観を持っていました。

ちょっとおかしい気もするけれど、別に使えてしまっている。
不自由がないから普通に使い続けていたわけです。

どこが壊れたのかは分かりません。
モーターが焼きついたのが、充電池の寿命なのか、
スイッチ類や配線系統の異常なのか…。

いずれにしてもシンプルな家電だと諦めも早いです。
消耗品として割り切ってしまえる感じ。


ということで新しいものに買い替えました。

もともとそんなに高額な品物ではありません。
相場としても安い。

大体が3000円ぐらいから5000円ぐらいの範囲です。

安価なものだと2000円程度になって、
一番高級なものでも1万円を少し超えるぐらいです。

安いものはメンテナンスに少しだけ手がかかるとか、
水洗いができないとか、充電に時間がかかるとか、
バリカンの歯の面積が小さい(何度も刈らないといけない)とか、
そのぐらいでしょうか。

高級になると充電が速いとか、切れ味が良いとか
歯の長さの微調整ができるとか、
そういった特徴がついてきます。

ですが、最高級品にしてもメリットは実感しにくそうに思いました。
安いと言っても数千円の違いですし、
毎週一回使うことを考えると便利な方が望ましいと判断。

ということで今回は、5000円ぐらいのヤツを選びました。

先日壊れたものが結局5,6年は使っているはずです。
週一回で5,6年ですから、十分に元は取っている気分です。

実は、今回購入したのも、先日壊れたのと殆ど同じモデル。
同じメーカーの類似モデルです。

少なくとも同じ期間程度は使えるだろうと期待しています。

実際のところ、使い勝手として見てみると、僕にとって
毛の長さを調整するためのアタッチメントが大事なんです。

安全性に配慮されたアタッチメント
(=スペーサー。歯と皮膚との距離を調整するプラスチックの部品)
だと、バリカンの歯がしっかりと全方向からカバーされていて
うっかり肌を痛めるようなことがないんだとは思いますが、
このタイプは毛を上手く捉えられないことがあるっぽいんです。

使い慣れてしまうと、カバー度合いの少ないアタッチメントのほうが
短い時間で刈り残し少なく整えられる印象があります。

で、近頃は安全性が重視されているのか
僕の好みのアタッチメントを使っている機種が少ない。
それだけで選択肢が限られてしまいます。

結果として、前回とほとんど同じものを買い直すことに。

まぁ、安心して使える期間も予想がつきますし、
使い勝手も分かっているので気楽ではあります。


それにしても今回は、使用中とはいえ
大部分が終わったあたりでの停止でしたから
大きなトラブルにはなりませんでした。

これがもし、半分だけしか刈っていない段階で
ブチっと止まってしまっていたら…。

どうにも対処のしようがありません。

できれば完全に壊れる前に、
余裕をもって買い替えるのがいいんでしょう。

予備というか、サブの機種を用意しておいた方が
安心なのかもしれません。

今回は同じような機種を購入しましたから
不具合が出始めるときの兆候も学べました。

スイッチの入りが悪くなってきたら買い替えのタイミング。
それだと多少は安心して使えそうです。

半分しか終わっていないときにバリカンが壊れてしまったとしたら、
開き直ってカミソリで坊主にするぐらいしか選択肢が思いつきません。

電動のヒゲソリを使っている人は、
どういうタイミングで買い替えるんでしょうか?

壊れてから?
切れ味が悪くなってきてから?
一定期間を使ったタイミングで?
それとも新製品が魅力的に思えたとき?

