2008年02月18日
話の聞き方のワークショップを開催します
カウンセリングや質問力に興味をお持ちの方へ
ワークショップのお知らせです。

このワークショップで目指すものはシンプルです。
『相手の言いたいことを理解するために、何を聞こうとするか』
この枠組みを身につけることを目標に据えます。
もちろん、それは1度のワークショップで身につくものではありません。
シンプルですが、極めて奥の深いものです。
相談援助の場面においては、長い年月をかけてトレーニングを続けていき
少しずつ確実にプロフェッショナルとしてのスキルを身につけていくのです。
プロフェッショナルの域に到達するのは果てしない道のりですが、
その型をしっておくことは様々な分野で役に立ちます。
そして何よりも、人の本当の気持ちを理解してくれる存在が
多くの場面で求められていると思うのです。
人は誰しも、言葉にはできない本当の気持ちを持っています。
上手く言い表せないことが多いのです。
本人すらも気づいていない本当の気持ちであったりもするのです。
だからこそ相手に理解してもらえたとき、
なんとも言えない喜びのような、ある種の満足感を得られるのでしょう。
そして、
相手の本当の気持ちを理解するのに最も大切なこと、
それは心構えや精神論でもなければ、具体的な質問法でもありません。
相手という人を理解するために必要な情報の枠組みを知ることが鍵になります。
その枠組みの中で、相手の人生を形作りながら理解していくのです。
ここに至る情報統合のプロセスに、トレーニングが求められます。
昨今、『聞く』ことの大切さは様々な場面で取り上げられています。
リーダーのなすべき事としてビジネス分野では、「LEADER」の頭文字を取って
・Listen(聞く)
・Explain(説明する)
・Assist(援助する)
・Discuss(話し合う)
・Evaluate(評価する)
・Response(責任をとる)
などと説明されることがあります。
一番重要なのが『聞く』ことだとされているのです。
では、
人の話を聞くとは、どういうことでしょうか?
聞き上手とは、どんな聞き方なのでしょうか?
確かに世の中には、話しやすい相手といわれる人がいます。
その人が、どうして話しやすい相手なのか。
それは、その人の持っている雰囲気であったり、
その人が質問によって上手く話を引き出せることであったり、
様々な理由が考えられます。
話しやすい雰囲気というのは、言葉以外のメッセージによって作られる度合いが高いはずです。
それは技術的に身につけることも可能です。
受容や共感といった心構えから表現していくこともできます。
おそらく多くの場合、カウンセリングのトレーニングとして行われる内容は
このように話しやすい雰囲気を出すことが1つの目標になっているはずです。
一方、質問によって話を広げていけば、コミュニケーションの量は増えていきます。
日常会話では、自分の意見と相手への質問のバランスがよく、
会話の途切れない状態が続くことが心地よい状態として受け取られると思います。
自分の話もしながら、相手にも興味を持ち、相手から話を引き出す。
ここで重要なのは、多くの場合に質問が自分の興味によって生まれてくる点です。
日常会話であれば、自分が知りたいことを質問しても充分だということです。
当然、相手の話したい部分に質問できたほうが相手は喜ぶでしょうが、
自分の興味から出てきた質問であっても、相手にしたら
「関心を持ってもらえた」という喜びが得られるわけです。
日常の場面であれば、相手に関心を向けるだけでも充分に良好な人間関係が期待できます。
しかし、相談援助面接という場は求められるものが違います。
介護や福祉などの場面です。
苦しみを抱えた人達を相手にするのです。
話しやすい雰囲気や、相手への関心だけで、どうにかなるものではありません。
時によっては、長々と話していられない状況もあるでしょう。
そこに求められる水準は極めて高いと言えます。
だからこそ、相談援助面接のスキルを身につけることは
多くの分野で役に立つはずです。
効果的に相手の本当のニーズを引き出すことができれば、
カウンセリング、コンサルティング、営業、接客・・・、
様々な人間関係において素晴らしい成果が得られることは想像に難くないと思います。
何よりも、相手に対して優しいのです。
この基本姿勢は揺るぎません。
質問集を覚えて、相手の発言に合わせて質問をしたり、
何かの方向性に向けて、質問で導いたり、・・・
そういったトレーニングは、このワークショップの趣旨ではありません。
質問によって、相手の思い込みを取り除こうとしたり、
相手の視点を変えようとしたりすることも一切ありません。
結果的にそうなることはあるかもしれません。
ですが、問題を解決するためのコミュニケーションではないのです。
目標達成を援助するためのコミュニケーションでもないのです。
