2007年05月13日
無意識の目標
書店に行くと成功法則の本が沢山あります。
コーチングの本も沢山出ています。
願望実現や目標達成をテーマにしたセミナーや教材も沢山ありますし、
NLPでも目標達成のための技術を色々と行います。
なお、NLPでは目標のことをアウトカムと呼びます。
どうしたら目標が達成できるか、どうすれば願望を実現できるか、
それは大きなテーマなのでしょうね。
で、目標となる状態と現状との差が悩みごととなるわけですが、
このギャップは現在と理想の未来の差とも考えられますし、
場合によっては意識で望んでいる状態と無意識がもたらす状態の差とも考えられます。
特に、悩みとなった場合には、「こうなりたいのに上手くいかない」
というようなケースが多いと思います。
それはまさに意識と無意識のギャップに葛藤を感じている状態だと言えるわけです。
無意識は膨大なリソース(資源・役に立つもの)を持っていると言われます。
催眠療法家のミルトン・エリクソンなどは
無意識のリソースを徹底的に信頼していたようです。
無尽蔵にある無意識のリソースの中には、
それぞれの肯定的意図が噛み合わず、折り合いが取れていない組み合わせもあります。
その折り合いの取れていない感じが葛藤になり、悩みになる、と。
意識で望む目標を達成するために必要なものも
無意識には全て備えられているという風に考えるわけですが、
それにも関わらず、その目標が達成できていない現状もあるわけです。
それは、現状を維持することの肯定的意図という、
無意識にある別のリソースによるものだと言えると考えられるんです。
それらの無意識のリソースの肯定的意図に折り合いをつけてやる。
それまで衝突していた部分がスムーズに進めるようになると言えばよいでしょうか。
そのように、折り合いをつける方法、つまり葛藤を解消する方法は
心理療法にもNLPの技術にも色々とあります。
ここではその内容には触れませんが、大事なことは
無意識のリソース同士の衝突が解消され、折り合いがついてくると、
どちらも力を合わせて本来進みたかった方向へ進むようになる、ということです。
種から芽を出して、植物として成長を続けていくように。
小さな子供が自然と立ち上がり、歩き、話せるようになっていくように。
抱えている葛藤が解消されていくと、人は自然と、ある方向へ進み始めるようです。
その進む先が、無意識が導いてくれる望ましい状態だということです。
無意識が知っている目標。
それはもしかすると、生まれたときに決められた
その人のあるべき姿なのかもしれません。
無意識は、生まれたときに与えられた使命に向かって
その人を導いているのかもしれません。
内なる葛藤を解消していくこと。
自分の内側にある無意識の力を1つになるように合わせていくこと。
つまり統合すること。
それが自然な目標達成の方法の1つなのかもしれない。
最近、そのことを考え始めています。
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ご協力のほど、よろしくお願いします。
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なお、NLPでは目標のことをアウトカムと呼びます。
どうしたら目標が達成できるか、どうすれば願望を実現できるか、
それは大きなテーマなのでしょうね。
で、目標となる状態と現状との差が悩みごととなるわけですが、
このギャップは現在と理想の未来の差とも考えられますし、
場合によっては意識で望んでいる状態と無意識がもたらす状態の差とも考えられます。
特に、悩みとなった場合には、「こうなりたいのに上手くいかない」
というようなケースが多いと思います。
それはまさに意識と無意識のギャップに葛藤を感じている状態だと言えるわけです。
無意識は膨大なリソース(資源・役に立つもの)を持っていると言われます。
催眠療法家のミルトン・エリクソンなどは
無意識のリソースを徹底的に信頼していたようです。
無尽蔵にある無意識のリソースの中には、
それぞれの肯定的意図が噛み合わず、折り合いが取れていない組み合わせもあります。
その折り合いの取れていない感じが葛藤になり、悩みになる、と。
意識で望む目標を達成するために必要なものも
無意識には全て備えられているという風に考えるわけですが、
それにも関わらず、その目標が達成できていない現状もあるわけです。
それは、現状を維持することの肯定的意図という、
無意識にある別のリソースによるものだと言えると考えられるんです。
それらの無意識のリソースの肯定的意図に折り合いをつけてやる。
それまで衝突していた部分がスムーズに進めるようになると言えばよいでしょうか。
そのように、折り合いをつける方法、つまり葛藤を解消する方法は
心理療法にもNLPの技術にも色々とあります。
ここではその内容には触れませんが、大事なことは
無意識のリソース同士の衝突が解消され、折り合いがついてくると、
どちらも力を合わせて本来進みたかった方向へ進むようになる、ということです。
種から芽を出して、植物として成長を続けていくように。
小さな子供が自然と立ち上がり、歩き、話せるようになっていくように。
抱えている葛藤が解消されていくと、人は自然と、ある方向へ進み始めるようです。
その進む先が、無意識が導いてくれる望ましい状態だということです。
無意識が知っている目標。
それはもしかすると、生まれたときに決められた
その人のあるべき姿なのかもしれません。
無意識は、生まれたときに与えられた使命に向かって
その人を導いているのかもしれません。
内なる葛藤を解消していくこと。
自分の内側にある無意識の力を1つになるように合わせていくこと。
つまり統合すること。
それが自然な目標達成の方法の1つなのかもしれない。
最近、そのことを考え始めています。
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