定期的に使うものを、どのタイミングで買い替えるか。

ここにも人それぞれのパターンがありそうです。

僕は比較的、壊れるところまで使い続ける傾向があるみたいですが。

cozyharada at 23:33|Permalinkclip!NLP | 心理学

2018年02月15日

片付けのパターン

僕のiPhoneの中に入っている音楽ファイルは
かなりの割合が語学のリスニング教材です。

近頃はフランス語の割合が高まってきていますが
CD音源のパソコンへの取り込みや、iPhoneとの同期、
リスト作成やデータの整理など、伴う作業を考えると、
僕にとって音声ファイルの取り込みは少し面倒に感じるんです。

パソコン本体にCDドライブがついていないのも関係します。
外付けドライブを用意して…なんていう作業を想像すると、
「ここは1つ、CDでも取り込むか!」などと
しっかりした意欲が高まってからでないと動けないようです。

どの作業も1つ1つは些細なことだとは分かっていても
積み重なったときに億劫な気がしてくる。

NLP的にいうと、時間把握のプログラムとして
スルータイムと呼ばれる長さ感覚を利用する癖があるからでしょう。

目の前の作業1つに集中すればパッと取り組めて
1つ1つ表れてくる作業をこなすだけでいいはずですから、
逆のインタイムと呼ばれるプログラムだったら
もっと気軽に沢山の音源を取り込んでいたと思われます。

そういえば僕の知り合いのインタイムの人は
物凄く大量の音源をiPhoneに入れていました。


で、先日、ようやく重い腰を上げて
CD音源の取り込みをやることにしたんです。

時間意識の使い方は変わっていません。

面倒臭い作業の積み重ねがヤル気を減退させる一方で、
音源を取り込みたい動機というのもあります。

今回はその動機が高まったわけです。
必要性が面倒臭さを上回った、と。

フランス語のリスニング教材がちょうど1つ終わって
次のものに移ろうというタイミングだったのが大きそうです。

CDのまま聴き取りをするよりもパソコンから行うことが多いので
次の教材に取り組むためには取り込む必要がありました。

他にも今までに買っていた教材の付録のCDが残っていたのもあります。
フランス語の聴き取り練習を移動中にもできそうでしたし、
一度やったものの復習は電車の中などだと好都合だったので
一気に取り込んでしまおうという気になったんです。

このように必要性が少しずつ積み重なって
面倒臭さを上回ると、行動に移ることができる。

部屋の片づけをやるときも同じパターンです。

ある程度、本が積みあがってきた時点で整理しようとする。

典型的なやり方なんでしょう。


そして一気に音源を取り込んで、そのままの流れで
教材の整理まで一緒にすることになりました。

始めると一気にやってしまうのも良くある傾向です。

そして以前に購入した教材の中に
今の自分のタイミングにちょうど良さそうなものを発見。

良さそうだと思って購入しても、あまり取り組まずに
放ったらかしになってしまうものも時々あります。

そういうのが一気に整理するこのタイミングで
必要そうなものとして見つかってくることもあるんです。

時間の流れを先まで考えてから行動するパターンは
教材を購入するときにも、その時点の実力だけを反映せず
「いつか役に立ちそう」、「質の高いものだから使えそう」
といった先取りで買ってしまう行動とも関係するのかもしれません。

そして実際にしばらくしてから役に立ち始める。

今回は特に掘り出し物を見つけたような気分なので
その教材にも力を注いでみようと思っています。

cozyharada at 23:07|Permalinkclip!NLP | NLPの基本情報

2018年02月12日

意見が言いにくい

やっと風邪が治りきった感じがします。

喉や熱、体の痛みなどは気にならなくなっていましたが
今一つ元気がないというか、力が入らない感じがあったんです。

ジムに行ってもマシンの負荷が重く感じられる。

それがやっと風邪をひく前ぐらいの状態に戻りました。

ジムに通う頻度からして、風邪で寝込んでいる間に
さほどジム通いを長く休んだわけではありませんから、
筋力が落ちていたということは無さそうに思います。

すると、じっと大人しくしていたことで、
免疫系を優先するために何らかのエネルギー代謝が変わったのか
あるいは単純に全身が酸欠状態に近づいたのか、
筋グリコーゲンやらクレアチンやらが減っていたのかもしれません。
(詳しくは調べていませんが)