コーチングにせよ、NLPにせよ、解決志向ブリーフセラピーにせよ、
質問によって相手が持っている答えを引き出すことが1つの目的になっています。
しかし、このワークショップの狙いは、その前の段階なのです。
『相手の本当の気持ちを理解する』
それは相手も意識できていないこともあります。
つまり、共同作業なのです。
聞き手である自分と、話し手である相手の、相互交流による共同作業なのです。
共同作業のためには、相手の情報も知らなくてはなりません。
だから質問するのです。
そして、相手の何を知る必要があるかという枠組みが、その基盤になります。
『どう聞くか』とか『どういう質問をするか』ではありません。
『何を知ろうとするか』が前提です。
もしかすると「人はそんなに枠組みに当てはめられるものでない」と思われたり、
「マニュアルに沿って質問をしようということか?」と思われたりしたかもしれません。
ここで提案する枠組みは、非常に本質的で抽象的なものです。
別の表現にすれば、
『ある人の人生を理解するための多次元の座標軸』
といった言い方でもいいかもしれません。
その枠組みに沿って情報を引き出そうと質問をしていれば
時間はいくらでもかけられるはずです。
枠組みの中で把握したい内容を聞き手が理解するために
様々な質問が必要になることでしょう。
ただ、その質問は自然と出てくるようになるはずです。
『何を知りたいか』が明確になっているわけですから。
最後に、ワークショップへご参加いただく際の注意事項をお伝えします。
・基本的にどのような方でもご参加可能です。(経験は問いません)
しかし、この場でご自身の悩みを解消したいという方はご遠慮ください。
・個人的な内容をお話いただくことがありますので、
他の参加者のプライバシーを守れない方はご遠慮ください。
・地味なトレーニングを積み重ねます。
楽しいワークショップをご希望の方は、別の機会をお待ちください。
真面目で、時に単調でもあるスキル・トレーニングです。
自分と向き合った時のような満足感や、目標へ向かう意欲の高まりなどは期待できません。
場合によっては、自分自身のコミュニケーションのパターンや
今まで意識していなかった課題に気づくこともあるかもしれません。
それを糧として、ともに学んでいく意欲のある方のご参加をお待ちしています。
開催要項は以下の通りです。
【日時】 2008年 3月20日(木・祝)
9:30〜16:30 (30分程度、前後する場合があります)
【場所】 都内会場(お申し込みの方に後日ご連絡いたします)
【参加費】 7,000円
【お支払い】お申し込み後にご連絡いたします
トレーニングの効果を考えて少人数制で行いますので
定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。
お早目のお申し込みをお薦めいたします。
終了しました
ワークショップのお知らせです。

このワークショップで目指すものはシンプルです。
『相手の言いたいことを理解するために、何を聞こうとするか』
この枠組みを身につけることを目標に据えます。
もちろん、それは1度のワークショップで身につくものではありません。
シンプルですが、極めて奥の深いものです。
相談援助の場面においては、長い年月をかけてトレーニングを続けていき
少しずつ確実にプロフェッショナルとしてのスキルを身につけていくのです。
プロフェッショナルの域に到達するのは果てしない道のりですが、
その型をしっておくことは様々な分野で役に立ちます。
そして何よりも、人の本当の気持ちを理解してくれる存在が
多くの場面で求められていると思うのです。
人は誰しも、言葉にはできない本当の気持ちを持っています。
上手く言い表せないことが多いのです。
本人すらも気づいていない本当の気持ちであったりもするのです。
だからこそ相手に理解してもらえたとき、
なんとも言えない喜びのような、ある種の満足感を得られるのでしょう。
そして、
相手の本当の気持ちを理解するのに最も大切なこと、
それは心構えや精神論でもなければ、具体的な質問法でもありません。
相手という人を理解するために必要な情報の枠組みを知ることが鍵になります。
その枠組みの中で、相手の人生を形作りながら理解していくのです。
ここに至る情報統合のプロセスに、トレーニングが求められます。
昨今、『聞く』ことの大切さは様々な場面で取り上げられています。
リーダーのなすべき事としてビジネス分野では、「LEADER」の頭文字を取って
・Listen(聞く)
・Explain(説明する)
・Assist(援助する)
・Discuss(話し合う)
・Evaluate(評価する)
・Response(責任をとる)
などと説明されることがあります。
一番重要なのが『聞く』ことだとされているのです。
では、
人の話を聞くとは、どういうことでしょうか?
聞き上手とは、どんな聞き方なのでしょうか?