ともあれ、随分と復調に時間がかかった感じがします。

以前と比べると健康度は上がっている印象はありますが
やはり体に無理をかけると厳しいようです。

優先順位の判断をしなくてはならないんでしょう。


で、体調も戻ったということで
英語関係の勉強に足を運んでみました。

とりたてて文法を学んだりすることはなく、ディスカッションを通じて
英語のアウトプットを訓練するのが主な目的です。

マンツーマンの機会もありましたし、グループの機会もありましたが
グループになると色々と気づかされることが多いです。

1つは、話し慣れたトピックだとスムーズに話せるのに
馴染みのない話題はボキャブラリーが追いつかず
途端に発話の流暢さが落ちるケースがよく見られる、ということ。

自己紹介は流暢なのに、テーマに沿った話だと急に困り始める、とか。

これは裏を返すと、外国語に限らず
発話はアウトプットの作業に慣れているかどうかで
スムーズに話せるかどうかが決まる、ということでしょう。

日本語でも話し慣れた内容はスムーズだけど
考えながら話すと途切れ途切れになるのは当然です。

さらに外国語の場合、読んだり聞いたりして理解できる
インプットのための語彙力と、
話したり書いたりというアウトプットのときに
スムーズに思い浮かべられる語彙力とが、
かなり大きな差を持っているようです。

なので何度も発話してアウトプット慣れしていないと
言いたいことが外国語として思い浮かんでこないわけです。

一方、自己紹介のように何度も話しているものは
かなりスムーズに話せる場合がある。

ということは、自分が良く話すトピックについて
事前に自分で話す内容を決めて練習しておくと、
自然と発話のスムーズさが上がっていくだろうと考えられます。

発話慣れさえしておけばいい、という意味では
実はスピーキングはトレーニング量をさほど必要としない
意外と向上させやすい分野とも言えるかもしれません。

僕のフランス語も、言い慣れたフレーズと
そうでないフレーズとの間で大きな開きがありますから、
とにかくアウトプットのテーマを設定して
準備をしておくのが良さそうに思いました。

グループでの英語のディスカッションを通じて
自分のフランス語のレベルを把握できた感じです。


もう1つ思い知らされたのは
僕には一般的な意見がないということ。

ディスカッションですからテーマを設定して意見交換をします。
となると、当然、質問を受けることになります。

これが実に厄介です。
英語力の問題ではなく、日本語でも答えるのが面倒臭い。

あまりにも世間一般と見解がずれていたり
細かく考えすぎて意見が述べにくかったり、
場の空気を考えると自分では発言しにくくなります。

結局、あまりトレーニングになりません。

心理だ真理だと、いろいろと取り組んできたつもりですが
一般的な会話をするには不便なこともあるようです。

以前も英語のテスト対策の講座で、
「スピーキングの問題に対して深く考えすぎるから
 英語力を示す目的では流暢さが減って損をしている」
と指摘されたこともありました。

語学をやるうえでは厄介な部分です。

cozyharada at 23:20|Permalinkclip!NLP | コミュニケーション

2018年02月08日

土台作り

今、僕の中でフランス語に対する意欲が少しだけ高まっています。

主な理由は、興味の対象となる外国語が
再びフランス語に戻ってきた、ということでしょうか。

ロシア語を始めてみて、その複雑さから
関心が一時期そちらに集中していた時期があります。

大学の公開講座で受講していたため、現在は春休み中。

その分、スペイン語を再開してみたわけなんですが、
予想以上にスペイン語のクラスの進みがゆっくりなのです。

内容的には本当に初歩の部分で、僕にとっては復習的なところもあり、
忘れていたものを思い出しているような最中。
一生懸命に勉強するほど意欲が向いていないのが実情です。

その分、関心の中心がフランス語に戻ってきたようです。


そしてもう1つは、最近Youtubeの動画で
Polyglot(ポリグロット)と呼ばれる多国語を話せる人たちの会合や
彼らの外国語習得法の解説などを聞いていて、
外国語を「習得する」ということについての考えが定まった
という部分が関係しているようにも思います。

今までは、外国語を勉強していても捉えどころがなかったんです。
どこまでやればいいのか?
どれぐらいやったら習得したことになるのか?
習得と呼べるにはどれぐらいの努力が必要なのか?

そういった指標がなかった、と。

ところがポリグロットの人たちは自分なりの指標を持っています。

明らかにいくつかの言語ではネイティブに近いレベルで
どんな作業でもその外国語でこなせるところまで到達していて、
ある言語では流暢にはコミュニケーションできるけれど
複雑な議論はできない、といった事態があるそうなんです。

それでも彼らは気にしておらず、
次の言語を始めるタイミングとしては大体、
 流暢に話せて聴き取りに不自由しない
ぐらいのレベルにしているようです。

この基準が語彙力にして5000単語ぐらい。
ヨーロッパの外国語力のレベルでいうとB2ぐらい。

その上のC1となると、かなりの隔たりがあるというんです。
10カ国ぐらいを使える人たちでも。

逆に一般から見て「〇〇語が話せる」というレベルは
B2ぐらいでも十分なようなんです。

コミュニケーションとしても大きくは困らないし、
むしろこのレベルまでくると外国語を使える実感が出て
やっと不自由な感じがなくなりスムーズになる。
これが楽しい瞬間だと言います。

その先、どこまでのレベルを求めるかは必要性の問題でしょう。
その言語でアカデミックな作業や仕事ができる必要があるのか。

なければ「流暢なレベルまで習得した」ということで
別の言語を始めるという意見が多数でした。


ちなみにB2レベルは英検だと準一級ぐらいとされますが、
それは英検がヨーロッパの基準よりも読解と文法に偏りがちなので
準一級レベルでは流暢なコミュニケーションとはいかなそうです。

アウトプットの比率が高いのもポリグロットの特徴でしょう。

文法が不正確でも、語彙力が足りなくても
発話の工夫でスムーズな対応がてきる。
だから流暢に話せるわけです。

僕の英語の勉強は文法や読解に偏りが強いところから始まりました。

そのため総合点でB2レベルに達した時点でも
話せる実感は非常に乏しかったんです。

しかしその偏りをむしろスピーキング、リスニングに集めると
もっと早く流暢なレベルに到達できるようなのです。

僕のフランス語に足りないところ、
今後の外国語習得で心がけるポイントなどが見えてきた印象です。

ちょっとヤル気が高まりました。

cozyharada at 23:41|Permalinkclip!NLP | コミュニケーション

2018年02月05日

ようやく…

やっと風邪の症状が落ち着いてきました。

まだスッキリというほどではありませんが
熱や節々の痛みはなくなったようです。

残っているのは主に喉でしょうか。
ときどき咳き込むことがあります。

カサカサとした感じの、むせるような咳ですので
出そうになると抑えられず、そこが厄介なところ。
人と接する上では相手に迷惑をかけてしまいます。

それから喉をかばうように呼吸をするため
自然と呼吸が浅くなっているのも実感されます。

スッキリしない理由の1つもそれでしょう。


それにしても療養のためとはいえ、
何もしないで大人しく寝ているというのも苦しいものですね。

動かないことで体が固まってきたり
首に負荷がかかってきたりしました。

肩こりや首のコリから頭痛が出てきたりもしましたし。
(おそらく風邪の症状の頭痛とは別物です。質が違います。)