確かに世の中には、話しやすい相手といわれる人がいます。
その人が、どうして話しやすい相手なのか。
それは、その人の持っている雰囲気であったり、
その人が質問によって上手く話を引き出せることであったり、
様々な理由が考えられます。
話しやすい雰囲気というのは、言葉以外のメッセージによって作られる度合いが高いはずです。
それは技術的に身につけることも可能です。
受容や共感といった心構えから表現していくこともできます。
おそらく多くの場合、カウンセリングのトレーニングとして行われる内容は
このように話しやすい雰囲気を出すことが1つの目標になっているはずです。
一方、質問によって話を広げていけば、コミュニケーションの量は増えていきます。
日常会話では、自分の意見と相手への質問のバランスがよく、
会話の途切れない状態が続くことが心地よい状態として受け取られると思います。
自分の話もしながら、相手にも興味を持ち、相手から話を引き出す。
ここで重要なのは、多くの場合に質問が自分の興味によって生まれてくる点です。
日常会話であれば、自分が知りたいことを質問しても充分だということです。
当然、相手の話したい部分に質問できたほうが相手は喜ぶでしょうが、
自分の興味から出てきた質問であっても、相手にしたら
「関心を持ってもらえた」という喜びが得られるわけです。
日常の場面であれば、相手に関心を向けるだけでも充分に良好な人間関係が期待できます。
しかし、相談援助面接という場は求められるものが違います。
介護や福祉などの場面です。
苦しみを抱えた人達を相手にするのです。
話しやすい雰囲気や、相手への関心だけで、どうにかなるものではありません。
時によっては、長々と話していられない状況もあるでしょう。
そこに求められる水準は極めて高いと言えます。
だからこそ、相談援助面接のスキルを身につけることは
多くの分野で役に立つはずです。
効果的に相手の本当のニーズを引き出すことができれば、
カウンセリング、コンサルティング、営業、接客・・・、
様々な人間関係において素晴らしい成果が得られることは想像に難くないと思います。
何よりも、相手に対して優しいのです。
この基本姿勢は揺るぎません。
質問集を覚えて、相手の発言に合わせて質問をしたり、
何かの方向性に向けて、質問で導いたり、・・・
そういったトレーニングは、このワークショップの趣旨ではありません。
質問によって、相手の思い込みを取り除こうとしたり、
相手の視点を変えようとしたりすることも一切ありません。
結果的にそうなることはあるかもしれません。
ですが、問題を解決するためのコミュニケーションではないのです。
目標達成を援助するためのコミュニケーションでもないのです。
コーチングにせよ、NLPにせよ、解決志向ブリーフセラピーにせよ、
質問によって相手が持っている答えを引き出すことが1つの目的になっています。
しかし、このワークショップの狙いは、その前の段階なのです。
『相手の本当の気持ちを理解する』
それは相手も意識できていないこともあります。
つまり、共同作業なのです。
聞き手である自分と、話し手である相手の、相互交流による共同作業なのです。
共同作業のためには、相手の情報も知らなくてはなりません。
だから質問するのです。
そして、相手の何を知る必要があるかという枠組みが、その基盤になります。
『どう聞くか』とか『どういう質問をするか』ではありません。
『何を知ろうとするか』が前提です。
もしかすると「人はそんなに枠組みに当てはめられるものでない」と思われたり、
「マニュアルに沿って質問をしようということか?」と思われたりしたかもしれません。
ここで提案する枠組みは、非常に本質的で抽象的なものです。
別の表現にすれば、
『ある人の人生を理解するための多次元の座標軸』
といった言い方でもいいかもしれません。
その枠組みに沿って情報を引き出そうと質問をしていれば
時間はいくらでもかけられるはずです。
枠組みの中で把握したい内容を聞き手が理解するために
様々な質問が必要になることでしょう。
ただ、その質問は自然と出てくるようになるはずです。
『何を知りたいか』が明確になっているわけですから。
最後に、ワークショップへご参加いただく際の注意事項をお伝えします。
・基本的にどのような方でもご参加可能です。(経験は問いません)
しかし、この場でご自身の悩みを解消したいという方はご遠慮ください。
・個人的な内容をお話いただくことがありますので、
他の参加者のプライバシーを守れない方はご遠慮ください。
・地味なトレーニングを積み重ねます。
楽しいワークショップをご希望の方は、別の機会をお待ちください。
真面目で、時に単調でもあるスキル・トレーニングです。
自分と向き合った時のような満足感や、目標へ向かう意欲の高まりなどは期待できません。
場合によっては、自分自身のコミュニケーションのパターンや
今まで意識していなかった課題に気づくこともあるかもしれません。
それを糧として、ともに学んでいく意欲のある方のご参加をお待ちしています。
開催要項は以下の通りです。
【日時】 2008年 3月20日(木・祝)
9:30〜16:30 (30分程度、前後する場合があります)
【場所】 都内会場(お申し込みの方に後日ご連絡いたします)
【参加費】 7,000円
【お支払い】お申し込み後にご連絡いたします
トレーニングの効果を考えて少人数制で行いますので
定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。
お早目のお申し込みをお薦めいたします。
終了しました