ただ横になっているだけでも症状の質の変化が感じられました。
色々な免疫の働きが動いていたんでしょう。

薬は抗生物質以外、症状を抑えるものばかりでしたから
回復に必要だったのは自然治癒力だとは思います。

途中にセミナーの仕事が入ったりすれば
回復に回せるエネルギーも減ったりするものなんでしょうか。

少し負荷をかけると風邪がぶり返す、といったことが続きました。


中でも意外と回復に実感があったのが病院です。

地元の内科医に行きました。

実は僕の印象として、ここは隠れた名医ではないかと睨んでいます。

たしかにネットの口コミ評価でも好評ではあります。
親切な感じですし、ちゃんと患者を見てくれます。

念のためとしての検査も根拠の説明とともに多めに行います。
その分、診察料は高いのかもしれませんが…。

でも僕が「名医」だと評価しているのは
そういった診断についてのことととか、
患者との言語的なコミュニケーションの話ではありません。

『この病院に行くと体が楽になる』という部分です。

薬をもらう前の段階から楽になるんです。

待合室は他の病院とも似た感じで、辛気臭い雰囲気はありますが
診察室の中は様子が違います。

これが会話で安心することによって起きるんだとしたら
コミュニケーションを通じた心理的な影響でしょう。

しかし言語的に共感するようなことは決して多くなく
むしろ素人には分からないような詳しい情報提供が多かったりします。

ですから、声のトーンや穏やかそうな人柄に安心する、など
非言語コミュニケーションの部分のほうが大きそうです。

そして推測ですが、
この先生は気功か何かをやっているんじゃないか?と。

医者としては西洋医学ですが、
東洋医学が好きそうな顔をしています。

以前などはインフルエンザが大流行の中、
医者本人がマスクをしていないことさえありました。

毎日多数の患者を相手にしながら風邪をもらわない。
それだけの健康度を維持する何かをしているのでは?と思えるんです。

そして診察が終わると患者である僕の体が楽になります。
分からない形で気功とかをやっている可能性もありそうだな、という話。

そういう意味で少し不思議な病院です。

何より、多少面倒くさくても、行ってみようという気になれるだけで
かかりつけの内科医としては重要な基準をクリアしているはずですし。

2018年02月01日

風邪が治りません

どうも調子が戻りません。

ダルさと節々の痛みが続きます。
喉の痛みは引いてきていますが、
ときどき咳が止まらないときも。

これは一応、病院に行って
喉に巣くいやすい細菌を殺すタイプの抗生物質を
もらってきたおかげではないかと思われます。

何より、インフルエンザではなかっただけでも安心。


熱は出たり下がったりを繰り返していて
症状が移り変わっていく感じです。

ただ寝て養生しているだけでも、変化はあるものなんですね。
むしろ何もしていないからこそ
変化に敏感になっているのかもしれません。

もしかしたら昔よりも体の内側の変化に敏感になっていて
体調をモニターできるようになっている可能性もあります。

以前は鈍感だったというか、気にしていなかったから
体調を変動するものとして捉えていなかっただけだろう、と。

「体調が悪い」という判断を「良い」〜「悪い」の数段階だけで
評価していたような気もします。

いや実情は「悪くない」〜「すごく悪い」ぐらいだったかも。

「体調が良い」の基準がなかったようにも思いますし、
「悪い」についても「熱があるかどうか」とか
「どこかが痛いかどうか」ぐらいしか気にしていませんでした。

今は重みや動きの悪さ、熱が籠った感じ、強張り…など
体の内側がスッキリとクリアになっていないことで
「良くない」と判断していることを自覚します。

「体調が良い」の設定値ができたんでしょう。


それはそれで体調維持にはメリットがありそうですが
ひとたび体調を崩すと苦痛が強く意識に上がって
なんとも過ごしにくくもあります。

何事も裏表ですね。

cozyharada at 23:26|Permalinkclip!NLP | NLPの基本情報
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   JR王子駅より2分
   南北線王子駅直結

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《怒りの取り扱いマニュアル》
 〜期待の手放し方と
  ゆるしの技法〜


【日時】 
  2019年7月6日(土)
     7月7日(日)
   10:00〜18:30


【場所】 
  滝野川会館

   JR上中里駅より7分
   JR駒込駅より10分
   南北線西ヶ原駅より7分

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次回未定


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《新カウンセリング講座》
 〜まとめと実践〜


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《勉強会》 

【テーマ】 変化の流れを考える

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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